振り返り|11月19日〜21日 フォトグラファー Hien 初の個展『恋せよ』 ゲストバリスタ|
2021年11月19日(金)から21日(日)の3日間にかけて、フォトグラファーのHienさん(@hien211_)の初の個展が開かれました。フォトグラファーとして独立した道のりや思いが込められた写真展。
私はその写真展でコーヒーを振る舞う「ゲストバリスタ」として参加させていただきました。
その写真展をバリスタという立場で、そして同じフリーランスという立場で振り返りながら、今の気持ちを綴ろうと思います。
Hienさんとの出会い
Hienさんと私は、stand.fmという音声配信アプリを通じて1年ほど前からの仲。直接お会いしたことはなかったものの、彼女の明るく朗らかな性格にとても親しみを感じられ当日は初対面とは思えない心地よさでした。
声をかけていただいたのは、イベントの約2ヶ月前ほど。
沖縄から関東へと帰るタイミングで個展を開きたく、そこでコーヒーを淹れてほしいとのことでした。
あまり関わりがなかったからこそお誘いいただきとても嬉しく、胸躍る気持ちでした。
その後二人が知り合ったきっかけでもあるstand.fmでもコラボLIVE配信を行うなど、イベント当日まで各自で広報活動を行いました。
(画像のリンクからHienさんとコラボした収録回に飛べます)
イベントで提供したコーヒー豆について
イベントで提供したコーヒーは2種類(+1種類)
・IZW COFFEE:ホンジュラス 中煎り
・小さな思いコーヒー:中国 雲南省 深煎り
(・COFFEE PARK:オーツミルクチャイラテ)
イベントで提供したコーヒーは、私が焙煎したものではありません。
私から声をかけさせていただき、このイベントのために焙煎をしてくださった、IZW COFFEEのいざわさんと、小さな思いコーヒーのユナンさんです。
特にこの個展には、Hienさんの写真から表現される平和で柔和なパステルグリーンの雰囲気と、一方で彼女の内面に見える強く踏み込まれた足跡と次の一歩への決意から血のたぎるような真紅の力強さを感じ取れました。
それらをコーヒーでも表現できたら、と思いこのお二人のコーヒー焙煎士の方に声をかけました。
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IZW COFFEEのいざわさんとは、
毎週日曜に配信しているPodcastで仲良くさせていただいています。
彼の作るコーヒーはいつも優しく心温まるような、淡い色をした
コーヒー豆なんです。
それはいざわさん本人の優しさや声のトーン、性格など、
その全てがコーヒーに表れているような気がしていて。
私の無理な要望にもいつも答えてくれます。
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小さな想いコーヒーのユナンさんは、元々中国の雲南省出身の方です。
私と同い年ながら国を跨いで地元の文化をコーヒーで伝えていく彼女の力強さに感激し、ぜひコーヒー豆を使わせていただけないかとお願いしました。
日本に来た理由やコーヒーに対する想い、現在行っている事業など様々なことを一緒にコーヒーを飲みながら聞かせていただきました。
そんな彼女の力強さ、柔軟さを表現したコーヒーでした。
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私は「お店を持たない個人焙煎士の想い」を届けるために、バリスタをしています。彼ら彼女らを尊敬しその想いを私のイベントを通じて知ってもらいたい。
屋号として構えている『COFFEE PARK』には「お互いがフラットで尊敬し合えること」という思いも込めています。
飲んでくださった皆さんに私や焙煎士の想いが全て伝わらないかもしれません。それでもその想いに共感してくれる方が一人でもいるはず、と信じてながらコーヒーを淹れています。イベントで飲んでくれた方、何か感じ取ってくれていたらいいなぁ。
愛し愛されフォトグラファー
イベントは3日間ともに大盛況。おかげさまでコーヒーもたくさん淹れられ、私もとても楽しく過ごせました。
用意していた数十枚のポストカードは全て売り切れ。ZINEも初めて作ったとは思えぬ出来栄え。展示されている写真も淡く綺麗。(詳しくはHienさんのInstagramへ。)
何よりご来場くださったお客さんが、もちろん写真も見に来たと思いますが、Hienさんに会いたいから来た、という方がほとんどのように感じました。(本人はもっと写真を見てほしいと言っていましたが!)
「愛されてる。」
それだけではこんなにも人は来ません。
おそらくですが、
「愛しているから、愛されている。」
のでしょう。
来る人来る人にあんなにも嬉しそうに言葉や態度で表現できるのは、彼女の人柄の良さだけではない。辛い経験やたくさんの努力を積んだからこそ人を愛し人から愛されるんだなぁと、心温まる光景ばかりでした。
改めてこの個展に参加できたこと、様々な良い出会いをさせていただいたこと、Hienさんの初の個展にお力添えできたことに感謝します。
コーヒーを飲みに来てくださった皆様も、ありがとうございました。
また次のイベントに向けて、そして新しい出会いに向けて想いを届けていこうと思います。
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