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大学生3.0!日本の教育システムに打ち勝つ3つの軸とは?

どうも、”1人でご飯を食べるときでもいただきますは欠かさない派”のナガシマ(@jinnagashima)です。

今回は、日本の教育システムの問題点とそれに対する対処法をまとめました。

系統主義的な日本の教育とは?

学校の教育方法は主に2つに方針に分かれます。

アメリカを始めとした海外の学校に代表的な方法が経験主義の教育課程。

経験主義では自発的な学習を促すようなアクティブな授業が展開されます。

そして日本に特有の受動的な教育課程が系統主義です。

系統主義では十分な知識は定着する一方で創造性が失われてしまいがちです。

正直なところ、どちらの教育方法も一長一短と言えます。

しかし、ただでさえシャイな日本人の消極性と受け身な系統主義が重なっているという現状に大きな問題があるのです。

- 系統主義教育のデメリット -
・暗記メインだから理解力が育たない
・創造性や積極性を発揮しにくい
・対話力や交渉力を養う機会が少ない

スピーキングの比率がわずかでほとんど読み書き重視の英語教育はまさにこの典型的な例と言えるでしょう。

日本人はあんこのないパン?

日本人は将来の夢について聞かれるとたいてい何かの職業を挙げてから答えます。

しかし、アメリカ人に質問した場合「ビッグになりたい」や「大金持ちになる」といった抽象的な答えが返ってくるのです。

これは日本人にとって人生における幸福と仕事が密接に結びついているということに他なりません。

では日本人とアメリカ人のこうした境目には何が隠されているのでしょうか?

それはズバリ、目的と根拠を持っているか否かでしょう。

日本人は明確な目標や根拠の模索を途中で止めてしまいがちです。

それゆえに根拠というあんこがないまま、漠然とした味のない人生というパンの中を放浪するハメになります。

これがあんこのないパンたる所以です。

この傾向は系統主義教育による自発性の損失と深く関わっているでしょう。

3つの軸で学習能力は飛躍する

- 学習能力が飛躍する3つの軸 -
①セレンディピティの精神
②PDCAサイクルの実践
③コーチングの認識

日本では多くの学生が系統主義教育の渦中にいます。

受動的な授業に対する不満を持った学生の気持ちはよくわかります。

ですが、日本の教育システムに変革が訪れるのはあと何年後だと思いますか?

現在の私たち学生に残された選択肢は2つです。

効果的でリターンの大きい1つの選択肢は海外に留学をして1年以上そこに身を置くこと。

そして最も現実的で今すぐ実践できる選択肢は、日本の教育に打ち勝つスキルを身につけることです。

もちろん両方の選択を得ることも可能ですが、世界のどこにいても役立つのは後者でしょう。

なぜならば、日本は系統主義教育においてトップの国だからです。

セレンディピティから利益を逆算

セレンディピティとは一言で表すと「偶然の幸運」という意味です。

そして未来のある時点で授かる幸運を考慮すると、今無駄のように思えることが実は重要な資産であるという理論がセレンディピティからの逆算です。

大学生であれば全く興味はないけれど卒業するために履修しなければならない必修科目がありますよね?

ではなぜ学びたくもない科目を大学側は学ばせようとするのでしょうか?

それは生徒が様々な分野に触れることで可能性の枝を増やし、また一方で自分が本当にやりたいことにいち早く辿り着けるよう導くためです。

授業や先生の話がつまらないとしてそのまま放置し時間を浪費するのか。

授業内容が退屈でも教材やデータを参考に学習し可能性の幅を増やすのか。

実際のところ、後者の方法で培った知識が素敵な出会いや大きな仕事を引き寄せるということは世界中で起こっています。

あなたもセレンデピティの精神で授業に励み、周りより一歩先を歩んでみてはどうでしょうか?

言動と行動は一致しているか?

系統主義の教育課程でも明確な根拠や目的を持って望めば結果は必ず返ってきます。

ですが、言葉だけで行動が伴ってない人はそれに該当しません。

自分の行動にプレッシャーをかけるという意味で目標や夢を公言すること自体は悪いことではないです。

しかし多くの人の場合、結果不足に陥ったために白い目で見られたあげく徐々に信頼を失っていくのが通例です。

もちろん不言実行と言う手段もありますが有言実行に伴う信頼の価値は計り知れません。

そこで、十分な結果と厚い信頼を得るためにはPDCAサイクルを用いて計画的に目標達成するスキルが鍵となります。

- PDCAサイクルとは? - 
①Plan(計画)
②Do(実行)
③Check(評価)
④Act(改善)

まずは計画ですが、具体的な目標を紙に書いたあとさらにスマホにもメモしておきましょう。

意識する回数に比例して目標達成に対する脳内のイメージが強くなります。

次は具体的な数値を利用して計画を実行に移しましょう。

数字は嘘をつかないので不動の自信につながります。

その後はすぐに計画に対する実行度合いを評価しましょう。

ブログやSNSを通じて数値を公表し、いつでも振り返られるようにレポート化しておくのがコツです。

そして最後に改善です。

友人や教授から意見をもらうなどして客観的な改善方法を探るといいでしょう。

ティーチングとコーチングの違い

系統主義教育における授業がつまらないのはなぜだと思いますか?

これには学問に対する生徒の姿勢と教師の置かれているポジションが関係しています。

授業内容に関心がない生徒と彼らにある程度までは単位を取らせなければならない教師。

この結果、問題に対する答えをすぐに教えてしまう教育がはびこってしまうのです。

人は感動が伴った気づきやひらめきを原動力に学習の楽しさを味わいます。

日本の学校教育ではただ教えるばかりのティーチングがメインだと思いませんか?

答えに辿り着くために上手にヒントを与えるようなコーチングはあまり実践されていないのです。

あなたが何かを学ぶ立場ならコーチングをしている教師を選んでください。

そしてあなたが何かを教える立場にいるならば、すぐに答えは教えずにヒントを与え続けましょう。

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