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すべてはここから始まった「第1回 澄和Futurist賞」(2016年)~その3「うれしい想定外続きの表彰式」

2016年10月27日、初めての表彰式が開催されました。場所はこうした式典に雰囲気が合う、皇居近くの如水(じょすい)会館で当日を迎えました。
澄和Futurist賞の特徴の1つに、財団理念に共感してくださり、また、理事長の村石が個人的に親しくお付き合いさせていただいている方々を経済界をはじめ各界からお招きし、その場で受賞者の方々のお取り組みや生のお声を直にお届けするというものがあります。詳細は割愛しますが、当時、村石が内部向けに発信していたブログから一部抜粋し、式の様子をわずかでもお伝えしたいと思います。

<来賓>
「来賓への案内状を出したのは、わずか1か月半前。当初は多くても7-80人くらいの出席を見込んでいたところ、予想以上に大勢の方から出席の返事をいただいた。会社行事なら代理出席ということも良くあるが、今回はできるだけお断りさせていただいた。会場のキャパの問題もあるが、やはり個人の想いで行うイベントだけに、儀礼では意味が薄れてしまう…。敢えて「心」を優先させていただいた。
お客様は財界を中心に9割方が男性。どちらかというと「積極的平和主義」という考え方が多い男社会のトップに対して“戦わないで守る”という澄和のスタンスを投げ掛けることが、私にできることの1つと考えた。(もちろん、私は異論を否定しない。むしろ、大いに議論すべきだし、その意味で色んな考えの方が集まることに意義があると思う…)」

<表彰式・パーティー>
「…私の主催者挨拶は、脱線して長くならないよう、事前に原稿を準備。続いて、吉永小百合さん、中山きくさん、窪島誠一郎さんに表彰状、クリスタルのトロフィー、花束をお渡しした。その後のスピーチでは、それぞれ2,3分という簡潔なお話の中に、長年継続されてきたことの重みを改めて感じた。(そして、皆さん一様にとても謙虚…)
式のあとは、そのまま乾杯へ。音頭は、澄和の歌を作詞してくださった小椋佳さん&伊藤美誠選手。後になってわかったことだが、小椋さんももう70歳を超え、最近はこうした場にはめったに出ないとのこと。そんな小椋さんが、FUTURE=未来世代の代表として東京での強化合宿に向かう途中で駆けつけてくれた伊藤選手とともに乾杯の音頭を取ってくださった。」

「こうしたイベントは30分もすれば中座される方が多いもの。しかし、スターツのイベント同様に最後までいてくださる方が多く、ありがたかった。そして吉永さんも予め中座時刻をお聞きしていたが、なんと最後までひと時を楽しんでいただけた。(恐らくこれも異例中の異例であろう。後日、マネージャーさんを通じて、良い式に出させていただいたとのコメントをいただけたのは、嬉しかった。)」

「財団の目的は、人の和や自然との調和の実現に貢献すること。今回ご縁の生まれた方をはじめ、一般からもサポーターを募り、同じような想いを持つ人とのネットワークをつくっていきたい。」

 お読みくださりありがとうございます。今回で「第1回澄和Futurist賞」に関する記事はひとまず区切りとなります。次回は「第2回澄和Futurist賞」さらに広がった澄和の想いについて書いていこうと思います。

(澄和事務局長 青柳信久)