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第20回:Hult 8th WeekーAuthentic Leadership III : Personal Influence |地方スタートアップ起業家の挑戦

こんにちは、マークです。先月、遂にHultの春学期が終わりました。入学して半年経過して、MBAに挑戦する前から思っていたように、薄く広く様々なトピックを学べる機会だなぁと改めて思いました。自分の足りない知識を認識して、その後深ぼるのは自分自身で別途というのがマストな印象です。

パーソナルインフルエンスって、授業はどんな内容だったのか?

最後のコースは、Dr. Amanda Nimon-Petersが担当教授でした。Authentic Leadership IBusiness Insight Through Dataも担当された方で、今回のコースは「働く上でどのように相手に影響力を発揮できるか?」という長年研究された研究テーマをMBA生のために書籍にするくらい注力されている領域でした。

内容としては、書籍の「Working With Influence: Nine principles of persuasion to accelerate your career」にある9つの原則をロールプレイなどを行なって理解を深めていく感じでした。200くらいの論文を参照しているくらい科学的に検証を多くされた9つの原則ですが、結構無意識に実践できていたりすることもあるかと思います。ただ、TPOに合わせて意識的に確実に正しい原則の使い方ができるようになるには、意識して練習をしないと難しいと私は感じましたね。

原則1:Status
原則2:Social Imitation
原則3:Affiliation
原則4:Value Framing
原則5:Effort
原則6:Reasoning
原則7:Inertia
原則8:End-Goal Focus
原則9:Execution

例えば、原則1:Statusは、社会的ステータスや社内で上の役職者の人たちが周囲の人に影響力を行使している中で、「自身の相対する人がそういう人だった場合にどのように自身は影響力を発揮できるか?」ということを考えます。例えば、交わされるトピックについて自身の専門性が高ければ、それをきちんとアピールすることで自身の相手に対する影響力を高めることができます。

この例が分かりやすいと思いますが、結構多くの社会人はこれ実行できていると思うんですよね。ただ無意識にやっているケースが殆どで、相手のステータスや状況に応じて、意識的にどのステータスをTPOに合わせて押すことができている人はかなり少数派な気がします。

他の原則もそうですが、普段無意識に影響力を発揮するためにやっていることってたくさんあるんですよね。ただ、それぞれを命名して、正しく効果的に使うことの重要性を再認識できました。(ボクシングする前に、拳の握り方もわからずに何となくジャブやストレートを打っていたのと一緒の状態ですね。笑)

パーソナルインフルエンスって、授業はどのような感じだったか?

授業としてはロールプレイが多かったですが、もう少し様々なビジネスセッティングでロールプレイや教授自身のビジネス上での9つの原則の活用方法を詳しく聞きたかったです。

宿題も同様ですね、ビジネスセッティングでの原則活用を問いとして設けて、採点というよりもフィードバックを教授にもらえた方がより有意義だったかな、と。

9つの原則が頭に完全にインストールされて、常に人と会話をするときにどの原則を活用するかを考えられるようになったので、これからも練習を続けてマスターしていければと思います。子供が中学生くらいになったらこの本をベースにして、子供にも他者への影響力の発揮の仕方を教えられるようになりたいです。笑