coffeepark
https://coffeepark.base.shop『Parking』第2号
前回に引き続きメルボルンがテーマシティのZINE2作目です。
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今回のzineは、前回と違ってかなり動物や植物など「有機物」を多く写しています。前回は無機物が多かったかな。(その定義は曖昧ですが....)
作成していて思ったのは、「環境」が改めて物語を厚くさせるということ。僕の小さな脳みそでは絶対に表現できない景色や出来事を、環境はいともたやすく作り上げる。環境は、何も森や生態系だけではなく、そこに住み営む私たち人間が作り上げた文化やその人そのものでもあり、その光景に出会う度に感動を覚えます。
写真家でも何者でもない僕が、その光景を写真に写し出し人を感動させられるほど表現できているかと言われると、決してそうではないと思います。ただ完全に表現できなくても、このZINEの物語の一部として厚みを増すには十分すぎる光景たちばかりでした。
メルボルンの動植物が作る風景を、そこに拙いながらも僕の文章を載せて、2作目が完成しました。
読んでいただけると嬉しいです。
『Parking』第1号
ZINE『Parking』はふと立ち止まった時に見える景色や、その時の感情を写真と言葉に込めて集めた40ページほどの雑誌です。今回の舞台はオーストラリア・メルボルン。コーヒーの街としても有名な都市ですが、ロックダウンの中で見えてきた街の顔や表情を切り取ってさまざまな角度で表現しています。
この本をきっかけに色んな人と関われたら嬉しいと思っています。
食べ物以外でなら物々交換もしてみたいと思ってますので、興味ある方はTwitterかinstagramその他問い合わせからご連絡ください。
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少し付け足します。
今回は裏テーマとして「曖昧さ」を設定しました。
是か否か、生きるか死ぬか、好きか嫌いか、そんな二項対立では片付かない感情は決して悪いわけではありません。むしろそれは正しいと私は思います。だから「曖昧さ」はネガティブな意味ではありません。受け入れられるべき一つのアイデンティティです。メルボルンは、そんな「曖昧な」自分を心広く受け止めてくれた「曖昧な」街な街でした。
まさに非日常、ロックダウンだったからこそ立ち止まることができ、その景色に出会うことができました。観光地でもなく、かといって日常ではない、一つの色では表せないこの街をほんのちょっとのページですが楽しんでもらえたら嬉しいです。