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16・お客さんのような人たち

これは現在準備が進行中のd韓国JEJU島プロジェクトのみんなに、主に向けて書いています。

コロナウイルスなどの影響から、最後の仕上げ的な仕事や、もっともっと打ち合わせしなくてはならないことが、現地にも行けず、会って顔を付け合わせ、昼や夜には食事やお酒を飲みながら話そうと思っていた割と重要なことがなかなか伝えられない状況になったからである。

一つ、前提として伝えたいのは、

私たちはホテルをやるのではない。店や飲食店をやるのではない、ということです。

私たち(D&DEPARTMENT)がやることは、

ホテルのようなもの・ショップのようなもの
飲食店のようなものを、作りながら、・お客さんのような友人と、
その土地に長く続く素晴らしいその土地の個性を未来に向けて伸ばしていく。

という本題に取り組むということです。それが実際の私たち「d」の個性となり、特徴となっていくと思うのです。

その前提を持って考えていたことは、

・やりながら、お客さんのような利用者のみんなと、作り上げていく。

ということです。もちろん、サービスを提供し、お金を頂くので基本的な基本は、心得ておかなくてはなりませんが、そこに一生懸命になり、本来やりたかった今、書き出しているようなことが楽しく出来なくなるのでは、もったいないし、残念です。楽しみながら新しいことを発見していく。なので、お客さんが、自身を「お客様」だと考えていると、いろんな世の中にある見たことのあるホテルやレストラン、ショップに近づいていきます。そんなことはそもそも、やりたくないのです。
なので、私たちはサービス提供者ではありますが、

・お客さんのような皆さんと一緒に考える人でもあります。

つまり・私たちの個性を伝えることは重要です。
その私たちというのは、この韓国JEJUプロジェクトでは、主宰する「 ARARIO JEJU」であり、そもそもこのプロジェクトが誕生した大きなきっかけとなった「MMMG」というデザインチームの2社の個性、そして、僕、ナガオカケンメイが主宰する「D&DEPARTMENT PROJECT」の個性の計3つが合わさり、展開していかなくてはいけないと思います。

僕がパートナーを選ぶとき、もっとも大切にしているのは「センス」です。ここで言うそれは、いわゆる世間一般的なものと少し違うかもしれませんが、例えば、いま、何をすべきか、とか、JEJU島で可能性が伸び悩んでいるものに対して、どんな「アイデア」を注ぐのか。その「センス」です。
ここで言う「センス」は「行動力」も「資金力」も伴わないと実行できません。
なので、

・自分たちの土地の可能性を、自分たちの「センス」で発展させたい。

という強い気持ちがないと、一緒にはできません。ということで

・商売の前にアイデアがある。

それが「D&DEPARTMENT」だと思っています。

・「売れる」から売るのではなく「売りたい」から売る。

それをなんとなくわかってくれそうな人たちとやっていく。それが「D&DEPARTMENT PROJECT」であり、D&DEPARTMENT JEJU by ARARIOです。なので当然ながら、不特定多数の知らない人たちを「お客様」と考えることをしていると、私たちがやりたいことは、できません。何かJEJUの可能性を伸ばそうと考えていても、お客さんが「お客様」の意識で私たちに、既存のサービスを求めてくる相手ならば、本来やりたいことが出来ない。

これは私たちにとっても、お客さんのような人にとっても良いことではないです。
ここは

・私たちと、お客さんのような皆さんとが使う大きな家。

家にはサインもなければ、注意書きもありません。それを実際に行いたいのです。3階に何があるか、トイレはどこにあるか。聞かれたら答えましょう。友達の家に行ってトイレを借りるときのようにです。
お客さんのようなみなさんには、ぜひ、建物やスタッフ、料理人など関係者を紹介しましょう。そして、建物内を出来るだけご案内しましょう。次にその方が新しい友人を連れて来た時は、きっとその方が新しい方に案内をかって出てくれるでしょう。そして、最後に

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