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密集市街地整備法📖#不動産🏠#重要事項説明📃#不動産塾🖋

🔴密集市街地整備法・・・


密集市街地について計画的な再開発又は開発整備による防災街区の整備を促進するために必要な措置を講ずることにより、密集市街地の防災に関する機能の確保と土地の合理的かつ健全な利用を図り、もって公共の福祉に寄与することを目的とするとされています。

国土交通省HPより引用

(防災再開発促進地区とは・・・)
老朽建築物が多く、道路整備が遅れている密集市街地を防災上危険な状況にある防災街区として、特に一体的かつ総合的に市街地の再開発を促進する地区のこと。

(特定防災街区整備地区とは・・・)
防火地域(準防火地区)に定められている区域のうち、密集している密集市街地で防災地区として整備する区域などです。これは防災都市計画施設と一体となって、特定の防災機能を確保するために指定されています。

[特定防災街区整備地区内の建築等の制限の内容]
・建築物の種類
・最低敷地面積
・壁面位置制限
・間口率制限
・最低高さ制限
・その他
なお、敷地面積の最低限度の制限が定められていても特定行政庁が許可すると制限は受けなくなります。

東京都HPより引用

(防災街区整備地区計画とは・・・)
火事・地震が発生した場合に延焼防止・避難確保のために支障をきたしている地区について、公共施設などの防災機能を整備しようとする計画です。

[防災街区整備地区計画区域内の行為の届出等]
次の行為をしようとする者は、当該行為に着手する日の30日前までに、行為の種類、場所、設計又は施行方法、着手予定日その他国土交通省令で定める事項を市町村長に届け出なければなりません。
・土地の区画形質の変更
・建築物等の新築、改築又は増築
・その他政令で定める行為

※届出をした者は、その届出に係る事項のうち国土交通省令で定める事項を変更しようとするときは、当該事項の変更に係る行為に着手する日の30日前までに、国土交通省令で定めるところにより、その旨を市町村長に届け出なければなりません。

(防災街区整備事業とは・・・)
都市計画に定める市街地開発事業の一つで、密集市街地において防災機能を確保することを目的に実施される事業をいう。

[防災街区整備事業と建築等の制限の内容]
この事業が認可された地区内では、次の行為は都道府県知事等の許可を必要とします。
・土地の形質の変更
・建築物等の新築、改築、増築
・移動の容易でない物件の設置・堆積、その他

個別利用区内の宅地の使用収益の停止
この事業について、権利変換期日以降工事完了公告があるまでは、個別利用区(注)においては、原則として使用収益することができなくなります。
(注)個別利用区とは、地区内で防災施設建築物以外の個々に利用される土地のことです。

(防災都市計画施設とは・・・)
密集市街地で、火事・地震の際に延焼防止や避難のために整備する道路・公園・緑地等の公共施設で、都市計画による都市施設として整備するものです。

『施行予定者が定められている防災都市計画施設の区域内での行為制限』
(制限の内容)
① 建築の制限
建築物の建築については都道府県知事等の許可を受けなければなりません。
② 有償譲渡の制限
 土地、建築物等を有償で譲渡(売買など)をしようとするときは、施行予定者に届け出なければなりません。届け出ると一定期間譲渡することはできなくなります。

6.避難経路協定とその効力
(1)避難経路協定の締結
1.防災再開発促進地区(※注1)の区域内の一団の土地の所有者及び借地権者(以下「土地所有者等」という。)は、その全員の合意により、火事又は地震が発生した場合の当該土地の区域における避難上必要な経路の整備又は管理に関する協定(以下「避難経路協定」という(注2)。)を締結することができます。
(※注1) 防災再開発促進地区とは、都市計画に密集市街地の各街区について防災街区の整備を図る目的で、特に一体的かつ総合的に市街地の再開発を促進すべき地区として都市計画法第7条第1項による市街化区域内において定められた地区のことです。
 (※注2) 避難経路協定は、市町村長の認可を受けなければなりません。
2.避難経路協定には次の事項が定められます。
① 避難経路協定の目的となる土地の区域及び避難経路の位置
② 次に掲げる避難経路の整備又は管理に関する事項のうち必要なもの
・避難経路を構成する道路の幅員又は路面の構造に関する基準
・避難経路における看板、さくその他の避難上支障となる工作物の設置に関する基準
・避難経路にその敷地が接する工作物(建築物を除く。)の位置、規模又は構造に関する基準
・その他避難経路の整備又は管理に関する事項
③ 避難経路協定の有効期間
④ 避難経路協定に違反した場合の措置

(2)避難経路協定の効力
認可の公告があった避難経路協定は、その公告があった後において当該避難経路協定区域内の土地所有者等となった者に対しても、その効力が及びます。

(3)認可の公告後避難経路協定に加わる場合の効力
避難経路協定区域内の土地の所有者で当該避難経路協定の効力が及ばないものは、認可の公告があった後いつでも、市町村長に対して書面でその意思を表示することによって当該避難経路協定に加わることができます。また、避難経路協定区域隣接地の区域内の土地に係る土地所有者等は、認可の公告があった後いつでも、当該土地に係る土地所有者等の全員の合意により、市町村長に対して書面でその意思を表示することによって、当該避難経路協定に加わることができます。
これらの場合、当該避難経路協定は、新たに避難経路に加わった者がその時において所有し又は借地権を有していた当該避難経路協定区域内の土地について、避難経路協定への加入についての公告があった後において土地所有者等となった者に対しても、その効力を及ぼします。

(4)一の所有者による避難経路協定の設定
防災再開発促進地区の区域内の一団の土地で一の所有者以外に土地所有者等が存しないものの所有者は、避難経路の整備又は管理のために必要があると認められるときは、市町村長の認可を受けて、当該土地の区域を避難経路協定区域とする避難経路協定を定めることができます。この避難経路協定は、認可の日から起算して3年以内において当該避難経路協定区域内の土地に二以上の土地所有者等が存することとなった時から、法第291条第2項の規定による認可の公告のあった避難経路協定と同一の効力を有する避難経路協定となります。

足立区HPより引用


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