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山形と経県値 【旅日記】ー 山形への中継地 新潟 ー

本日は、なぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーに参加いただき、ありがとうございます。 今回は、南東北みなみとうほく山形の旅へと、ご案内いたします (^^♪

今回の旅程は、

・はじめての山形、そんなアナタにおススメ!
・天気予想、臨機応変、そして出会い
・おっと、その前に、ひとやすみ・・

です。

愛知県から山形県は、長距離ドライブなので、事前にタイヤの空気圧チェックを、忘れずにね! また、睡眠時間はたっぷりと、安全運転でお願いします。そして、天気が不安定なので、雨具の用意も忘れずに・・

経県値アップのタビ

みなさん、経県値というアプリをご存知ですか?
下記のページからも、アプリと同じことができる。簡単に言うと、訪れた県を、宿泊、訪問、通過などで点数を重み付けしていき、どれだけ深く関わったのか、数値化してポイントを競うアプリだ。

日本全国ぐるっと楽しんできた私にとって、この点数が高いことには自信があった。ところが・・・

ご存知、コジさんことkojuroさんが(2年ほど前)経県値を公開しています。そして、コジさんと奥さまに、数点及ばず、惜敗です・・悔しい。
下記が、私の今回旅前の経県値。

皆さんは、何点かな?


ということで


改めて、アプリでチェックすると、南東北を訪れていないことを自覚。これで、次のタビ先が決まった。そして、長期連休で行動制限がない今、思い切って2年の沈黙を破って、少し長めの旅に出た。

ほぼ初めての山形タビ。となれば、定番から攻めるのが基本。変化球好き、ストライクゾーンギリギリの、なぐツーが、定番のど真ん中タビで良いのか! と、お叱りを受けるのを覚悟で

しゅっぱーつ

なのだ。


中継地 新潟

最初から無理をするとしんどいので、新潟市内に一泊。

中継地、泊まるだけなので、到着と同時にやることは、ひとーつ!


あ~悩む 嬉しい悩み


まずは、「南蛮海老」と「赤イカ」を注文。
どちらも、佐渡島産。

実は、この店に決めたのには、理由がある。

息子が幼少期に、一度新潟に泊まったことがある。その時は、福島県は磐梯山近くのキャンプ場に行く途中であった。同じように、中継地であった。その時もやることはひとつ!(進歩がない) 回転ずしを訪れた。

その時に食べた「南蛮エビ」が激ウマであった。
回転ずしでこの美味さなら、本場の佐渡島に行って食べたら、それはそれは美味であろう。

「こんど、佐渡に行こうね」


と、妻と息子に向かって、根拠のない約束をしたのが、20年ほど前(汗)

その後、月日が経ち、佐渡を訪れたのは、2018年の事であった。

しかーし!

こんどは、佐渡に行ったのに、肝心の南蛮エビを食すのを忘れていたのだ。ハッハッハ(大汗)

そんな想い出?があるので、南蛮エビが食せるお店を探したのだ。そうなのだ、食べログで上位のお店を探しても、「本当の美味しさ」にはたどり着けないのだ。我が家だからこそ、このチョイスなのだ。


山形・・の前に新潟三昧

ここ「古町寧々」は、新潟市の北部、昔ながらのアーケード街である古町のはずれにある。少し奥まった入口を進むと、優美な上がりかまちと和装の女将が出迎えてくれた。

えっ? 我々が訪れても良い店なの?
と、一瞬躊躇したが、居酒屋と料亭の中間くらいの店なのかな、料金はリーズナブルであった。ただ同じ品質の料理と雰囲気を、都内で味わったら、目ん玉飛び出るんだろうな。と、思えるお店でした。

新潟に来て、佐渡の食材も味わい方、ぜひどうぞ!


はい、ここからは、飯テロ


いくよ!!

まずは、突き出し

冷製茶わん蒸し(帆立と海老、そしてとんぶり!)

おいしそ~! 冷製なのに、冷静になれない


最初に合わせる日本酒は、「村祐」。後半に酸味がキュッと顔を出す珍しい銘柄。刺身にぴったり。南蛮エビ、赤イカ、とともに



新潟と言えば、黒埼茶豆



続いて頼んだのは「真野鶴 純米」
甘味酸味が少ない、が淡麗ではなく芯に米の旨味が残るお酒。


コリンキー、つるむらさき・・ 感動的にうまい新鮮野菜



続いて、佐渡の代表銘柄「北雪」。nobuがあるかなと期待したが、残念。本日は、150周年記念酒をチョイス。ザ! 純米という感じ、定番の味。

根もずく(佐渡産)


もずくと聞くと、沖縄をイメージされる方が多いと思いますが、ノンノン。輪島など日本海側を訪れると、居酒屋にもずくが出てきます。大手スーパーでもたまに見かけるので、ぜひどうぞ!(岩もずくと書いてあることが多いです)

ただし、この根もずくは、『別格』。幻のもずくとも呼ばれるくらい貴重。太く長くシャキシャキで、いやー美味すぎる。高級料亭にしか出回らないと思っていたら、お前ここにいたのか。


村上市のスター! 鮭の酒びたし
3分間待つのは、カップヌードルだけじゃないのだ


3分、日本酒に浸けて・・・一口齧る。

ふふふ、あ~たまらん。
「北雪」と「サケサケびたし」、サケまみれや~ 



そして、フィニッシュは、「鶴齢かくれい 限定大吟醸」

ふーむ、さすが大吟醸。料理を選ぶ味だ。

上品な甘さ、透き通る味。これに合わせるおつまみは・・・



デザートでしょ


新潟代表 白根の桃
その桃のマスカルポーネ生ハムのせ


至高の寄り道、新潟の夜、終了



店を出る

歩く



「まえに、新潟を訪れたときは、花火があがっていたよね」と、妻

「あぁ、そうだね」と、オイラ

そういえば、跨線橋の金網越し、息子を真ん中にして3人並んでじーっと花火を眺めていたなぁ。

ふわりと風が吹いてきた。20年前と同じ匂いがした。


夏の記憶、家族の記憶。






つづく…



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