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さらしって凄い。服に絵を描けるペンも凄い。

kinaはタオルよりも薄くて乾きの早い手ぬぐいを使うことが多いのですが、普通の手ぬぐいを使う場面は

・台所にあるタオル代わりに2枚ローテ
・洗顔
・カラダを洗う
・お皿拭き
・ご飯を蒸す時に使う布
・たぬきねこの食器洗い
・枕カバー代わり
・マスクの裏地に(ガーゼだけだと汗と息の湿気ですぐにぐちゃぐちゃになる、特に夏は。そのため、表地はガーゼでも裏地はさらしを使うことが多い)

特に表地が白だと裏地は白じゃないと裏地の色が透けて、
せっかくのマスクが台無しになりますからね。
お高い生地だとがっかり感が半端ないです。
そういう意味でも白いさらしは都合が良いのです。
交換後の手ぬぐいはお掃除とかぼくのあれこれのために使われますにゃ。
当然のように最後まできちんと使い切りますにゃ。

これを最低半年に1回は交換するとなると結構な枚数が必要になってくる。
買うのは構わないのですが、使いたい手ぬぐいは決まっていて、複数のお店で買うとなると送料が結構ね…というのもあるし、なぜかマスクを同時期に複数作ることが多くて、裏地のさらしが切れて慌てて注文…ということも多いので、「文生地のさらしを買って、切ってあちこちに使うのはどうだろう?」と考えまして、早速実行に移しました。
さらしと手ぬぐいって似たようなものだし(多分)。

手ぬぐいには岡生地と文生地があり、柔らかめなのが岡生地。
お客様に手ぬぐいブラを作る時は肌の当たりが柔らかい岡生地使いますが、マスクは固めの文生地を使ってしっかりさせたいので、自分用のさらしには文生地を採用しました。

…で、全部が全部真っ白なさらしというのも面白くない。
何より「食器拭きを手拭きに」みたいな、使用用途を間違うのは嫌だ。
というわけで、最初はステンシルや刺繍でそれぞれの使い途を区別することを考えていたのですが、服に絵を描けるペンがあることを知り、お手軽そうだし絵が描けないわけでもないから服に絵を描けるペンでやってみよう!と思って実行。
メーカーさんに確認したところ、当たり前ですが「食べるものに触れるところに使うのを推奨していない」とのことで、お皿ふきは「端っこに使って、お皿を拭く真ん中は描かない」という自己責任で。
蒸し布は保管する場所が違うので、絵は抜きで。

使ったのはこちら。アフィリエイトプログラムを利用しています。

洗顔に使う手ぬぐい。一応朝顔σ^_^;
自分だけだったら、この程度で区別はできます。
…今年の干支「辰」でドラゴン含め思いつくのがこれしか無かった…。
ドラゴンズファンのみなさま、ごめんなさい。
ローテーションの手拭き二種。
一枚はなんちゃって月夜と猫。
画像の段ボール箱は絵が裏移りしないための下敷き代わりです。

手ぬぐいの染料がのるところは固くて、基本的に白地メインな手拭いを多く使ってましたが、さらしに絵を描いたらそういうことを考えなくても良いのもメリットでした。
拭くのを重視したいものは、端に描けば良いので。

そうやって手ぬぐいを取り替えたら…届いた一反のさらしの半分くらいは使ってしまったかとσ^_^;
あと、台拭きは手ぬぐいやさらしではなく、日本製の蚊帳おり布巾が最強だと思ってます。
コンロ回りを拭いても、軽い汚れなら水洗いだけで落ちますから。

布に描けるペンのレビューを見てたら、「気に入った服や制服の一部が色落ちしたので、ペンで塗ってみたらわかりにくくなった。これでまた着れる」というのがちらほらあって、「なるほど、こういう使い方もあったのか!」と目から鱗でした。
いや、こういう使い方が本来なのかもしれませんが…最初にこのことを考えついた方に拍手を送りたいです。

さらしの本来的な要素は「タオル的なこと」なのですが…タオル的なことはもちろん食器拭きだのおしめだのマスクだの、状況によっては包帯代わりや三角巾のような医療的なもの、果ては縫い合わせて下着や服まで作れるという、日本が誇って良い万能クロスじゃないかと思ってます。

これも作れるし、ふんどしもできますから。

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