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几帳面な人が高級ノートを使うと本末転倒になる

紙のノートに書き出す本来の目的。
それはきれいに扱うことではない…
そんな気づきの話しです。

大雑把の代表選手、O型。
(言い方に語弊があったら失礼w)
父はO型ながらA型並の几帳面さがあった。

わたしはB型。
そう、やたら自己中と言われるやつ。
(これでイーブンねw)
父の几帳面さをわたしはモロに受け継いだ。

子供の頃からそれは発揮していた。
モノを雑に扱うことがきらいだった。

教科書の扱い方。
ノートの書き方。
とにかく汚さないようきれいに扱っていた。
きれいに書くようにしていた。

大人になってからも書籍や雑誌に折り目をつけずに読んだ。
わたしが売る中古本は、書店に並ぶ手前やいちばん上の本よりきれい。
新品同様と言い切れるほど。

それに加え紙のこだわりが強い。
そのため、ノートの紙質にやたらうるさい。
使うペンもしかり。

紙だからこそ叶うノート。
まだまだデジタルに劣らないと思っている。

シンプルな装いの365デイズノート。
紙モノ好きとして相当前に入手していた。

A5、A6、両方持っているが、使いはじめると早い段階で飽きてしまった…

理由は紙質。
トモエリバー(ほぼ日手帳の用紙、他)じゃないから。
個人的な好みの問題。
書き心地がすきじゃない。
ペン問題が解決しない。
結果、書きたくなくなる。

モレスキンも同じ理由で使わなくなった…

現在使用中の手帳やノートは、ほとんどがトモエリバーのもの。
システム手帳リフィルもレイメイ藤井。
勉強用にはトモエリバーのルーズシートを使っている。

SAKAEテクニカルペーパーのトモエリバーノート(旧品のため在庫限り)を持っている。
このノートになんでもかんでも書くようにしていたら、見返す頻度の多いレシピが埋もれてしまっていることに気がついた。

使っていない365デイズノートを使ってみるか…と引っぱりだしてきた。
食材の管理とレシピを365デイズノート、その他をトモエリバーノートに。
そう決めて使用開始。

ある日の朝、365デイズノートを開いていたときに食以外のことが浮かんだ。
すぐさま書きたかった。

あれはあっち、これはこっち…
いちいちノートを分けること。
それにトモエリバーノートには専用のペンで書いていたのでそれも邪魔くさいな…と。

この使い方が功を奏したのか気楽に書けることがわかった。
いい意味で雑に、バシバシと殴り書きができるようになった。

トモエリバーノートは愛してやまない。
だけど高価なノートに分類されるために、使いながらも常にもったいない気持ちときちんと使いたい欲が無意識に働いていたような気がする。

書きまちがえたら修正テープでチマチマ直すんじゃなくて、ジャジャッと消してそこに気を取られることなく書き出すことに集中できる
これが本来のノートの使い方。

どうしても几帳面さが出てしまい、きれいに書こうとしたり書き方に気を使ってしまう…
これでは本末転倒。

365デイズノートも決して安いノートではない。
だけどトモエリバーノートほどの気使いをせずに使えることがわかった。

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