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2020年8月 オンラインきょうだい会感想

8月のオンラインきょうだい会について、みなさんが書いてくださった感想をお届けします。


8月は、「これまでの事」を話すグループと、「これからの事」を話すグループの2つにわかれて、それぞれ話を深めていきました。


下記の感想に「辛い体験や悩みを話すのにも勇気がいることでしょう。ありがたく思います」と書いてくださった方がいらっしゃいます。

本当に他の方の体験をうかがうだけでも、聞いている側がいやされたり、勇気をもって自分の話ができたりするものですよね。こちらの感想拝見し、運営の私も、改めて参加者のみなさんのお話に感謝だなと気持ちを新たにしました。


※きょうだい会@Nagoyaでは、みなさんが安心できる空間となるように、会で聞いた話は会の外では話さないことをルールにしています。ここでは、記事で紹介して良いと許可いただいた感想のみ掲載しています。


みなさんの感想

オンライン会議にいくつか参加したことがありますが、業務など目的が明確な場合か、既に気心知れた同士のやり取りでないと、私にはちょっと使いづらく感じました。そもそも語りやすい話題ではないだけに。
その一方で、初対面の人もいるだろう中で、率直に、肩の力を抜いてご自身の実感を語っている(ように見えた)若い方々の存在に驚き、感心しました。世代や立場が違っても、似た経験をした人の話を聴くと、分かる、分かる、と思い出したり、違う立場でされたご苦労に頭が下がる思いもありました。辛い体験や悩みを話すのにも勇気がいることでしょう。ありがたく思います。
親の介護を抱えていることで、「今後」グループに参加してみましたが、この年になって、親の介護に直面してみて改めて、子ども時代の問題と再度向き合わざるを得ない部分もあります。次は「今まで」グループに参加してみようかなと思いました。
生活環境や兄弟の障害の程度によって苦悩も多様で複雑と感じましたが、とにかく同じ境遇の人と関わりを持ち大なり小なり共感を得るという体験は新鮮でした。
今までどのコミュニティに所属していてもふと、自身の人生を振り返ると寂しさやコンプレックスを感じることもありました。もちろんきょうだい児であるというだけで全てのことを分かり合える訳ではないのですが、同じ問題に向き合う人たちがたくさんいるのだというだけで心が軽くなったように感じました。
自分の悩みや、鬱憤に共感してくれる人が身近にいなかったけど、共感してくれいただいて、共感してくれる人がいるっていいな、心が軽くなるな!って思いました!
同じきょうだいでも、障害種別や育った環境によって、分かり合える面とそうではない面があることを感じました。ただ、みなさん一様に不安を抱えていることが分かり、自分だけが不安に思っているわけではないのだと、少し安心することもできました。
きょうだいとしての それぞれの気持ちが解って嬉しい
色々な人の意見を聴くことができ、良かった。

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