2014小満その2_1

夏なのにあっためる??? 温活のフシギ

ちまたには、「冷えとり健康法」と呼ばれるものがあふれています。季節とわず「じっくり温めよう!」というアドバイスが、あたりまえに紹介されていたりして。でも、そろそろ夏・・・ですよね?

冷え性の人や代謝のわるい人を、身体が冷えているからといって
・とにかく保温する
・積極的に温める
・情熱的に加熱する
ようなことは、かなっているのでしょうか?

・体温が36.5℃以下ではダメ、なのか?
・手足が冷たく顔色が白ければ冷え性、なのか?
・朝起きられない・低血圧なのは、冷えのせい?
まずはそのひとの背景をみてみないと、なんとも言えません。

【適正な体温って?】

そもそも身体は、その人のライフスタイルにかなった温度まで体温をたかめ、1日を過ごします。
●体温が高いか低いかよりも、身体の熱をつかって「何をする必要があるのか」ですね。

一日中座ったままで外出もしないような人は、低めの血圧・低めの体温・低めの代謝でも、十分に身体に必要な熱をまかなっています。そのまま快適に一日を過ごすことができます。

こうした代謝がもともと低いひとは、こまめに風邪をひいたり熱を出したりすることで、ときどき身体全体の働きを高め、リセットします。こうしたモデルチェンジのための風邪や発熱は、あまり心配する必要がありません。

本当に寒くて身体がおびやかされているとき。必要な熱がたりない状態なのかどうかは、「寒気があるか」を基準にしたらいいですね。夏場のエアコンの冷え・冬場寒いとき・風邪をひいて熱があるときなどは、どれぐらい温める必要があるかの目安になります。

【今までのライフスタイル+α、のすすめ】

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