10月になりようやく気温も風も秋めいて来ました。

汗をダラダラかいて湿気に悩まされていた夏から一変、喉や肌が乾燥する季節です。

中医学では秋は【燥邪】の季節。
字の通り乾燥により邪気が体内に入って身体の不調を誘発します。

乾燥対策には外用の保湿、食事などいろいろ方法がありますが無料で出来て、そして根本的に乾燥を撃退する対策があります。

それは何かというと【呼吸】をすること。

え、そんなこと？
と思われるかもしれないですが呼吸、とても大事です。

呼吸をすることはしっかり肺を動かすことを意味しています。

肺には宣発という作用があり、
体内の綺麗な水分(津液)と血液、気を霧吹きのように身体中に巡らせることができます。

なので全身の皮膚が潤った状態は肺をしっかり動かしているということ。
呼吸が浅いとしっかりと水分を摂っていても皮膚表面に潤いが身体の内部から行き渡らないのです。

皮膚は乾燥しているのに下半身がむくんでいる、なんて人は水分は体内にあるのに呼吸がしっかりできていない可能性大です。

無料で出来るので1日5分でもしっかり深呼吸してみてください。

生まれ持った身体の機能は我々が意識しているよりずっと偉大かもしれません✨