性犯罪・性加害⑤

※性犯罪について少しずつお話します。
いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。



痴漢をしたAさんは「その場でちょっと触っただけ」といい、
盗撮したBさんは「撮ったけど、直接触るなんて、そんなことしない」という。

接触型のAさんからすれば、盗撮行為は「こっそり撮って持ち帰ってデータを保存するなんてあり得ない!」

非接触型のBさんからすれば、痴漢行為は「被害者が被害を自覚してしまうでしょ?直接触っちゃダメでしょ!」

・・・お互いに、他人の犯罪行為には厳しいですね。

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どちらも明らかな性犯罪。
どちらがマシでどちらの方が重罪かなんて、
比べるものではありません。

どのような方法であっても、
相手をひどく傷つけていることに変わりありません。

ひとの批判が入口でもいいので、
ちゃんと自分自身のことに戻ってきましょう。
他者の犯罪を批判すると、同時に、
自分はどのように自分の行動を正当化していたのか、
みえてくるものです。

痴漢行為は「一瞬だけだから」
盗撮行為は「直接触ってないから」
「だからやってもいい」そう考えていたなら、
自分がそうやって自分の犯罪行為を正当化していたんだと
まずは認めることです。

この段階があってこそ、
”認知の歪み”の改善・修正が始まります。

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