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北の湖から -2022晩秋- 『苔の回廊 異世界へのタビ』

『苔の回廊』

どうやったら、こんな地形が生まれるんだろう。

雑誌で目にした景色に、釘付けになった。

みどりの迷宮


本日のなぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーは、異世界ワンダーランド『苔の回廊』へと、ご招待いたします。

その前に、今回のタビのテーマ覚えていますか!
今回のタビのテーマのひとつが、

湖周辺を巡るタビ

でしたね。


苔の回廊の近くの湖と言えば・・そう3つめは、「支笏湖」でした。
正解の方、おめでとうございます。パチぱちぱち

それでは、苫小牧発、支笏湖周辺のタビ
はじまりはじまり~

本日は、写真多めでお送りいたしまーす!

紅葉ずくし


宿泊地である苫小牧と、支笏湖を結ぶ国道276号線。この道だけでも、一日楽しめそうなくらい、紅葉が綺麗であった。この国道は、車道に並行して自転車専用道が整備されており、紅葉のトンネル、紅葉の絨毯じゅうたんの中、のんびり自転車を走らせることができる。

残念ながら今回は、レンタカーで移動。
支笏湖に近づく。苔の回廊へ行くには、モラップ樽前荘ちかく「モラップ第一駐車場」に車を停めるのが便利。ここで、トイレにも寄っておこう。

苔の回廊へは


苔の回廊は、整備された場所ではない。たどり着くには、ワイルドな道を歩く必要があるので、覚悟してね。歩きやすい靴、雨具、少々の飲料水と食料。そして、クマよけの鈴も忘れずに、

そして、繊細な自然の造形物。マナーを守って欲しい、切なる願いだ。立ち入り禁止の場所が、これ以上増えないことを願って・・・

はい! 準備は、いいかな!
出発するよ!

駐車場を出たら湖に沿って西へ、国道453号に出よう。ただし国道は、歩道がなく、歩くのは危険。国道と湖との間に、遊歩道が整備されているので、そちらを歩こう。

苔の回廊へ、この脇道を歩くだけでも満足


ずんずん20分くらい脇道を歩こう。支笏小橋を過ぎ、樽前橋を渡ったら、脇道が近づいている証拠、注意しよう。
そして左に橋梁が見えたら、脇道を曲がって橋(紋別橋)の下をくぐろう。


ここ(紋別橋)が、異次元へのいりぐち


「本当にここで良いの?」 隣を歩く妻がつぶやく

こちらを向いたその瞳は、疑う気持ちが3割、信じながらも不安な気持ちが7割、といった瞳であった。
ほんとうにココを進むの? 再度、つぶやく

うん

きっぱりと、うなずくオイラ
リーダは、ブレてはいけないのだ。

進むのだ


道なき道、枯れ沢をあるく


こんな木が倒れていれば、回り込んだり


こんな木が倒れていれば、くぐりぬけたり



跨いだり


突然、

ガサガサ

と、音がした。

立ち止まり、耳を澄ませる。

ガサガサ

音の方向 目を凝らす。

ふぅ、リスか・・・


リュックに付けた、クマ鈴を意味もなく鳴らしてみる。

シーンとした世界。
我々の落ち葉を踏む足音だけが、こだまする。

30~40分ほど歩くと


キターーーーーー

徐々に緑の壁が高くなり
ようやく、この道で正しいのだ、と自信が出てきた。
ワクワクしてきたぞー


倒木をくぐり



土石流跡を乗り越え


何処まで行っても続く、苔の回廊

緑の迷宮だ




壁の高さがわかるかな?



ぶっしゃー


初めて訪れる、ちょっぴりスリルのある場所に行くと、アドレナリンが「なし汁ぶっしゃー」と放出される。

この快感を味わうと、ジェットコースターなどの予定された恐怖(予定調和)が、物足りなくなる。タビのとりこになった瞬間だ。

さぁ、クマさんに合わないうちに・・・


午前の部を終了させよう。


わぁ!



次回予告!! くまです(サザエさん風に)


クマに出会ったのか!(笑)

えぇ、午後の部ですけどね。
トイレから出てきたら、はく製のクマに・・・

さて、午後の部は、最後の湖。

ヒントの写真は、コレでしたね。
どこでしょうね~



最終日、飛行機に乗る直前まで、楽しんじゃうからね~
ついに次回、北海道編完結!

乞うご期待!



(つづく…)



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