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ナースあるあるで悩める婚活女子に共感!「ナースが婚活!?」書評

前書き


以前、参加した看護師ライター講座関連のお仕事で、初✨ライターお仕事です。

「ナースが婚活!?」を読んでの書評です。

まず悩みました。書評ってなんだっけ?

書評とは、一般的に、刊行された書物を読者に紹介する目的で論評や感想などを記す文芸評論の一形式である。(Wikipediaより)

「書評 書き方」で検索するとこんな感じでした。

書評はその本をまだ読んでいない人達に向けて本の内容を、わかりやすく、具体的に紹介しまするもの。

下記に3点に注意!
・本の内容を簡潔に伝える
・嘘の評価を書かない
・ネタバレしない
感想文と要約の中間。
自分のエピソード語りすぎない。
といったところに気をつけるそうです。

難しく考えていましたが、実際は本がおもしろかったのでスイスイかけました。笑

本書き


ナースあるあるで悩める婚活女子に共感!

タイトルからまさに婚活世代であるわたしは、わー!面白そう!と飛びつきました。

ここで語られる婚活はナース専門の結婚相談所でのエピソードです。私のまわりではマッチングアプリが出会いのきっかけとして主流になりつつあるため、結婚相談所?!と少々驚いたのと、自分とは少し遠い話のように感じました。

しかし…!
ページをめくっていくと「ナースあるある」の恋愛のお悩みがたくさん。

「何人か会っている方はいるけど結婚を見据えた真剣交際には発展しなさそう女子」
「不倫相手兼ビジネスパートナーがいる女子」
「大事にされていないと感じていながらも尊敬してやまない医師に恋焦がれる女子』
「結婚したら専業主婦になりたいハイスペ希望女子」
「運命的なビビッと来る人希望女子」


 自分の経験や職場の子を思い浮かべながら、「あーわかるわかる」と共感ポイント満載でページをめくる手が止まりません。
 そんなお悩みナース達にナース専門婚活コンサルタントの横山陽子さんが優しい言葉とアイディアで成婚に導きます。
 8つのエピソードと横山さん自身の体験をもとに語られるのですが、横山さんのカウンセリングがとても素敵です。結婚に向かうには今までの中途半端な異性との関係を終わりにすることや、凝り固まってしまった結婚には不向きな価値観を変えていくことが大切です。そのために丁寧に愛をもって横山さんがサポートしている姿を読み取れます。気持ちに寄り添い時に言葉を飲んで、時に厳しくはっきりと助言しているのが印象的でした。婚活を通してお悩みナース達がすっきりと、穏やかに、美しくなっていく変化が感じられます。

 結婚相談所でのサポート体制やメリット、お見合いでの好印象な装いテクニック、マッチングアプリとの違いなども詳しく説明があります。

 そして注目なのはパワーワードです。

「ごちそうされた総額で、女の価値は決まらない」
「不倫はドラマ、女子会はバラエティー」
「盲目的に尊敬できる相手より、好感が持てる相手を選ぼう」
「出会い系アプリはぬるま湯のお風呂」「婚活で一番大切なのは素直な心」

どれも響きました(笑)

 また横山さん自身の話として、元彼であり現在バツイチの「菊池」(医師)との関わりも要所要所で語られます。本書では「結婚」という明確な関係性をテーマにしながらも、お互いの幸せを願う菊池との名前のない関係が魅力的です。大切な人とは関係性が変わっても大切にしていたいですね。



あとがき

書評では無理に褒める必要はないそうですが、この本は単純に読み物としておもしろかったので、結果的にすいすい書けました。
普段、自分が選ばない本に出会えたのもよかった。
またまだ時間がかかるしコスパは悪いけど、こういう仕事はいいですね。

日頃から真剣にレビューして、精進、精進です。

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