あるく みる きく またあるく
小金井アートスポットで開催されている
に行ってきました。
内面を表現する芸術。シェルター。
そのままの空間は見るだけに留まらない。
匂いもある。感情に入り込める空間。
15歳の少年が引きこもりになった時の不安がそこにはある。
引きこもりの子供を持つ親になった時。
学校に少しだけ行けた時に言われた言葉の
「よかったね」
不安とプレッシャーになったという。
勿論「良かったね」という言葉は本音であり裏があるわけでもない。心配をしているからこその言葉なのは間違いない。
でも不安に感じられる言葉になる。
こっち側の言葉とあっち側の言葉という表現が使われていた。
「別にいいよ。学校なんて行かなくて」
これは本当に思っているし、日々口に出している。
僕は自分の子供に置き換えた時にこの言葉は言えると思う。
正論も言えると思う。
でもそれは当事者になっていないあっち側の感覚だから言えるのかもしれない。
当事者になってもあっち側にいるかもしれない。
でも僕はそのように子供がなった時全身で受け止めたいと思う。
全身で受け止めて、とりあえず一緒にゲームが出来る大人でありたい。
大人達が大きな目で捉えられるように。
子供達に
本当の寛容さ、本当の優しさ、本当の認める力が必要なのかもしれない。
表面上の上っ面の言葉ではなく。
愛のある言葉を。
別に言葉なんていらないのかもしれない。
愛のある行動だけで良いのかもしれない。
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