見出し画像

私のために本気で編んでみよう!~身頃 前編~


🔻前回の記事はこちら🔻

しまった…
前回、フードのカラー説明付けるの忘れてた…

ということで、今日はフードパーツの色の説明画像をペタるところからのスタートです。

袖を編んだときは、かなりランダムなマルチボーダーっぽい色味に仕上がりましたが、フードはかなりバランス良くというか、ほぼ全体的に同じ間隔で色を変えて編んだので、かなりグラデーションに仕上がりましたね。

なかなか穏やかな色合いに編み上がった気がします。



そして、身頃を全て編むには、細い方の糸が足りなさそうだったので、ダイソーに、あった分だけを買い足しました。

ブルーなどが入荷されていなかったので、ここからは少し色が偏ってきそうです。編むときはバランスを考えて、単調にならない色味になるように工夫しないといけませんね。

さて、遂に身頃に突入です!
この2週間、編める限り編み尽くしましたが、やはりかなりゆったりサイズのこのブルゾンの身頃は、仕上げるには到りませんでした。なので、前編と後編に分けて書きます。



まず初めに私が気になるのは、
・左前身頃
・右前身頃
・後ろ身頃

の、3パーツに分けて編むか、

それとも繋がっている部分は全て繋げたままグルッと編んでしまい、減目する箇所から分岐させていくのか、

という点。

どうせ繋げるのだから、繋がっている部分はまとめてグルッと編んでしまいたいが、そうなると1段あたりの目数がえらいこっちゃです。棒針などを多用して編まなければならなくなるので、編みにくいのではないか…という懸念。

フードを編んでいる間中頭の片隅でずっとこの問題と対峙しておりました。


§前たての幅を確認しよう§

ひとまず。

このシリーズの一番初めの回を書いていた頃は、
『ボタンを少し左に付けたい!』
と考えていたのですが、フードを仕舞う形状のことを考えると、やはり前たてはセンターに付けた方が収まりが良さそうです。

なので、ボタンをセンターに付けることに決めました。


付ける予定のボタン(まだくるんでないくるみボタン)をちょっと置いてみると…

ヤバい…ボタンが少し小さいかも…?

まぁ……大丈夫でしょ!それに、ボタンが小さい方が前たても細くて済むのだから、スッキリしたデザインに仕上げられるはず!

前たての幅を3cmと想定して編んでみようと思います。

袖パーツのブロックチェック部分で測ってみると、7目で約3cmのようです。7目…縁起の良い数字だけど奇数って中途半端ですね…。

前たて部分を細い針で編もうか…?もしそうするなら試し編みは忘れずにしないといけませんよね。追々やります。

とりあえず前たてが3cmという情報が得られたのでOKです。


§サイジング§

まずは裾部分の目数を調べましょう。

画期的な測り方してますが、この、定規のケースのラインブルゾンのセンターラインです。

端からセンターまでが、袖パーツのこの段の目数と丁度良さそうなので、目を数えると、62目でした。

62目×4-6目=242目
(前後ろ繋げて編むと想定してみた場合)

キタ!4n+2!これは242目が正解の目数のはず!もう、繋げて編むのは確定したも同然ですね!


袖と違って、裾(リブ編み部分)は短いままにしたいので、8段というところでしょう。

色はパープルからのスタートと決めていたので、頑張って間違えずに242目の裾(リブ編み部分)を作っていきます。

リブ編み部分がセンターから26cm
少し広がる部分が32cm

62目×4=248目
26cm×4=104cm
32cm×4=128cm
128÷104=1.23076923076…
248×1.23076923076=305.230769228…
306-6=300
300-242=58

リブからは58目増目が必要なようですね。


300÷58=5.1724137931…
うーん…増目のバランスは大体5目編む毎に1目増やすようですが、若干調整が必要ですね。


さて…身頃に模様を入れるか…入れまいか…

ブロックチェックだけ入れようかなぁ?あんまりゴテゴテさせたくないので、身頃は少し大人しい柄になるように抑えようと思います。

背中(後ろ身頃)のセンターにはハニカム模様をいれたい気もしますね。


§裾§

調子良く裾部分を編んでいると、私はミスに気が付きました。

リブ編みは4n+2
且つ3との公倍数ではないこと

これがとても肝心だったことを…。


240は完全に3の倍数。私としたことが。こうして3の公倍数だったことによるリブの失敗は今回が初めてではありません。下手をすれば何十回レベルかもしれない程です。

学習能力無いかよ(  ̄- ̄)


そーですよー私はリブの目数に拘る癖に覚えられないんですよーでも今回こそ!今回こそこうして記事に書いたからきっと頭に入ったはず!


と、言っても今回のリブ編みは端同士を繋ぐものじゃないので、【端の1目】の次を【1目の裏編み】に拘らなくても良い、むしろ、前たてを繋げるためには、初めの編み目は表編みにした方が綺麗かもしれません。
・端の1目
・表編みから2目ゴム編み開始
で良いのではないでしょうか。

なので、訂正しながらそのまま2段目以降をを編むことにしました。

・端の1目
・表2目
・裏2目
:
:
:
・裏2目
・表2目
・端の1目
と、いう二目ゴム編みに変えていきます。


編んだ袖パーツで、裾(リブ編み部分)が何段必要か確認

裾は8段編めば良さそうです。


§模様§

とりあえず、前身頃も後ろ身頃も、センター部分にだけ、少々模様を入れることにしました。

【前身頃】

・端1目
・裏1目
・表4目(縄編み)
・裏1目
・表3目(ブロックチェック)
・裏3目(ブロックチェック)
・表3目(ブロックチェック)
・裏1目
・表4目
・裏1目
・鹿の子編み(アレンジバージョン)52目

【後ろ身頃】
・鹿の子編み(アレンジバージョン)50目
・表3目(ブロックチェック)
・裏3目(ブロックチェック)
・表3目(ブロックチェック)
・裏1目
・裏1目(ハニカム小)
・表1目(ハニカム小)
・表1目(ハニカム小)
・裏1目(ハニカム小)
・裏1目
・裏2目(ハニカム大)
・表2目(ハニカム大)
・表2目(ハニカム大)
・裏2目(ハニカム大)
・裏2目(ハニカム大)
・表2目(ハニカム大)
・表2目(ハニカム大)
・裏2目(ハニカム大)
・裏2目(ハニカム大)
・表2目(ハニカム大)
・表2目(ハニカム大)
・裏2目(ハニカム大)
・裏1目
・裏1目(ハニカム小)
・表1目(ハニカム小)
・表1目(ハニカム小)
・裏1目(ハニカム小)
・裏1目
・表3目(ブロックチェック)
・裏3目(ブロックチェック)
・表3目(ブロックチェック)
・鹿の子編み(アレンジバージョン)50目

に決めました。こんな風な書き方だと、何が何だか全く訳がわかりませんね笑

この模様を編むにあたり、私が書いた手書きメモ(きったねぇ字)の画像がこれ🔻です。

私は普段、自分で模様を決めるときは、大体こんな風な書き方のメモで、目数を見ながら決めています。

編むときに✔️マークを入れながら模様を作っていってます。増目が必要な場合などは特に、メモが無いと頭の中でこんがらがって模様を作れません。



(§増目§)

増目も、今回のように奇数毎だったり、ややこしい場合は何かしらのメモ書きをしながら増目していきます。

今回なんて特に目数が多いので、メモは必須でした。

裾(リブ編み部分)からバランス良く増し目するポイントを確認するメモ

今回、増し目が約奇数毎だったことや、きっちり割りきれない数字だったことから、こうして書き出し、増し目の箇所の分散具合を見て、
『この増やし方なら…減目箇所まではまとめて一気に編むか!』
と決めました。

編むアイテムによっては、増目箇所が必ずしも左右対称にすべきとも限らないのですが、左右対称にこだわりたい物を編むときや、今回のように偏った数字(増目ポイント)を上手い具合に散らそうとするときなどは、よくメモの図でバランスを目視して決めています。

こうして目視してみたことで、今回の場合は、
『これは、パーツを分けるよりも繋げて編んだ方がバランス良い増目ができそうだな!』
と判断に到った訳です。

初めて編む(作る)物って、本当にイメージ図が大事だなって感じますね。まぁ、私のメモはほぼ暗号のようなメモなんですけど、

[図と指示書を混ぜたもの]

の役割を果たしているんですよね。

個人的には【図】と【指示書】を併せて確認するより、まとまっててよっぽど分かりやすいメモなんですよ。



§実践§

身頃パーツは、目数が物凄い量なだけで、特に難しい訳でもありません。ひたすら編んでいれば仕上がります。

とりあえず、裾(リブ編み部分)から切り替わりに増目しつつ、模様を加え、後は減目しながら分岐していく箇所までは、ただただ編み続けるだけです。

袖を編んだとき、鹿の子編みで編んだのですが、鹿の子に飽きてきたので、身頃は分岐点までは少しアレンジを加えた鹿の子編みにしてみました。心なしか、普通の鹿の子編みよりも若干大人っぽい編み地な気もします。

袖と繋がる辺りからは普通の鹿の子編みにする予定です。




とりあえず、袖と繋がる高さまで編みました。こんなに幅広い(目数が多い)アイテムを編んだのは人生初の経験です!編んでも編んでもなかなか進まなくて、ちょっと大変でした。何て言うか、しんどいよりも新鮮な感覚が強く、仕上がりが楽しみでもあり、二度と編みたくない気もしつつ、面白かったです笑

仕上がってない癖に
『よう編んだなぁ👀』
と、我ながら感嘆してしまいました。



ここから、パーツ毎に減目を繰り返して、袖と繋げる箇所を斜めにしていきます。

どのくらいのペースで減目したら良いか調べるために、既に編んだ袖パーツの減目した箇所を合わせてみて確認してみます。

隔段1目ずつ減目した袖パーツ、縄編み模様の傾き具合と照らし合わせて見て、恐らく4段毎に1目減らすペースだと丁度良い角度のパーツが編めそうです。

完全に勘に頼りましたが、ある程度編んでみると

赤い枠で囲んだ部分が出来上がった形

斜角完璧!

良い感じですね。後は同じペースで編み続けるだけです。



フロントネックポイントのラインまで編んで見ました。

後もう少し。赤枠で囲んだ分位の段数を編まなければいけなさそうですね。



§一旦まとめ§

今回は、こんな流れで途中までしか仕上がりませんでした。

編み上がったのはここまで🔻

折り畳むと、こんな風に仕上がっていきます🔻

ふふ *⌒艸⌒

サイズ完璧ですね☆今回のパーツは、フードのときと違って、成功でしかない気分です☆

多分、来週のアップ時には仕上がってるはずなので、感想などは来週にまとめましょう。

🔻続き🔻



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?