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『えんとつ町のプペル』号泣しました

私がこの映画を見ようと思った決定的なことは
中田敦彦と宮迫博之のYouTube番組”WinWinWin"で西野亮廣をゲストに迎え西野の今までの人生ついて初めて知って、プペルを制作した想いも知って本当に素晴らしい人なんだなとわかり、プペルは絶対に見たい!と思いました。

この”WinWinWin"でゴミ人間であるプペルについて語られました。

主人公をゴミ人間にした理由
ゴミ人間なので街の中ではめちゃくちゃ嫌われ者
なぜ夢を追いかけている人はこんなにも攻撃されるのかなという疑問から始まる。みんな子どもの頃何かしら夢めいたものがあった。野球選手になりたい、モデルさん、お嫁さんになりたいなどという夢。しかし、大人になる過程でどこか折り合いをつけないといけなくなってくる。年齢の問題だったり、家庭を持つとさすがにこれは無理だなとか、私の身長ではモデルは厳しいだとか、、、。もともと持っていた夢をみんなどっかで折り合いをつけて捨てる。だけれども、いい歳してまだ夢を持っていて輝かせようとする人がいると、あの時夢を捨ててしまった人からするとこの夢が輝いてしまうと具合が悪く、あの時捨てた自分が間違いだったということが認められてしまうから。証明されてしまうのが嫌だから「捨てろ捨てろ」「クサイクサイ」と攻撃されてしまう。
つまり、夢追い人は総じてゴミ人間である。

というのが理由だそうです。

この話を聞いて、大人になっても夢を語るのかと言われるのが怖くて周りになかなか言い出せない自分に刺さりました。親にも友達にも夢を語るのを恐れて私はこのnoteという場で夢を語らせていただいています。
私の尊敬するバイトの先輩は「社長になる!」と言い続けています。それを聞いている周りの人はちょっと小馬鹿にしています。できない、夢で終わるよなどという冷たい言葉が聞こえます。私は絶対に叶えると思います。ものすごい努力していることも、陰で誰よりも勉強して、行動して、その得た知識を私に一生懸命教えてくれる姿を知っているから。まさに”心優しいゴミ人間”です。

映画を見た感想

とてもとても感動しました。製作者の想いも踏まえてみてみるとより一層奥の深い物語です。プペルの純粋な心でルビッチと向き合う姿、ルビッチは父ブルーノが教えてくれた星の存在を信じ、上を見続けたこと。信じることを諦めなかった2人の強さに胸を打たれました。
また、アントニオにとても共感しました。見た光を信じ続けることができなかった自分にもルビッチにも腹が立って、どうしようもない感情にとても”わかるな〜”と思いながら見ていました。
ルビッチの挑戦に1人、2人と周りの人が力を貸してくれるシーンも素敵でした。本気で行動する人には仲間が集まってくることを教えてくれました。

なんと言っても声優陣の豪華さ。特にプペル役の窪田正孝さんの演技力に圧倒させられました。個性的な声なのになんであんなに優しさ溢れる感じを声だけで出せるのか不思議です。プペルのピュアで心優しい人柄が伝わってきて、かわいいな〜ってなるところがたくさんでした。

胸にグサッときたセリフ

他の誰が見ていなくてもいい。黒い煙のその先に、お前が光を見たのなら、
行動しろ。思いしれ。そして、常識に屈するな。
お前がその目で見たものが真実だ。
あの日、あの時、あの光を見た自分を信じろ。
信じ抜くんだ。たとえ1人になっても。

力をもらいました。
夢に向かって、自分を信じて行動し努力すること
その手を足を止めてはいけないと
自分だけは自分を信じて味方でいようと
そう感じさせてくれました

『えんとつ町のプペル』は大人だからこそ涙が出る映画なのかなと思いました。

2020年最後にこんな素敵な作品に出会えて幸せです





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