おしまい

お久しぶりです。だいぶ久しぶりになってしまいました。
久々に言語化したい気持ちが沸々と湧いてきたので書こうと思います。


私には小学1年生の頃から仲良くしている親友がいた。
その子とはお互いに一番の親友と呼べる程の仲だった。学校が離れてからも学校終わりに遊んだり、休日にはふたりで近所のカフェで勉強したり、時間を見つけてはふたりで遊んでいた。
毎年の誕生日も欠かさずお祝いをして、私たちは何があってもずっと一緒に居れるものだと思っていた。

けれど去年の冬、ある出来事がきっかけで私から連絡を取るのをやめた。

去年の今頃、私は丁度2月に行われる看護師国家試験の受験真っ只中だった。
毎日ひとりで朝から夜まで勉強をしていた為、誰かと話したり遊んだりするのがストレス発散だった。
その日も友人と遊ぶ約束をしており、いつものように準備をしていた。少しでも勉強時間を無駄にしたくない私は早めに起きて待っていた。

友人から「準備するの怠いとか舐めすぎですか?」と13時ごろにLINEが来てた。
「どっちでもいいよ」と私自身も曖昧な返答をしてしまったけれど、少し友人の文章にイラついた。
その返信をしたのが14時ごろ。

返ってきたのが、18時過ぎ。
「気付いたら寝てた、ごめん。別日にしない?」だった。

私はこのLINEから返信をしなかった。

私は楽しみに準備をして待っていたし、行くのか行かないのか答えも出ないままにされながらずっと待っていたのに対してあの返答の意味が分からなかった。

それなのに次の日はふつうに他の人たちと遊んでいる様子をストーリーに載せていたのを見て、心底嫌になった。

それから長い間連絡を取っていなかったが、私から半年以上ぶりに連絡をした。
その理由は、15年以上も仲良くしていた親友とあんな形で終わらせてしまうのは勿体無い、どちらからが割り切って話さないと一生このままだと思ったからだ。
案外早く返信が来て、何だかんだ夜に食事をすることに決まった。

半年以上ぶりに会う親友、なんだかとてもぎこちなかった、気まずい空気が流れていた。

いつもなら久しぶりでもすぐに打ち解け、最近あった出来事、聞いて欲しかったこと、話したかったことをすらすらと出来ていた。

お互いに「何か喋らなきゃ」と感じてる空気が重かった。
それでも話していくうちに少しずつ少しずつ打ち解けられているような気がしていた。

以前のような関係にはすぐ戻れないとしても、また連絡を取り合ったり時々遊んで行ったりすれば元に戻れると思っていた。

でもそんなことなかった。

友人にあった翌月あたりに「また遊ぼう」と連絡をした。
すると1日経ったあとに「シフト出るの待ってて」と返信が来た。
私は「もちろん」と送った。

それから一切既読もつかず、返信もなかった。


もういいや、と思った。
そっちから切りたい縁なら私も切るしかないと思った。
これまで築いてきた関係も思い出も何もかも無駄にされた様な気がした。
辛かったとき、お互いに助け合っていたのにそんな事ももうどうでも良くなったのかと思った。

どんなに仲が良くても些細なことがきっかけで疎遠になってしまう事だってあるのだと分かった。
今後、その友人から何かしらのアクションがあったとしても私はもう関わらないと思う。

私も自分勝手だけれど、友人からかけられたあの言葉に私は心底失望したから。

家が近いし最寄りも同じだから時々見かけるけれど、もう話しかけもしないし、話しかけられても何もない。

この出来事をずっと何かにまとめたくて、言語化したくてようやく出来た。
だから私の思いはここに書いてあるし、これ以下でもこれ以上でもない。

ただただ、友人の言動に失望した。
勝手に失望したのは私だけれど、もう少し別の終わり方だったら良かったのにな、と思うばかり。


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