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新風 若勢 【酒日記】

THE CLASSIC(WAKAZE) [パリ] 
<2021年01月飲> 

ついに手に入れましたぜ、へへへ

一度飲んでみたいな~と思っていた「SAKE」です。ただ、これを「日本酒」と呼んで良いものなのか・・・

こいつは、WAKAZEがフランスはパリに建てた醸造所で、醸したお酒です。おフランス産のお米、水、麹、酵母を使用した、純フランス産です。そう、パリジェンヌなのだ。

新年一発目の紹介に、日本産ではなく海外産の日本酒。いいじゃないですか、今や日本酒もグローバルなのだ、「SAKE」なのだ。WAKAZEが目指すは、『次なる「世界」のスタンダード』との事。新年を迎え、新しい日本酒の風に期待してます。

ラベルも、英語・フランス語のバイリンガル。

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実は、日本国内で新しく日本酒業界に参入するのは、ほぼ不可能なのだ。酒造免許は、お酒のカテゴリーごとに必要なのだが、日本酒の酒造免許が新たに発行されたことは、ほぼ「前例」がない。
パリで醸しているのは、やむを得ない面もあるのだ。お役人の方々! ぜひ、新たな挑戦者に門戸を開放して欲しい。それが、日本酒の発展進化には必要だと思う。

◇◇

もう待ちきれない!? お待たせしました! 御開栓!

まず、香り。柑橘系の酸を感じる、いわゆる日本酒の吟醸香では無い。
へへへ、 なんだか笑顔がでる。新たな出会いへの期待感からくる笑みだ。
ちょっと舌にのせる。酸と苦みが踊る、若干穀物の匂い、滋味、そしてやさしい甘みの余韻。

これなら、フランス料理に合わせやすいと思う味だ。(って、言えるほどフランス料理に造詣はないですが・・汗 )


また、このお酒の名前に拍手! 「THE」を付けて、「THE CLASSIC」としてしまうセンス、これをスタンダードどころか古典にしたい! 若者らしい挑発的な心意気を感じます。おじさんは嬉しいのだ。

食前酒もしくは、生クリーム系の料理に合うと思います。カルボナーラとかマルゲリータなどのガッツり系とともに、ガブガブ呑むのも良いんじゃないでしょうか(って、フランス料理じゃないし!!)

銘柄: THE CLASSIC 
    アルコール度13
    カマルグ産米、カマルグ産米麹(白麹)、
    ワイン酵母
    精米歩合92%
評価: ★★★★★ 
    甘み2、酸味4、苦味3、旨味4、香り3
価格: 2,250円、コスパ:〇


<参考情報>
なんと便利な時代、蔵元が輸入販売してくれています。興味のある方はどうぞ! (売り切れてたらゴメンなさい)



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