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一人旅 Episode-10 「長崎から福岡まで9時間鉄道の旅」

鉄道好きなんです

私は、かなりの鉄道好きです。

小学校の時に、「鉄道研究クラブ」を立ち上げ、予算をゲットし、多くのNゲージ(鉄道模型)を買い求めました。

週末は、上野駅に行って、様々な電車・列車を写真に収めました。
夜は、時刻表を使って、空想旅行をいつもしていました。

XX鉄とか分類されるほど、オタクではないが、鉄道全般が好き
駅弁も好き。

時刻表の最下部分に、その場所の駅弁情報が載っています。どういう弁当か、よく想像していました。

これまでの長崎の旅は、鉄道に乗れませんでしたが、ここからは鉄道に乗りまくりです。

まずは、長崎から福岡へ。早いルートですと、JR特急「かもめ」で、わずか2時間で博多へ到着。
今回はたっぷり1日使えるので、ぐるっと回り道していくことにしました。

 7:42 長崎駅発 快速シーサイドライナー佐世保行(長崎駅始発)
 9:51 佐世保駅着(JR)
10:22 佐世保駅発(松浦鉄道)西九州線伊万里行(佐世保駅始発)
12:57 伊万里駅着(松浦鉄道)
13:34 伊万里駅発(JR)筑肥線唐津行(伊万里駅始発)
14:23 唐津駅着 
14:48 唐津駅発 筑肥線筑前前原行
15:27 筑前前原駅着
15:29 筑前前原駅発 筑肥線福岡空港行(筑前前原駅始発)
15:52 姪浜駅着・発 乗換不要 福岡地下鉄空港線
16:08 中州川端駅着
    
約9時間ぶっ通し鉄道の旅

やばいです。計画した時はとても興奮状態です。

特に、松浦鉄道がメインです。2時間半乗りっぱなし。
平戸という観光スポットが途中であるのですが、降りずひたすら電車に揺られています。

この日ばかりは、土地土地のグルメは気にしません。まず、電車に乗り遅れない事。
乗り遅れると、次の電車がかなり先になっていますから。

そして、早めに電車に乗り込む。駅が始発なので、特等席が取れる。
狙うは、「ボックス席」の窓側・進行方向席。

ボックス席だった電車は、全部この席だったので、かなり満足です。
移り行く景色と、遠くの景色を交互に眺めながら楽しみます。

電車に乗って、恍惚状態だったのでしょうね。
ほとんど車窓からの写真は撮ってません。

鉄道オタクは、電車が写っていない風景の写真なんか興味なし、と同じ感覚かも。
ひたすら、電車の揺れ具合、音、途中途中の駅、すれ違う別の電車に気を取られています。
私も、9時間近く乗っているのに、数枚しか車窓からの写真がありません。

このエピソードは、鉄道好きにしか、受けないかもしれません。
申し訳ありません。

でも、ずっと電車に乗っていても飽きないんです。
一人旅だからできたのでしょうね。

そういう人の鉄道旅日記です。

長崎⇒佐世保

7:42長崎駅発のJR快速シーサイドライナーに乗るので、ホテルを6:30に出て、路面電車で、長崎駅へ向かう。

わずか12分で到着。
日曜日ということもあり、駅前は人が少ない。と思ったら、長崎駅は新しい駅へ移転中

以前はあった改札の場所からかなり歩きます。

新しい改札口まで、7-8分は歩いたかもしれません。

でも、とてもきれいな駅になっています。自動改札になっています。
ICカードが使えそうです。私のPASMOで通過。

3両編成です。

内装がおしゃれです。

水戸岡氏のデザインかしら?
ボックスにはテーブルがついていて、便利です。
朝ごはん用で買った、サンドイッチを広げ、食べ始めます。

日本の電車はご飯が食べれちゃうのがいいね。駅弁の歴史があるから。
欧米だと、車内で食べちゃうと罰金だから、つまんないです。

今回の路線図と、時刻表です(JR九州旅客鉄道より引用)

長崎本線から、大村線、佐世保線へ入ります。

立っている人はいませんが、席はおおむね埋まっています。
この電車は、途中、「ハウステンボス駅」にもとまるので、そこへ向かう観光客も多く乗っています。

途中で、検札がありました。「切符拝見」です。
ICカードで入った旨を伝えますと、現金精算とのこと。
この先は、自動改札になっておらず、切符のみ有効。
よって、生産をして、切符を改めて購入。
ICカードは、自動改札がある駅で、証明書を見せて、長崎駅からの分はキャンセル手続きを行わなければならない。

おーしまった!気を付けよう、地方の駅とICカード
どこでも使えるわけではないのね。

そうこうしているうちに、ハウステンボス駅に到着。
多くの人が降りていき、電車の中がガラーンとなった。

次は、「早岐」駅。
この駅は、交通要所で、左に行くと佐世保、右に行くと伊万里や武雄温泉方面となる。そう、ここから伊万里は近い。わずか45分。

でも、鉄道好きは、松浦鉄道に乗るため、佐世保へ向かう。佐世保到着。

佐世保駅は大きい。佐世保港が目の前だ。

佐世保と言えば、佐世保バーガーが有名だが、佐世保駅構内に、バーガー店がありました。LOG KIT 佐世保駅店。
しかし、10時開店。
待っていては、松浦鉄道に乗り遅れるので、通り過ぎます。

本来開いていれば、こんなお店。見るからにおいしそう。

ちらっと、佐世保港で写真をパチリ。

戻って、JR駅構内のコンビニでおにぎりとお茶を買い、松浦鉄道・佐世保駅へ。

佐世保⇒伊万里

おお、小さい。自動販売機も一つだけ。

終点の伊万里駅まで購入。2,290円。伊万里まで47駅、2時間半の旅。

路線図と時刻表(松浦鉄道サイトから引用)

すでに、一両編成の電車がスタンバイ。白い電車。

すでに、数名の方が乗車。でも、ボックス席は空いていた。ラッキー。

佐世保から平戸までは、ほとんど山間を走る。紅葉はまだ早く、青々とした木々の間を走り抜けていく。
今日は気温も高いので、ポカポカ陽気です。

(松浦鉄道サイトから引用)

たびら平戸口駅到着。
ここは、日本最西端の駅

Wikiによりますと、九州最西端および、鉄道事業法に基づく普通鉄道における日本最西端の駅であり、「本土」を北海道・本州・四国・九州の四島とした場合には本土最西端の駅である。

2003年、沖縄県那覇市に沖縄都市モノレール線(軌道法準拠路線)が開業したことで、同線の那覇空港駅が「日本最西端の駅」を名乗ることとなった。

ただし、松浦鉄道及び地元の平戸市では、現在でもたびら平戸口駅を「(普通鉄軌道方式で、全国の各駅とレールでつながっているものでは)日本最西端の駅」であるとしており、当駅到着前の車内放送でもそのように案内されている。

車窓から松浦鉄道では珍しい有人駅と車掌さんをパチリ。

ここからは、海岸沿いを走ることが多く、海の景色となる。海ギリギリを通る場所もあって、かなりダイナミック。ここまで来ないと見れない景色ですね。

(松浦鉄道サイトより引用)

伊万里に近づくと、コンビナートが見えてきて、工業地帯の雰囲気。
伊万里に時間通り到着しました。

伊万里⇒唐津⇒筑前前原⇒中州川端

到着しました伊万里駅(松浦鉄道)。
JRの伊万里駅へ乗り換えです。

駅と駅の間に、大きな道路があって、そのまままっすぐ渡れません。
2階に上って、駅と駅を渡す橋を通って、JR側に移動します。

JR伊万里駅も、自動改札はなく、切符を購入します。
切符購入はかなり久しぶりです。

ですが、切符をパチンと切られることはありません。パチンパチンは懐かしい音です。

トイレに行き、飲み物を買い、すぐ電車に乗り込みます。

路線図と時刻表(JR九州旅客鉄道より引用)

一両編成です。黄色い電車。

また、ボックス席窓側をゲット。

唐津駅までずっと山の中です。
とてもよかったです。
日本の伝統的な風景でした。

田んぼがあって、小さな神社があって、川があって、とても気持ち良かったです。

(イメージ写真)
ボーっとしているので、車窓から写真撮ってません。泣)

伊万里から唐津はおススメです。

唐津は、観光名所です。

名護屋城跡などあって、本当は立ち寄りたく、計画時には一泊しようかどうか迷いました。
しかし、今回は、鉄道メインということで通り過ぎとなりました。

ありがたいことに、唐津駅は自動改札があり、ICカードが使えます。
よって、長崎駅のIC問題をここで解決し、ICカードで入りなおします。やった!

この駅から直接、福岡空港駅まで行ける電車もあるようで、便利です。
3両編成。赤い電車来ました。

筑前前原駅まで、海岸沿いを走ります。
ここは穏やかの海、海を眺めているうちに、もう筑前前原駅についてしまいます。
ホームを挟んで、隣に電車が来て、乗り込みます。ラストランです。

さすがに、疲れてきました。福岡に近づくと、地下に潜りました。
人もかなり多く乗っています。夕方、中州に到着しました。

長い鉄道の旅が終わります。本当、楽しいです。
電車も駅も車窓からの眺めも、いいですねえ。

このあとも、山口と島根でも電車に乗ります。
このエピソードが気に入った方は、こうご期待!

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