【新しいライブ動画アップしました！「初の歌モノ！」】

こんにちは！
流れるイオタです。
涼しい日々が続きます。いよいよ秋の到来か。
なんだか切なくなります。

先日の、代官山晴れたら空に豆まいてさんでのライブの演奏の中から、動画をアップしました。
「16days」というシットリした中にもエモーショナルさのある曲です。
インストゥルメンタル(歌の無い音楽)を演奏するわれわれにとって、初の歌モノの曲です。

歌詞がついても、コンセプトである「映画を観ながら、物語が進んでいくような音楽＝シネマティックミュージックを演奏する。」というところは同じ！
「映像」が加わって、より世界観が感じられるようになったイオタのライブにお目をお貸し頂けたら幸いです。

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「16days」　ライナーノーツ
どこか遠くへ行ったら見えるものがあるんじゃないかと思って、
わずかに希望に溢れて、わずかに迷いながら、知らない街を歩いていた。

またいつ迫ってくるか分からない暗闇への、恐怖。
距離感に折り合いを付けていく作業を知る、孤独。
そんなものを抱えてしまったとき、決して自分に負けたりしない嘘をつかない生き方をする、と決めて離れた場所を目指した。

着いたその先は、夕暮れから夜になっていって雨が降ってくる。
私の一部はその場所から動けずにいる。

「行きたくないよ。」 だからそう思って、ほんのしばらく時間が止まった。

ふと街の窓からあたたかい光が溢れてきたのを見て、
大事なものは、もう既にあった事を思い出す。

たぶん簡単には幸せになれないのだ。歩くほうを選択してしまっているのだ。

どれだけ遠くに足を運んでも、そこが楽しいのは「非現実」だから。
自分の根幹にあるものはどこでだって同じなんだ、と気付かされる。

「行って!!」その一言が耳に届き、弾かれたように駆け出した。

大事なものがある。向き合う「現実」がある。
だから、明日帰ろう。

気持ちさえあれば いずれ進むべきところへ進める。

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