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瀬戸内酒場 ーしまなみ海道編ー #旅の栞

砂漠を歩く旅人

と、同じくらい喉が渇いている。

ただ、砂漠を歩く旅人と、今治をあるく旅人(オイラ)の違いは、「水」を求めているのではなく「ビール」を求めていることだ(笑)

朝から、しまなみ海道を自転車で走り続けること40km超、ふくらはぎから太ももの裏(ハムストリングス)まで、痛くてバキバキであった。歩き方だけは、砂漠を歩く旅人と同じ

しかも、ホテルに戻り、ひとっ風呂ぷろ浴びた後である。
渇きはピーク

び びーる・・・




◇◇◇

うぇーい!


手はじめのビール


本日のお店は、コチラ
なぐなぐツーリスト(なぐツー)は、もう一度行きたいお店しか、紹介しません!


賑やかなアーケード街を離れ、少し閑静な場所に佇むお店。

今治は、鮮魚を扱うお店が意外に少なく、店選びに苦労した。あっ、正確には、鮮魚とお酒が充実しているお店ですね。
貴重な存在のお店、おススメです。

何にしましょう!


何が食べたいですか?


(釣)って、書いてあると気になるよね~
そして、「ナゴヤフグ」ってなんだ?
あと馬刺しも気になる~ そう、熊本だけじゃないのだ。山形にも、長野にもあった馬刺し、全国で食べられているのだ。


で、オーダーしたのはコチラ

平アジ、太刀魚、地タコの三兄弟(?)


瀬戸内のタコと言えば、明石あたりが有名ですが、芸予諸島のタコも負けちゃあいません。やわらかいのにむっちり筋肉質。体操選手のようだ(体操選手、食べたことないけど・・)

太刀魚は、コリコリぷりぷり

たまらん。

ビールをぐびぐび、あっという間に飲み干し、
あわせる日本酒は、地元の「山丹やまたん政宗 らつ
名前の通り、きりっと辛口


じゃんじゃんいくよ~


れんこん磯部揚げ


もっちりハフハフ
蓮根とは思えない。

磯部餅のように、こげた醤油と海苔の香りが口に広がる。

あわせる、ポン酒は「加儀屋 純米」
「加儀屋」の変化球(番外編シリーズ)も好きなんですが、今回は直球勝負の純米。お酒からお米の味わいが染み出てくる、これが醤油と海苔にぴったり!

ふぇーい 酔っぱらってきたぁ・・



たまねぎと小えびのかき揚げ


妻とオイラ、二人分に取り分けられているところに、御主人の心遣いを感じる。新玉ねぎの甘味と、小えびの香ばしさ。噛むほどに旨味が、しみじみと深くなっていく。

メニューに、知らない日本酒銘柄があった、「南」
高知のお酒であったが、御主人が熱烈偏愛している銘柄とのこと。

これは、呑むしかない!
少しくせツヨな、カラメル香のような濃密な味がする。これは、面白い銘柄を教えていただいた。帰ったら買おう。
旅の楽しさは、ヒトとの出会い。そして、熱烈偏愛との出会いなのだ。


最後、肉詰めピーマン
これを出すお店が多かった。今治では定番なのだろう。

名古屋では、肉が上向きで提供される気がする
今治では、肉面が下が普通なのかな


◆◆

ホテルに戻ると、妻がうつ伏せになり、脚を指さす。
(どこかで、みた風景だなぁ・・と、リトルなぐなぐが、呟く)

マッサージをすると、妻が叫ぶ「あぃたたたたたた・・」
北斗の拳も真っ青だ。

明日も、自転車タビだが、こんなボロボロの体で大丈夫だろうか・・そして、アイランドホッピングで船を利用する予定なのだが、満席対策もせねばなるまい。同じ失敗は、しないのだ。


二次会


マッサージを終え、ベットに座りなおしながら・・プシュー

二次会の始まりだ。
そして、明日の作戦会議。

こーして、あーしてぇ・・ よし!


ふふふ、完璧な計画だ。
これなら、誰もいない島を満喫できるはず。

よし! 明日の朝は早い。
夜更かしせずに、寝るぞ!(って、二次会までやっているじゃん・・)



次回予告

さてさて、明日はどうなることやら
おっ楽しみに~

こんなとこに、いっちゃうよ~

チラ見せ




(つづく…)


しまなみ海道の旅、
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