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41歳 妊活始めました。vol.2〜卵管造影検査〜

不妊の原因には様々なものが考えられる。
女性側の原因では、、卵管に異常がある場合が約30~40%あり、この他の妊娠しにくい原因と比べて高いらしい。

恥ずかしながら、この歳になるまで自分の体の構造について詳しく考えたことなんてなかったから、卵管がどれほどに重要なものかわかっていなかった。
妊活をするうえで、自分の体について考えるのは、初歩中の初歩なので、私もやっとこさ自分の体と向き合うことになった。

卵管は、自然妊娠をするうえで精子と卵子が出会うための唯一の通り道で、精子と卵子が受精し約1週間に渡り受精卵を育てていく大切な場所だということを知った。
卵管の長さは、約10cm。
受精卵は、10cmを1週間もかけて子宮までやってくるということ?!
いや、ゆっくり過ぎません??

その卵管が狭くなっていたり(狭窄)、または卵管が詰まっていたり(閉塞)した場合には、妊娠しにくくなる。
そりゃそうだ。
狭かったり、詰まっていて通りにくかったりしたら、うまくいくはずがない。
居心地が悪すぎる。

では、なぜ狭くなったり、詰まったりするのか。
原因は膣から子宮を通って何かしらに感染し、その後癒着などを起こすことがあるかららしい。
で、狭くなっていても、詰まっていても普段の生活では無症状なので、無自覚だとのこと。
だから、妊活で調べてみて発覚することが多いそうだ。
頑張っているのに妊娠しない、調べてみたら卵管が詰まっていた・・・という感じ。
頑張っているのに妊娠しない数ヶ月を過ごさなければいけないなら、痛くてもいいから自覚症状が出て欲しいと思った。

それから、子宮の形も個人差があるという。
子宮は、三角形っぽい形だと思っていた。

(みんな大好き「いらすとや」さんは、子宮のイラストも提供していた。ありがたい。)

イメージはまさにこんな感じ↑。
濃いピンクのところが子宮内膜で、内膜に囲まれている真ん中(内膣というらしい)は逆三角形。

ところが、逆三角形の底辺の部分がぐっと落ち込んでいるような弓状子宮や真ん中に仕切りのような内膜がある中隔子宮など色々な形があるらしい。もちろん大きさも個人差がある。
子宮筋腫などがあるとその位置やサイズによっては、内腔が圧迫されて狭くなってしまうことがあるらしい。
内腔の形の異常は妊娠しにくい原因や流産の原因にもなるということだった。

私の内膣は、どんな形なんだろう。
検査をしても何も言われなかったから、イメージ通りなのかな。
でも、見せてもらったレントゲンで「ここが子宮です」と指された場所は、なんかグシャっとした形に見えて潰れているようだった。
あのロールシャッハテストみたいな白黒は一般人にはようわからん。

子宮卵管造影検査は、左右の卵管の状態を知ることができるし、造影剤が子宮を通ってから卵管へ流れるので内腔の形も見ることができる。

検査は、レントゲン室で行われる。
レントゲン室の寝転がる台に、婦人科おなじみのアノ脚を乗せる台?がくっついている。
婦人科では、椅子に座った状態で脚を開くが、この検査の時は寝転がった体勢で脚を開く。
なんとも言い難い体勢、、、。

まず初めに膣の洗浄をする。
(なんともない。強いて言えば、何かが入ってくる不快感。)

次に、いよいよ腟から子宮の入り口にチューブを入れる。
(まだ痛くない。)

そのチューブの先にバルーンがついていて、バルーンに空気を入れてチューブが抜けないようにする。
(ぐっと押されるような感覚はあるけど、痛くはない。)

そして、チューブから造影剤を注入する。
(痛くないわけがない。人体にないものが流れ込んでくるわけだから。でも、どこが痛いのかはよくわからなかった。おそらく、造影剤が流れ込んできている間が痛いんだと思う。痛みレベルは人それぞれで、私の場合は生理痛の重い時くらいだった。全然耐えられるレベル。でも、まあ痛い。痛いのは流し込んでいる間だけで、すぐに痛みはひく。)

造影剤を流し込んだら、1回目の撮影をして終了。
時間にして5分くらい。

1回目の撮影が終わったら、2回目の撮影まで15〜30分待機。

2回目の撮影は、下着も履いたままなのですぐに終わる。

やってみた感想としては、「なんだ、こんなもんか」という感じ。
痛い痛いと聞いていたから、緊張しまくっていたのに。

造影検査をした後は、ゴールデン期間と呼ばれている。
造影剤は、半年程度かけて体外に排出されるらしいが、その間は妊娠しやすいそうだ。

だって、卵管が通りやすくなっているわけだからね!

自分の卵管や子宮の状態を知るためにもやった方がいい検査だと思うけど、何より中々妊娠しない人は卵管を通りやすくするためにも検査を受けることをお勧めする。

詰まっていたり、狭くなっていたりしたら痛いらしい。
でも、状態も知らずに中々妊娠しない悶々とした日々を送るよりも、痛みに耐えた方がマシだと私は思う。

さて、卵管造影検査を終えた私は、ゴールデン期間を手に入れた。
テレレレッテッテッテー↑↑ドラクエのレベルアップ音すら聞こえる。

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