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【NZ旅1日目】 33万円のチケットでいざNZへ

ニュージーランドにワーホリ中の友達に会いにいくため、33万円の航空券を買った。

友達のアクシデントにより、一人旅になるかも

出発から1週間ほど前に、友達から「車が壊れて修理に出したけど、また壊れた。最悪合流できない可能性が出てきた」と衝撃の連絡があり、一人旅を覚悟した。

しかしその後無事に車は帰ってきたらしく、予定通り会えることに。友達の友達(日本人)も同じくワーホリでニュージーランドにいるらしく、3人で旅をすることが決まった。

ニュージーランドは北島と南島に分かれている。ニュージーランド最大の都市であるオークランドは北島にある。今回の旅は、自然が豊かで様々なアウトドアアクティビティを楽しめる南島に行くことに。日本から南島への直行便はないため、オークランド空港で乗り換えてクライストチャーチ空港へ行くことに。

スケジュールは年末〜年始の7泊5日。3年半ぶりの海外渡航。冒険が始まった気分だ。

年末年始は空港が混雑するため、成田空港には3時間前に到着した。

日本からの出国日のピークに近かったため、案の定空港はたくさんの人がいた。私が乗る便が30分ほど遅れていたため、空港のドラッグストアで酔い止めや除菌シートを購入したり、コンビニでお菓子を買って食べながら登場時間までゆっくりと過ごした。

成田空港にて 夕日と機体

機内の快適さは…

時間になり、いよいよ搭乗。乗ってから映画を観ようかとも思ったが、夕方のフライトで、疲れも溜まっていたからか、ずっとウトウトしていた。しかしエコノミークラスの座席は足元が狭く、足がむくみ、疲れた。スリッパを持参していなかったため靴を脱いで過ごしていたが、トイレに行く時に靴を履き直すのが手間だったため、次回のフライトにはスリッパを持参すると心に決めた。膝下の着圧ソックスもむくみにいいらしい。

ニュージーランド航空の機内食は2回、夜と朝に提供される。1回目はビーフorチキンでチキンを選択。2回目はオムレツか鮭で鮭を選択。期待していなかったからか、機内食が久々だったからか、普通に美味しかった。

チキンの写真だけあった

機内では一席につき1つタブレットが配置されており、映画や音楽・ゲームを楽しめる他、ドリンクやスナックの注文もタブレットを注文することもできる。こんなにスマートにサービスを受けられるのか、と感動した。

機内のドリンクは水やソフトドリンク、アルコールが用意されており、スナックはコーンチップスとクッキータイム(ニュージーランド発のクッキーブランド)のクッキーが提供された。

クッキーと紅茶

せっかくのニュージーランド旅、まだ観れていなかった『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを機内で鑑賞するつもりでいたが、酔い止めの副作用もあるのか、あまりの眠気に負けて断念。帰りの機内でリベンジを誓う…。

ニュージーランドに到着!

ニュージーランドの入国には食べ物の持ち込み制限があるため、入国審査で持ち込む食べ物の内容を報告する義務がある。私は日本で買ったお菓子を持ち込んだけれど、口頭での報告のみで通過できた。

国際線→国内線の乗り継ぎは荷物を一回回収してから再度預け直す必要があった。さらに、オークランド空港の国際ターミナルと国内ターミナルは離れているため、徒歩で10分ほどかかった。予想外に時間がかかり、2時間の乗り継ぎはかなりギリギリなスケジュールだった。

グランドスタッフに道を聞き、なんとか国内線に荷物を預けて保安検査場を通過し、搭乗時間に間に合った。

2回目の海外旅行、全てが未知すぎて、怖いと同時にワクワクもしてきた。サバイバルして無事に帰るぞ…。

オークランドからクライストチャーチの移動は約1時間半。この国内線の機内でもコーンチップスとクッキータイム、キャンディーを配っていた。嬉しい。

1時間半もほとんど寝て過ごし、気づいたらクライストチャーチに着いていた。友達が迎えに来る時間が遅くなりそうということで、友達の友達が迎えに来てくれることに。面識もない私を迎えに来てくれる、神。今回が初対面となるため、無事に合流できるか不安だが、とりあえず空港で待ち合わせる。

直前に作られたLINEグループで連絡を取り合い、なんとか落ち合えた。

スーパーで夕飯の買い出し

空港から宿への道中で、countdownというスーパー(ニュージーランドに多い)に寄り、今夜の晩御飯を買う。みんなで食べるように冷凍のピザを買い、自分用にストロベリードーナツとm&mのでかいサイズを買った。m&mのピーナッツはすごく美味しいのに、日本のスーパーではあまり見かけない。売ってほしい。

友達と待ち合わせるため、スーパーの中のベンチで待つことに。ここで友達の友達がおもむろにスーパーで買ったブルーベリーのパックを開けて食べ始めた。すでに海外に馴染んでいる…。私も空腹だったので、ストロベリードーナツを食べた。

30分ほど待つと、友達が現れた。約3ヶ月ぶりの再会。遠くの土地で、無事に会えたことが何より嬉しい。今回のメンバーである3人が揃った。いよいよ旅の始まりだ。

宿へ移動する車中でも色んな話をした。友達の友達は、Airbnbを運営していて、近々建物の改修をしたいらしい。ニュージーランド以外にも色んなところに行ったことがある旅人だ。

宿での出会い

友達が取ってくれた宿は、クライストチャーチ市内から少し離れたキャンプサイトの小屋。共用のキッチンでピザを焼いた。そこでワーホリ中の日本人の女の子と会い、4人でピザを食べた。

ボリュームがすごい


全員がほぼ初対面の状況でテーブルを囲む。その彼女は広島から来たと言っていた。ニュージーランドで訪れた場所、恋愛、やりたい仕事、色んなことを話した。旅は一期一会の出会いがあるから面白い。

今日は大晦日の夜である。広島の彼女に「今日の夜は何するの?」と聞くと「1人寂しく年を越そうと思ってました、、」と言っているので、年越しのカウントダウンイベントに誘った。イベント会場である大きな公園はクライストチャーチ市内にあるため、また車で移動する。イベントの混雑により、駐車場がなかなか見つからなかったけれど、無事に近くに泊める場所が見つかった。

カウントダウンイベントでぶち上げな年越し

会場に向かう道は家族やカップル、友達連れで溢れかえっていた。夜の11時を回った頃会場に着くと、これから最後のアーティストがライブをやるところだった。ステージに現れたの「ELEMENOP」という、たぶんニュージーランドのバンドで、人気らしい。ノリの良い曲が多かった。全く知らなかったけど、純粋に楽しんだ。

この人たち


私が雨女なせいか、天気予報にはなかったはずの雨が降ってきた。しかも結構な大雨。夏のニュージーランドで凍えながら雨に打たれることになるとは思わなかった。自分の雨パワーが怖くなりつつも、年越しの瞬間を待つ。

年越しの瞬間が近づくにつれ、客席のボルテージも上がっていく。いつの間にか雨もやんで、会場にいる全員が年越しの瞬間を待っている。すると、バンドのボーカルが「10.9..」とカウントダウンを始める。観客全員で「5.4.3.2.1」とカウントダウンをし終わった瞬間、「Happy New Year~!!!」の声と共に、空に大きな花火が上がった。

初めての海外での年越し。日本とは違って、派手に祝うパーティースタイルの年越しが新鮮で楽しい。寒さに震えながら、「ついに明けたね〜!」と言い合う。

帰ってから年越し蕎麦を食べようと言っていたけど、家に着く頃にはそんな気力も無くなっていた。楽しかったねと話しながら、広島の彼女とは別れて小屋に戻る。蕎麦は明日食べることにして、今夜はもう眠ろう。

2024年、最高の幕開けだ。楽しい年になりますように。

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