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目の手術をした話。①

2024年3月に目の手術をしました。
Twitter(X)では悪あがきで病名をぼやかしていましたが、実は強度近視と白内障でした。
白内障というのは、眼球の中にある水晶体が濁り、視界に白く靄がかかったように見えたり、光が矢鱈と眩しく感じられたり、逆に夜目が効かなくなったりする病気です。
自分の視界がヤバい自覚はあり、薄々「白内障ではないか」という気はしていたのですが、いざ診断されると「ご高齢者の方の病気じゃん……!」とショックを受け、友達にも病名をぼやかしていたぐらいです。
しかし、私ぐらいの年代でなる人は結構珍しいとは言え、いないわけでは無い。そしてその原因のひとつとして「強度近視の人は白内障になりやすい」というのがあるらしく、視力が下がり始めた数年前に実は「多分5年位で白内障になるから。そしたら手術しようね」と予言されていたのです。眼科で。
結果、見事に予言的中。視力が下がりすぎてポメラの画面も見えなくなり、同人活動引退を余儀なくされた2018年からまさに5年後の出来事でした。

そしてこの入院も手術の体験記を書き残しておこうと思ったのは、オタクであるがゆえにか、周囲に結構な割合で近視の人がいるからです。
そうではなくても、白内障は結構よくある病気です。
「君達もいずれこうなるかもしれんぞ……?」という嫌な予言も含め、何かの参考になれば、と。
とりあえず、今の時点で視力とか、視界とか、何か異常がある人は速やかに眼科に行く事をお勧めします。白内障以外にも目の病気は沢山あるし、手遅れになったら失明の危険性だってあります。

……でも眼科行くの怖い? 手術怖い?
分かる、分かるよ……!! でも失明するよりマシでしょ?! 2度と小説も漫画も読めなくなったり、アニメ観れなくなったり、2.5次元の舞台も、映画も、推しも、観れなくなるのとか! そんな人生耐えられないだろ?!?!?!
手術は確かに怖い! あと無痛だって聞いてたけど嘘でした! ちょっと痛い!!

でも、でもね、手術受けて本当に良かったんです。白内障の手術は、眼球を切開して白濁した水晶体を吸い出して、代わりに人工レンズを入れます。なので、めっちゃくちゃ! よく!! 見えるようになります!!!!
裸眼で0.01なくて、眼鏡かけても0.1あるかどうか、ぐらいだったのに、今は裸眼で0.7か0.8はあり(まだちょっと安定してない)スマホとパソコンは裸眼でもはっきりくっきりです。手術前は読めなかったリアル書籍もばっちりです!

なので、もし視力が落ちた、視界がおかしい。
そう思ってる人がいたら、至急眼科に行って欲しい。有給休暇を取ってでも行って欲しい。私は友達に苦しんで欲しくはない。もしかしたらこの体験記を読んでるかもしれない見知らぬ方にも、出来るだけそんな事が起こって欲しくはない。

何か異常があるのなら、病院に、行ってくれ。

そんな願いも込めまして、何度かに分けて書いていきたいと思います。2次創作を趣味とするお腐れ女子オタクの2泊3日の眼科入院と手術体験記、開幕でございます。


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