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秘境!「オハイ」への行き方、絶景写真の撮り方、教えます! ー 東紀州絶景旅  尾鷲市九鬼編 ー

最近話題の、秘境「大配(オハイ)
絶景オハイブルーは、息を吞む美しさ。そして、ハラハラドキドキの景観。

難易度は? 私でも行けるの? 用意するものは?
そんな疑問を、50代のオイラが解消いたします。


◇◇



本日も、なぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーに参加いただき、ありがとうございます。 本日より、新シリーズ、紀州への旅編です (^^♪

第一日目は、先ほど紹介した、話題の秘境「大配(オハイ)」を訪れます。情報も少ないので、不安かと思いますが、これを読めばバッチリ!


曇天でもこのブルー


▼ 準備

まずは、服装と持ち物。
軽登山のいでたちで十分。トレッキングシューズを用意しよう。そして夏場は、虫よけと、水分も余裕をもってね。

そして、非常食も兼ねて、お昼を用意しよう。九鬼くき周辺はコンビニがないので、注意。尾鷲市中心街の、コンビニに寄ろう。

次に地図
入手場所は(後述)するが、事前にざっくりルートをイメージすることが大事。

左端中央の「九鬼駅」、その少し右にある「九鬼コミュニティセンター」と、「けいこの小さな山の家」
そこから、海岸沿いの道を南下、「九木漁港」のあたりから、少し山に入る。その青い点々のある道「九木崎遊歩道」をずんずん進むと、「網干場あばば」「殿浜」と茶色の分かれ道(南下する道)がある。南下せず、さらにさらに、ずーっと青点々道(九木崎遊歩道)を歩くと、右の海岸沿いに「オハイ」の文字が見えてくるよね。

はーい、こんな感じでいくよ。

心配無用、案内板は充実しています。

▼ 集合

集合場所は、九鬼コミュニティセンター(旧九鬼中学校)に、朝8時半にお願いします。遅くとも9時半には、到着しておきたい。

オハイまで、健脚で1時間半。のんびり歩いても2時間半あれば行けるはず。そして、オハイブルーは午前中が、おススメなのだ。

この校舎の左手前にも砂利が広がる

砂利の部分が、観光客用の駐車場
舗装部分は、地元の方が利用する場所。マナーを守ろう。

ここが満車の場合は、
九鬼駅の裏側(西側)にも駐車場があります。

が、さっきの地図を思い出そう、少し遠くなる。そう、それもあって早めに集合したい。

▼ けいこの小さな山の家

駐車場から山に入っていくルートもある(さっきの地図を思い出そう)が、今回は海岸沿いの道を選択。海沿いを歩く。

5分ほどで、観光案内所である(けいこの小さな山の家)に到着。ここに紹介した地図があります。(営 8:00~17:00)

オハイまで、1時間半
運よく土曜日に通りがかった! って、方はココ
(営 5:00~18:00、土曜のみ、帰りは品切れかも)

海沿い、通り道にあります。
甘味は、疲れたカラダにぴったりなのだ。

我々なぐなぐツーリストも、タビのお供に
『とらまき』(九鬼水軍虎の巻)をゲット!!



のはずが

なにーーっ!!

気を取り直して、海岸沿いを進む。
右手に漁港と

正面に、コイツが見えてきたら

▼ みんなのトイレ

ここが最後のトイレ
搾り出しておこう


少し手前の道を
キョロキョロしてみよう
大配(オハイ)への、入口が見つかるはずだ。


トイレ前の漁港で、地元のおばさま方が、井戸端会議。
挨拶をすると、

「ピンクのテープを目印にねー」

この一言に、すごく救われた


地元の方に、歓迎されているのだろうか? 迷惑じゃなかろうか? ドキドキしていただけに

おばさまの優しいひと言で、晴れやかな気分になった。
好意を踏みにじらないよう、マナーを守っていこうぜ!

マナーを守らない輩が、地元で問題になって、オハイを閉めようという声も聞こえてきます。
港の駐車場は、絶対に停めないように。名前は書いてないですが、全ての区画に所有者がいらっしゃいます。九鬼は、漁協の結束が強い町です。

オハイ方面入口

この道を奥に入る
案内板に従って、小学校(旧九鬼小学校)の階段を登ろう。

階段を登り切り、校舎脇を裏手に回って、ずんずん進む。

▼ 小学校跡

中を覗く

ここは、体育館(集会所)跡、覗くと
廃校になる年、最後のイベントの式次第が残っていた。

そう、卒業式だ


ティッシュで作った花飾り
卒業式式次第を寂しく飾っていた。


校舎裏手を進むと
徐々に民家の数が少なくなり、石垣だけの道になる。

ここからが登山の始まりだ。


と言っても、この石垣は住居跡。ここは、かつての生活道。


駐車場から歩くこと30分

たぶん、一番紛らわしい分岐の看板

▼ 網干場(あばば)

みなさんは、もう迷わないよね。
地図を思い出そう。

我々が歩いているのが、九木崎遊歩道だったよね。
真っすぐ進もう、
網干場あばばは、この辺りに住んでいた方が、漁具(網)を干す場所だったのかな。


次に紛らわしい場所が、ココかな
大配(オハイ)の看板を探そう。

▼ 猪垣

ここが、人間界と獣界の境界線。
猪除けの石垣を、乗り越えていこう。

この看板が目印

ここから、本格的な山道に入る。
しばらく、原生林の登山を楽しもう。


▼ 景子橋

もうすぐだ

この橋から15分ほど歩き、大配(オハイ)の案内板通りに分岐を折れると、徐々に川が見えてくる。

期待に胸が高鳴る。いよいよだ!


分岐からさらに15分ほど歩くと

先客その1
帰る方とすれ違う 早!

海に向かって、川の右手の道を下る。
正面の川が、段々滝のように海まで流れ出している。


オハイの絶景は、この川の右側と左側それぞれに広がる。訪問客の多い休日は、すいている間に右側を攻めよう。そして、その後左側をじっくり堪能しよう。注意点は、下流では川を横切れないので、少し上まで戻る必要がある。


この場所の右手奥が、
一番有名な、映えスポット

▼ オハイ右側

先客その2
お弁当を食べるヒト

実は、ここからが初心者が迷う場所
どこを歩けば、ビューポイントに辿り着けるの?

少し黄土色になっている岩場を探そう。
黄土色になっている筋道が、人が歩いて岩がすり減った証拠だ。

なぐツーポイント

キターー!!
やっほーい

花曇りでもこのブルー


ここで、映え写真のポイントを解説しよう
オイラが撮った、ダメなヤツが、コチラ

くぼみに足を入れず、その手前の、少し出っ張った場所に座った方が、狭い崖に座っている感じを出せます。
もちろん背筋を伸ばして、コチラを向いてね。

そしてもう少し、ローアングルで撮ればもっと崖感が出る。寝そべって撮ってみよう。(崖感って、日本語初めて使った 笑)

崖は意外に幅があります。
跳び箱よりちょい広いかな・・写真ほど恐怖は感じない。


▼ オハイ左側

一旦、小休止。
人影の薄いうちに、ランチターーイム!
太平洋を眺めながら、食べる昼食は、サイコー!なのだ。

尾鷲市辺りは、三重県南部とは言わず、自らを「東紀州」とよぶ。そして、断崖絶壁な海岸線。ところどころにある湾に、小さな集落跡が残る。海の民の末裔だ。道の無い時代、船で集落を行き来していたのだろう。

ノンビリ、左側も散策

ブラタモリで覚えた
柱状節理という地形

オハイは、午前中がベスト
これも丸暗記するのではなく、地図を思い出そう。オハイは東側向いた半島の先、そう東側に面した景勝地は、午前中に太陽の光が差すのだ。



はーい、オハイを満喫しましたか?
帰るよー

片道1時間半と、現地でお昼&ノンビリ滞在1時間。
合計、4時間の行程。
高低差も少なく、道標もはっきりしているので、オイラのような中高年でも安心して楽しめるコースでした。

油断は禁物


▼ 寄り道情報

ひとつめ
九木神社

行きに寄った「みんなのトイレ」
その前を進むと、鳥居が見えてくる。
菅原道真が祀られていた。


ふたつめ!
浜千商店
入るのに勇気がいる、店構えです・・笑

「花かつを」が、絶品! そして安い!
地元の方も愛する一品。
クーラーボックス持参されていれば、桜干し(みりん干し)もどうぞ。

はーい、本日は少し長くなってしまいましたが
尾鷲市に、来てみたくなったでしょ!

次回も、引き続き紀州の旅です。
おっ楽しみー

少し雨模様が心配・・・


つづく…


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