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海の京都 ヘトヘト大人旅 ー旅の栞 天橋立 発祥の地へー

お彼岸も過ぎたのに、季節感のないトップ画像ですいません・・汗

海の京都、宮津を訪れたのは6月、梅雨真っ只中だったのだ。


はーい、本日もなぐツーに、参加いただきありがとうございます。
海の京都も、最終日となりました。

はい、海の京都に来たのに、ここを紹介しないわけには、いかないでしょう。

天橋立!


ただし、なぐツーは、ちょいとずらし旅、
少し違うルートを通りまーす。


今回の旅は、珍しく、ゆったり朝食
本日も、茶六本館よりお届けします。

本物が分かる方に、泊まって欲しい宿。

うるし塗りのお盆に、ちりめんのテーブルクロス、
重要文化財の宿は、調度品についても、本物が使われていた。
アツアツの味噌汁、焼きたての卵、うまいうまい。

熱い料理は熱く、冷たい料理は冷たく、提供できるお店は、間違いなく美味しい。


◇◇

元伊勢もといせ 籠神社このじんじゃの駐車場に、車を停める。折角なので、ひとけの少ない早朝に参拝。


元伊勢の名前の通り、現在、伊勢神宮の外宮げくうにお住いの豊受大神とようけおおかみと、内宮ないくうにお住いの天照大神あまてらすおおかみが、昔同居していたのが、ここなのだ。


成相寺

本日の目的地は、成相寺なりあいじ
現在は車でアクセスできるが、なぐツーは山道を歩くのだ。いや、山道と言っては失礼かな、かつての参詣道、本坂道だ。

成相本坂道は成相寺への参詣道として利用されていた山道で、近年は荒廃が進み安全に歩ける状態ではありませんでしたが、昨年山道の整備が行われ、歩ける状態になりました。

2018年現在 上記の案内ページより


このとき、なぐなぐ一味いちみは、まだ知らない。
上記の言葉を信じては、いけなかったことを・・・


本坂道へ


傘松公園ケーブルカー乗り場に向かい、
途中で、乗り場とは反対側へ、左(西側)に進む、そのまま住宅街の細い道を抜けると、案内板が出てくる。

右折ポイント(北側に進む)


あとは、ひたすら真っすぐ! 登るのみ
(詳細は、上記トレッキングMAPの地図参照)

庚申塔


庚申こうしんの風習は、ここにもあるようだ。
那智勝浦では、現役の(縄のかかった)庚申塔も見ることが出来た。
山形(羽黒山)の旅日記にも記載したが、再度説明しよう!

庚申講とは、60日に一度巡ってくる「庚申かのえさる」の日。その庚申の日に、睡眠すると寿命が縮まると恐れられていた。そのため、「寝るな― 寝ると やばいぞー」と、集団でお祈りしながら起きていた風習の事だ。

そして、それを3年続けると、ノルマ達成! 記念碑が建てられる。これが、「庚申塔」。そしてまた、この庚申塔に願をかける(縄をかけたりする)と、忘れ物が出てくると言われているのだ。


この板碑いたびが見えてきたら、参詣道の入り口はもうすぐ


板碑いたびとは、板状の石板にお地蔵さんをかたどったもの、ただ丹後地方では、この板碑もお地蔵さんと呼ぶらしい。



なぐツーがよく出会う柵(笑)
この先には、獣が・・・

施錠を開けて進む。


本格的な山道のはじまりだ
クマ鈴 セットはいいか!


参道のあちこちにお地蔵さん(板碑)が




おっと!

道を整備したって書いてあったけど、
気を抜くと、お地蔵さんを踏んでしまうじゃないの。


獣除けゲートから、20分ほど歩くと

おおぉぉ


天橋立発祥の地


江戸時代のベストセラー作家(儒学者)である、貝原益軒かいばらえきけん、彼がこの場所から天橋立を眺めて、

「まじ、すげー えもい」 

「ここを、日本の三大絶景といっていんじゃねーの」 と

紀行文「西北紀行」にしたためたのだ。

益軒さんのおかげで、天橋立は、日本三景に仲間入りできたのだ。


益軒さんが、三百年前に観た景色、同じものを観てみたかったのだ。オイラと同様、観たい方、ぜひここまで歩いてきて欲しい。


だーがー しかし

この先からが酷かった。
2017年に整備され、6年経過しただけ。日本は、緑の復活が早い国。あっちゅうまに、草木豊かな山道になっていた。

こんなところで、藪漕やぶこぎするとは・・・
しかも、とげとげのバラ科植物も登場。

あ たたたた

北斗の拳状態になりながら、何とか舗装路に合流

ふぅ・・・


青もみじ

この成相寺は、青もみじが有名
6月初旬にライトアップイベント(青もみじ祭)も行われる。

山門をくぐる




漢字で書くと、青紅葉
なんだかへんだね・・


この写真は、大画面でどうぞ


きれいだにゃー


成相寺の参拝も済ませた。
さて、下ろう。

ただ、もう藪漕ぎはイヤだ。


大丈夫、展望は良くないが、ずーっと舗装路を歩いて元伊勢神社まで戻ることが出来るのだ。もし、登りで疲れてしまったら、バスとケーブルカーを使っても戻ってこれます。

◇◇


これにて、
海の京都、緑の京都の旅はおしまい。


おっとその前に

ここからは、付録編 お土産情報なのだ
なぐなぐセレクトのお土産をどうぞ、

元伊勢 籠神社の真向いに、地元の誇るスーパー「にしがき」がある。
まず、ここに寄ろう。

B級グルメがお好きな方に、

ひと味違う牛乳を


そして、なぐツーと言えば

お酒

ここで買えば間違いなし
丹後半島9蔵の銘酒が大集合、

何を買おうか、めっちゃ迷います。
9蔵に圧倒され、くらくらします。笑

内緒ですが・・
今回の旅で、丹後のお酒、7本買ってしまいました。

へへへ

自宅の冷蔵庫(セラー)に並べると壮観、
タンゴを踊りたくなります(笑)

だんご三兄弟 ♬
だんご!

(え? だんご三兄弟は、タンゴの名曲ですよね 笑)




(おしまい)



ー 次回予告 ー

ついに! なぐツーが、鳥取に上陸するぞ!
鳥取のどこに行くのか? 乞うご期待!



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