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言葉が通じないのはこんなにも不便なのか②

前回からの続きになります。
「言葉が通じないのはこんなにも不便なのか①」も読んでいただけると幸いです。



女性は携帯を取り出し、何かを伝えようとしているようだ。
無視して逃げるのもありだけど、変な人の逆鱗に触れるのでは?と考えてしまう。
コンマ何秒の間に出した結論は、丁寧に対応なら何も問題なく終えることができる。
私は優しく「どうされましたか?」こう尋ねた。
変な人の答えが、わかっていたかのようなツッコミをしてしまう私。

我怎么走」(道を教えて欲しいんだけど)
「いや、わかるか!!!」

急に中国語で話しかけられると、おかしくなることがわかりました。
とても丁寧な対応を心掛けていた人間の行動とは思えないですね。
後から聞いてみたら、同じ中国人観光客と思われたみたいです。
強引にジャパニーズコメディーに付き合わせて悪い気がしたのでちゃんと目的地まで案内してあげました。

さてさて、ようやく本題に入ります。
道を案内している間の会話は、すべてGoogle先生にお任せ。
Google翻訳の音声だけが声を発している。
傍から見たら、不気味な2人に見えていたかもしれません。

私は日本で何十年と暮らし、海外に行ったことすらありません。
改めて「言葉」って大事なことだなと思いました。
もちろん、技術の発達により、中学英語もまともに話せない私が海外の人と会話できたこと自体が信じられない出来事なんですけど。
確かに機械を通して会話はしていましたが、言葉のニュアンスが上手く表現できないなと感じていました。

例えば、コンビニで会計をしているとき
店員さん「袋は必要ですか?」
私「大丈夫です」(不要のつもり)
商品を袋に詰め始める店員さん。
時々やってしまいます、店員さんごめんなさい。

日本語ですら同じ言葉でも使い方や場面によって、受け取る側の答えはちがいますよね。
それを英語で表現するとなると、かなり億劫な気持ちになります。
いずれは、細かいニュアンスも含めて完璧に翻訳してくれるようになるのでしょうか?
そうすれば、一気に国際交流が進みそうだけど。
そもそも国によって言葉がちがうのだろう?
考えさせられる、良い機会をもらったと思いました。


ひとまず、私はパスポート申請しに行きます。



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