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いじりといじめ



{2023.06.04の記事}

⚠️本日は、一部めちゃくちゃ攻撃的な表現を含みます⚠️

⚠️口が悪いのが苦手な方はお読みにならないでください⚠️

 

いじり

いじめ

その差を明確に答えられる人だけが私に石を投げなさい




いや、答えられても石は投げないでください




私、出身は関西じゃないんですけど、大阪に住んでたこともあって、地元から引っ越した当初関西独特の"いじり"に対して内心かなり腹立ててた経験があるんですよ。

当時は今より若かったのもあって、私が本気で気にしてる部分とかも平気でいじられるのが結構辛かったときもありました。

後に、慣れたし、私も
笑われること=オイシイこと
みたいな関西ナイズをしっかり得てしまったので、今ではそういうノリも平気です。

だけど、
いじられる・笑われること=オイシイこと
って思える人間って一部の人間だけなんだよ
って、理解する人が増えても良いと思うんですよねー。


ちょっと違う方向性から話しますが、私現在、TVを手離して10年近く経つんですよ。

だから最近のTV番組とかも知らないし、有名人も知らない人が多い状態です。

なので、現在はどんな番組があるのか分かんないんですけど、
TVがよくやる
・バカにするノリ
・いじるノリ
・ツッコミで強い攻撃をするノリ
みたいなものに対して、どんどんつまらなさしか感じなくなってきてるんです。

それだけじゃなくて、
インタビュー時に年齢を聞いたりする文化とか、
常識(笑)を知らない人をバカにするような文化とか、
嫌悪感さえ覚えそうな部分もあります。

だけど、
TVでやってる=面白い
と思って素人も真似しちゃってることめちゃくちゃ多いじゃないですか。

「そういう、TVのノリを全く面白いと思わない人間もいますよ。」

っていう部分を理解してる人、増えても良いと思うんですよ。


TVタレントに限らず、YouTuberとか有名人って、それなりに[色んな人から色んなことを言われるリスク]を覚悟の上だったり、
[いじられるのも仕事の内]みたいな部分を理解してたりして、
"その見返りとして"ギャラが多い
みたいな考え方も、一部できるんですよね。

だから、
[番組として何言われても面白いに変える]
っていう方向性で対応できる人が多いんですけど、

一般人はそうではない

って、ちゃんと分かってる人の人数、もっと増えても良いと思うんです。


私はさぁ、
『他人を笑わせたい。』
『面白いことを言って、誰かを幸せにしたい。』って考えられることって、めっちゃ凄いことだと思うんですよ。

けど、

誰かを笑わせるために別の第三者をこき下ろして[いじった自分がオモロイ]みたいに見せるやり方、
こっす(ズルい)、おもんな!


って思います。

誰かを笑わせたいなら正々堂々、
お前がおもろいことやって見せろや。

って。

いじる相手を踏み台に利用して笑い取る奴のどこがおもろいねん、
思い上がんのもえー加減にせーよ

って言いたくなります。


誰かをいじる笑いって結局、[スベった責任をいじられた側に擦り付ける]という逃げ道を確保してる、自分のトーク技術に責任持たれへんチキンのやり方ちゃうんか

と、私は思います。


お笑い芸人のコンビの人とかって、
[いじられる側にあえてスポットを当てた上でボケる…]
とか、
[演出としていじったりする]ことがある訳で、
[素人が誰でも彼でもを勝手にいじる]っていうのは
それは面白さじゃないんじゃないですかね?

この話を読んでる皆様にもちょっと考えてみていただきたいです。


いじる、いじられる
って、[ある程度関係性が出来上がってる仲間同士]でやる分には楽しさもあると思うんですよ。

けど、
初対面だったり、
普段は全然話さないのに、いきなりいじる
みたいな絡み方って、いじりというよりいじめに近いときもあると思うな。

内容にもよるけどね。

笑いを取りたいなら
自力で勝手にやって欲しい

って思いません?


ドッキリも似た感じのものがあって、
[騙されて焦ってる人間を利用して笑いを取ること]に対しても

誰かを笑わせたいなら勝手にやりなよ、
巻き込むなよ…

って思いません?


いじられること=不快

っていう感覚を理解できてない人間の数が多過ぎる気がするんですよね。

と、いうか
有名人がやってること=自分がやっても面白いこと
って安直に考えてる人の数が多いのかな。

どちらにせよ、

「いじられるのは、不快に感じます。」

っていうタイプも一定数いるっていうことをもう少し沢山の人が考えてみても良いんじゃないかと思うんですよね。

そうやって、
『ちょっとだけ意識してみる。』っていうことの積み重ねで
『いじめられた。』って感じる人を減らせる流れも生まれるんだと、私は考えています。

ピンときた方は、自分ならどう思うか、一回意識してみてください。

おわり


逆に…

悪口なので名前は伏せますが、芸人という職業にも関わらず
「いじられるのが嫌なんです!」
って言ってた人も過去にいましたけど、それに対しては

「はぁ?!」

って思ったこともあるんですよね…。

どんな職業でも
"プロとして、耐えることが必要な部分"
ってあるじゃないですか。

完全なるフリーランスとかじゃない限りね。

「この職業のこういう部分はキツいけど、それに自分が耐えたことで最高のサービスを提供できてるんだ!」
みたいな、誇りの部分というか
「この職業やるなら、このスキルは絶対必要!」
みたいな、技術の部分というか…

[芸人(有名人)はいじられてナンボ]みたいな部分があるって、

芸人になる前から覚悟してなかったのかな…?それは、プロとして、失格なんじゃないの?

って考えてたこともあるんですよ。


『有名人になりたい。』
『名前を売りたい。』
って思う人は、[ある程度いじりへの耐性を付けておくこと]とか、
[いじられた時に上手く返せるスキル身に付けておくこと]も凄く大事なんじゃないかなって。

本当、職業次第というか立場次第というか、

いじって良い場面、ダメな場面、
いじりに対する対処法

について、もうちょい色んな人が考えてみておくことって必要なんじゃないかなって思います。


まぁ、それもそれとして、いじり方にしても、容姿身体的特徴をいじるのは、本当に注意した方が良い面もありますよね。

普段から自虐ネタとして自分から言ってるようなタイプならいじってあげた方がお互い笑えるけど、
『勝手にいきなりコンプレックスいじられるのは嫌!』って感じる人多くないのかな?

私は嫌だったなぁ…。


容姿・身体的特徴に対して言及すること=いじり・ツッコミ

なんじゃなくて

容姿・身体的特徴に対して言及すること=ただの失礼

っていう印象の方が世間的に優位になってくれたら良いのにな。

って私は思ってます。


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