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今からあなたを番号で呼びます#36 〜午前と午後に取り調べ〜


ついに、拘留満期まであと7日。


私選の弁護士は、よく会いにきてくれるわけでもなく私が呼んで次の日か2日後とかにやってくるスーパー忙しい弁護士だった。


あと1週間!
すぐにでも出たい私は、今後の流れを知りたくて弁護士を呼んでいた。

夫と文通する事に賛成しなかった弁護士は、夫から宅下げした手紙を見せて
私も、弁護士宛という提で夫に気持ちを書いたものを宅下げしていた。

前回の夫の宅下げでは
謝罪と自弁頼んだりお金使えよとか、書いてあった。



午前中、弁護士が面会にきた。


弁護士への宅下げがあることを担当に伝え、渡してもらった。



気になるのは今後の話。


今回の事件は夫婦共犯だから、保釈請求して出れたとしても
旦那さんとは一緒に住めないかもね。


と言われた、、、




え。





保釈請求して、栽培していたあの家にまたふたりで帰るのは、保釈請求するのに良い印象を与えずらくて、また企むんじゃないか?と思われる可能性もある。

私は保釈されたとしても、旦那さんは主犯だから裁判が終わるまで出れないか、、。



私は実家が東京にあるから、両親が身元引受人となり実家に帰って両親が監督するという流れのほうが保釈請求が通りやすいと説明された。



そして、夫は住んでいた家にひとりで帰る。



夫に会うことすら、許されないかもしれない。

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