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「傷つけられた!」「オマエは最低な女だ!」モラハラ加害者のとる『被害者ヅラ』


モラハラを受けたことのある方は、きっと
「そうなのよ〜〜〜!!」と頷かれると思います。

モラハラ加害者は、自分が相手を攻撃しているにも関わらず、

攻撃された!

自尊心を傷つけられた!

オマエはなんて酷いやつなんだ!


と、被害者ぶる恐ろしい『必殺技』を持っています。

本人としては、本気で自分を被害者だと思い込んでいるので、

演技に見えません。


だから、モラハラを受けているこちらが

自分が加害者ではないか?

と思うような錯覚を覚えてしまうことが起こったりすることもあります。


実際、モラハラ被害を受けている方は、
あまりにも相手が被害者ヅラをするので


私も彼を傷つけてしまったのだと思います。
私が悪かったのかもしれません。
私の方がモラハラなのでしょうか?

と、自分自身を責めてしまう方も少なくありません。


ですが、

自分が悪いのかもしれない、
自分がモラハラかもしれない、

と思っている人は、まずモラハラではありません。

なぜなら、相手に対して共感し、
自分も悪いのかもしれない、

と、自分を客観視できる視点を持ち合わせている時点で

あなたはモラハラはできない人なのです。


なぜモラハラ加害者は、あなたを攻撃できるのか?

それは、あなたがこれをされたら(言われたら)どんな気持ちがするのか?

ということに、全く共感できないからなのです。

モラハラ加害者や、自己愛者(ナルシシスト)に共通して言えることですが、

彼ら(彼女ら)には、共感性というものが全くありません。


むしろ、これをしたら(言ったら)相手は傷つくに違いない!

という悪意を持ってモラハラをしています。


モラハラをする人は、

自分が相手を傷つけていることをわかってやっているのです。

相手が傷つく言葉をよ〜く知っているのです。


それでもなお、、

オレにここまで言わせるオマエが悪い!


という認識なのです。

今起こっている状況の原因が相手にあれば、
自分の今している言動は正当化されるのだ、という独自の思考をしています。


自分のどんな酷い言動も、
その原因は相手にある(自分には非がない)と盲信的に信じ込んでいるので

オマエがそんなことをしなければ(言わなければ)
オレはこんなことをしていない。

(原因を作ったのはオマエだ!)

だから、オレは悪くない。オマエが悪い!

となるのです。


これは、モラハラに共通する思考パターンです。

面白いほどに、皆、同じ思考をしています。


自分を正当化するために、すべての責任を押し付ける人が必要なのです。

それが、ターゲットですね。


自分を客観視できる人であれば、

自分にも悪いところがあったんじゃないか?

と、一歩引いて考えることができます。


ですが、モラハラ加害者本人は、

そういう視点が欠落しています。

脳裏にもよぎらないのです。


だから、こちらが

「私にも悪いところがあったと思うし、あなたにも悪いところがあったと思う。」


と、極めて中立的な意見を述べたとしても、

彼らには決して届かないのです。


彼らには、そんな中立的な言葉は、

『責任転嫁』や『自分への攻撃』としか思えないのです。


モラハラ加害者とは話し合いができません。

話し合えば分かり合える!分かってくれる!

というのは残念ながらあなたの幻想に終わります。


自分の都合が悪くなれば

「オマエとは話にならん!」

「なんでもかんでもオレが悪いんだろ?もうそういうことでいいよ。」


と、開き直りが始まります。

そして、自分を攻撃した!オマエは酷いヤツだ!

と被害者ヅラして騒ぎ立てるでしょう。


なぜ被害者ヅラが得意なのか?


答えは簡単です。

自分のモラハラを正当化するためです。


モラハラ加害者は、あなたを攻撃することによって

ある種のエネルギーを得ています。(自己陶酔的供給)


エネルギーを得るための攻撃を、自分のせいではなく
相手のせいにすることで

正当防衛という状況を作り出しているのです。


歩いているときに突然人に殴りかかろうとしたら罪になりますよね?

でも、相手が自分を襲ってきたということであれば、
相手への自分の攻撃は正当化されます。


つまり、相手が悪いからオレは応戦しただけなのだ!

という正当防衛を作り出すために、被害者ヅラをするのです。


自分の言動は、いつでも『正しい』としたい人たちなのです。


本気でそんなことを思っているので、話し合いなどできるはずがありません。

モラハラの果てに別れたとしても、

あなたは、自分を攻撃するだけして去っていった”裏切り者の酷い女”であり、

自分は、こんな酷い状況に追い込まれた”可哀想なオレ”なのです。


どこまでいっても、彼らはこんな人。


さて、こんな人たち・・・あなたならどうしますか?!

私ならこうアドバイスします。

まず、自分と同じ人間だと思うことを捨ててください、と。



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