名古屋駅前臨床心理カウンセリング

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子育て期のお母さんたちへ ①心理士より自己紹介

ブログを読んでくださっているみなさま、はじめまして。 公認心理師・臨床心理士(要はカウンセラーのこと)の ひらつか です。 カウンセラーとして働きはじめてもうすぐ15年目。 世代としては「アラフォー」にあたるところで、これまで 主に子どもに携わる領域を中心に仕事をしてきました。 現在は週に数日大学病院の小児科に勤めており、 プライベートでは子育て真っただ中。 出産を機に仕事量を減らしていたのを、これから少しずつ 増やしていけたらいいな、なんて考えているところです。 あとは

    • 先生、おしえて!摂食障害⑥

      摂食障害の相談を専門とする 中村このゆ先生(当カウンセリングルーム所属※名古屋はオンライン対応となります)に 「摂食障害とカウンセリング」をテーマにお話を聞きました。 丁寧にお話いただいた内容をシリーズでお届けします。 今回は第6回目です。 中村このゆ先生 プロフィール 臨床心理士・公認心理師・追手門学院大学名誉教授 心理臨床を始めた1970年代から主に摂食障害の臨床/研究に関わり、論文/著書も多数。 おすすめの本は「まっ、いっか!摂食障害-当事者のまなざしか

      • 先生、おしえて!摂食障害⑤

        摂食障害の相談を専門とする 中村このゆ先生(当カウンセリングルーム所属 ※名古屋はオンライン対応となります)に「摂食障害とカウンセリング」をテーマにお話を聞きました。 丁寧にお話いただいた内容をシリーズでお届けします。 今回は第5回目です。 中村このゆ先生 プロフィール 臨床心理士・公認心理師・追手門学院大学名誉教授 心理臨床を始めた1970年代から主に摂食障害の臨床/研究に関わり、論文/著書も多数。 おすすめの本は「まっ、いっか!摂食障害-当事者のまなざしから

        • 先生、おしえて!摂食障害④

          摂食障害の相談を専門とする 中村このゆ先生(当カウンセリングルーム所属 ※名古屋はオンライン対応となります)に 「摂食障害とカウンセリング」をテーマにお話を聞きました。 丁寧にお話いただいた内容をシリーズでお届けします。 今回は第4回目です。 中村このゆ プロフィール 臨床心理士・公認心理師・追手門学院大学名誉教授 心理臨床を始めた1970年代から主に摂食障害の臨床/研究に関わり、論文/著書も多数。 おすすめの本は「まっ、いっか!摂食障害-当事者のまなざしから

        子育て期のお母さんたちへ ①心理士より自己紹介

          先生、おしえて!摂食障害③

          摂食障害の相談を専門とする 中村このゆ先生(当カウンセリングルーム所属 ※名古屋はオンライン対応となります)に 「摂食障害とカウンセリング」をテーマにお話を聞きました。 丁寧にお話いただいた内容をシリーズでお届けします。 今回は第3回目です。 ①はこちら 先生、おしえて!摂食障害① ②はこちら 先生、おしえて!摂食障害② 中村このゆ プロフィール 臨床心理士・公認心理師・追手門学院大学名誉教授 心理臨床を始めた1970年代から主に摂食障害の臨床/研究に関わり、論文/著書

          先生、おしえて!摂食障害③

          先生、おしえて!摂食障害②

          摂食障害の相談を専門とする 中村このゆ先生(当カウンセリングルーム所属 ※名古屋はオンライン対応となります)に 「摂食障害とカウンセリング」をテーマにお話を聞きました。 丁寧にお話いただいた内容をシリーズでお届けします。 中村このゆ先生 プロフィール 臨床心理士・公認心理師・追手門学院大学名誉教授 心理臨床を始めた1970年代から主に摂食障害の臨床/研究に関わり、論文/著書も多数。 おすすめの本は「まっ、いっか!摂食障害-当事者のまなざしから-」(晃洋書房)など。 = 

          先生、おしえて!摂食障害②

          先生、おしえて!摂食障害①

          摂食障害の相談を専門とする 中村このゆ先生(当カウンセリングルーム所属 ※名古屋はオンライン対応となります)に「摂食障害とカウンセリング」をテーマにお話を聞きました。 丁寧にお話いただいた内容をシリーズでお届けします。 中村このゆ先生 プロフィール 臨床心理士・公認心理師・追手門学院大学名誉教授 心理臨床を始めた1970年代から主に摂食障害の臨・研究に関わり、論文・著書も多数。 おすすめの本は「まっ、いっか!摂食障害-当事者のまなざしから-」(晃洋書房)など。 = = 

          先生、おしえて!摂食障害①

          臨床心理士と可愛い絵本⑥

          臨床心理士と可愛い絵本⑥ 【 ぼくはくまのままでいたかったのに 】 『臨床心理士と可愛い絵本』と題して、 シリーズでお送りします(更新は気ままに〜です)。 幼い頃に好きだった絵本を 大人になった今あらためて手にした時、 そこには深くて広くて大きなメッセージがあるように感じました。 "大人になったから" だけでなく "臨床心理士として" の視点も増えた私が、 一冊の可愛い絵本に想いを寄せて、語ります。 ===== 第6回目にご紹介するのは 【 ぼくはくまのままでいたか

          臨床心理士と可愛い絵本⑥

          性犯罪・性加害⑩

          ※性犯罪について少しずつお話します。 いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。 今回は、「反省する」ということについて考えてみます。 パートナーが犯罪をしてしまった。 子どもが問題行動をしてしまった。 生徒が人を傷つける行為をしてしまった。 ・・・このような出来事があると、 周囲は本人に対して「反省する」ことを求めます。 周囲は本人に「深く反省しなさい」と強く言い、 本人のあらゆる言動を「反省しているかどうか」で見ようとします。 事件直後、本

          性犯罪・性加害⑨

          ※性犯罪について少しずつお話します。 いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。 今回は、「イネイブリング」という言葉を紹介します。 性犯罪・性加害だけでなく、あらゆる依存症(薬物、アルコール、ギャンブルなど)がなかなか改善されない背景には、このイネイブリングがあると考えられています。 イネイブリングとは・・・ 「尻拭い」「世話焼き」など、依存からの脱却を遠のかせる周囲の行動のことです。 周囲、特に家族は「本人のためを思って」「良かれと思って」その

          性犯罪・性加害⑧

          ※性犯罪について少しずつお話します。 いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。 今回は、 何をきっかけに性犯罪をするようになってしまったのか という点をお話します。 ここで紹介することが全てではないけれど、 人はこんなにも簡単に一線を超えてしまうものなのか・・・ どうすれば、なにがあれば、せずにいられたのか・・・ 考えてみるきっかけになればと思います。 再犯防止のためには、 初めて犯罪をしてしまった時どんな状況・心境だったのか

          性犯罪・性加害⑦

          ※性犯罪について少しずつお話します。 いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。 テレビやネットで性犯罪に関するニュースを見聞きすることは あくまでも感覚的にはですが、2日に1回以上あるように思います。 本当に悲しいことに、毎日のようにどこかで性犯罪が起きています。 すべての事件が報道されるわけではないことを考えると、 私たちがニュースで知るよりもっと多く、事件が起きているでしょう。 さらには、全く明るみに出ていない事件も多数あると考えられます。

          性犯罪・性加害⑥

          ※性犯罪について少しずつお話します。 いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。 性犯罪加害者に対する誤った捉え方の一つに 「性的に満足できていないから犯罪をした」というものがあります。 これは、部分的には「そうだ」と言える側面もあるかもしれませんが、 「そうではない」ことの方がほとんとです。 「性的に満足できていない」以外の問題が多々ある、ということです。 「性的に満足できていないから犯罪をした」と捉えている場合、 ・交際相手ができれ

          性犯罪・性加害⑤

          ※性犯罪について少しずつお話します。 いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。 痴漢をしたAさんは「その場でちょっと触っただけ」といい、 盗撮したBさんは「撮ったけど、直接触るなんて、そんなことしない」という。 接触型のAさんからすれば、盗撮行為は「こっそり撮って持ち帰ってデータを保存するなんてあり得ない!」 非接触型のBさんからすれば、痴漢行為は「被害者が被害を自覚してしまうでしょ?直接触っちゃダメでしょ!」 ・・・お互いに、他人の犯罪行為

          性犯罪・性加害④

          ※性犯罪について少しずつお話します。 いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。 性犯罪・性加害・性暴力 性的逸脱行為・性的問題行動 これらのキーワードから、どのような事柄が連想されますか。 == 加害者は、被害者にどんなに深く大きな傷みや影響を与えてしまったか、 いまひとつ分かっていない時があります。 「それを分かっていたら、加害行為なんてやってない」とも思いますが、 性犯罪者の中には「そもそもそんなに悪いことをしているつもりがなかった…」

          性犯罪・性加害③

          ※性犯罪について少しずつお話します。 いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。 パートナーが性犯罪で捕まった、 パートナーが性加害をしていることを知ってしまった、 そんな時 「別れた方がよいか」 と悩む方はとても多いです。 悩まない人はいない、と言って良いと思います。 「別れた方がよいか」・・・これに正解はありません。 「別れるべき」「別れないで支えるべき」など、こうすべきというものもありません。 パートナーが性犯罪・性加害・性暴力をしたと知