スケッaチ

新しいと新鮮さは違う。オトナに!の福嶋麻衣子×坂部三樹郎の対談が面白かった

いとうせいこうとユースケ・サンタマリアの「オトナに!」という番組が好きです。

もともとは、「オトナの!」って番組だったんですけど、同じ立て付けでテレビ局が変わるっていう異例な番組でもあって、それを含めて好き。

それで、毎回ゲストたちといとうせいこうとユースケ・サンタマリアがあーでもないこーでもない話をするんですが、福嶋麻衣子×坂部三樹郎の回は3回は見直すと思うほど良かったです。

福嶋麻衣子さんは、通称もふくちゃんと呼ばれていて「でんぱ組.inc」とかいろいろなアイドルのプロデューサーをしている人。

坂部三樹郎さんは、MIKIOSAKABEってファッションブランドをやっているデザイナー。でんぱ組の衣装は坂部さんが作っているんだとか。

もふくちゃんが語る、今のアイドルの話も良かったけど、一番良かったのは、坂部三樹郎さん話。

覚書程度のメモを備忘録に載せておきます。

人は質感でしか覚えていない
人やモノを思い出すとき、詳細に思い出せるわけではなく抽象的に思い出す。例えば、人の顔を思い出すときや、その人が来てた服を思い出すときに、詳細には思い出せなくて、抽象的に思い出すはず。僕は、人がパッと言われた時に思い出すものを形にしたい。抽象的な質感をだす。そこが本質じゃないか。

人は新鮮なものが気になる
それは美しいものじゃない
新鮮なものと美しいと新しいは違う
新しいは価値の変換だから脳で考えた概念
鮮度は五感に近いから理由がよくわからない
新鮮さは時代との関係性
何が新鮮かを常に考える
人は、寄り道した瞬間に生命に戻る
何かに向かっているときは人は単純な行動をとる
それはロボットでもできる


公式じゃなさそうなYouTube紹介するのもあれだけど、放送内容はここから見れます。

https://www.youtube.com/watch?v=dcU31pBDhN4

ありがとうございます!!!