見出し画像

新規事業立上げのAI活用 (DALL·E 3を使ってみた)

こんにちは。ドクターメイトの永妻です。

この記事はドクターメイト《秋のnote大運動会 2023》9日目の記事です。
記事一覧は下のリンクから。

新規事業立ち上げとAI

今日は、新規事業の立上げでAIを使えそう、という話をします。

ドクターメイトに新規事業専門部署が爆誕

介護業界には課題がたくさんあり、1つや2つの事業で解決できる課題は介護業界の中でもごく一部です。

ということで、2023年からドクターメイトでは、主に新規事業の立ち上げを行うためにインキュベーショングループという部署が立ち上がりました。
立上げ時は自分を入れて2名、現在でも3名と、かなり少数精鋭な部署です。

さて、新規事業の立上げよう!といっても、闇雲にやっていては再現性がないので、インキュベーショングループでは、UX戦略という本の内容をベースに事業立上げを進めています。

この本は、タイトルのとおりUX(ユーザーエクスペリエンス)の本ですが、革新的なプロダクトをつくるためのフレームワークが紹介されており、新規事業の立ち上げにも大変参考になる内容になってます。

新規事業立上げのプロセス、ストーリーボード作成

本の中で紹介されている新規事業立上げプロセスの一つに、ストーリーボードの作成というのがあります。

ストーリーボードは、プロダクトがユーザーにとってどのように役立つかを画像を使ってナラティブ(物語風)に示したものです。
ストーリーボードを使うことで、社内メンバーや社外の関係者にも、実現したい世界を想像してもらい、コミュニケーションがより円滑になります。

どんな感じのものかは、実際に見た方が早いと思うので、ドクターメイトの夜間オンコール代行でストーリーボードを作ってみました。

夜間オンコール代行のストーリーボード

介護施設の施設長は看護師が不足して困っているときに、ドクターメイトの夜間オンコール代行を見つけ、導入することにした
導入後、夜勤の介護職は施設の看護師を起こすことなく不安なときは何でも相談できるようになった
相談後にドクターメイトから送られてくるレポートは、救急要請や翌朝の申し送りにも役に立っている
施設の看護師はオンコール待機の負担から解放され、オンコールなしの募集によって新しい看護師も採用できた

…と、こんな感じでしょうか。
ドクターメイトのオンコールは電話をかけるだけなのですが、アプリを使うサービスなら、画面のイメージなどもストーリーボードに盛り込みます。

画像次第で見る側のイメージも変わってきますので、この画像は結構重要です。

このとき、画像はストックフォトのサービスを利用することが多いですが、世の中にない革新的なサービスなので、なかなかイメージに近い画像が見つからないんですよね。

そんな時に役に立つのがAI。
ということで、もうお気づきとは思いますが、上で使用した画像は、すべてDALL·E 3というAIで生成しました。

DALL·E 3 とは

DALL·E 3 は、ChatGPTと同じOpenAIが提供する画像生成AIです。
前のバージョンである、DALL·E 2から大きく進化し、この10月にChatGPTの有料版から画像生成が可能になりました。

ストックフォトには日本の介護施設をイメージした画像って意外と少なくて、良い画像が見つからなかったのですが、AIに依頼すればイメージに近い画像の候補を4つ作成してくれます。

良い感じの画像があればそれをダウンロードできますし、良いのがなければ、より詳細な条件を付け加えて何度でも再依頼が可能です。

近しい画像を探す時代から、ドンピシャな画像を生成する時代の到来です。
ChatGPTの登場からめまぐるしく進化するAIの世界ですが、AIを適切に利用しながら、自分に合った使い方を見つけていきたいですね。

まとめ

ちなみに、この記事のトップ画像は、CanvaのテンプレートにDALL·E 3で生成したイラストを追加したものです。
それぞれのツールの強みを組み合わせるとより効率化できそうですね。

ドクターメイトでは最新の技術を取り入れながら、介護業界の課題解決のために新しい挑戦を続けています。
ドクターメイトで一緒に課題解決したい!新規事業を立ち上げたい!という方は採用情報もご覧ください。

ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?