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“まったく” レジでのおしゃべり(7月30日/日)

近所のスーパー、レジ係さんはいつも「こんにちは」と迎えてくれるので、私も「こんにちは」と返す。商品のバーコードの読み取りの間、何となくレジ係さんの手元を見ていることが多い。

お客さんとレジ係の人がたまたま知り合いで、おしゃべりしていることがある。きょう列に並んだ私の前の人も、レジ係さんと知り合いだったみたい。「こんにちは」の後も会話が続いている。
「うちの子供が熱出して」
「かわいそうになあ」
「どっこも行けへんわ」
「暑いし、家の中にいてて、ちょうどいいやん」

お客さんの買い物かごは山盛りなので、しゃべれる時間は十分にある。
レジ係さん、手は止まらずに口は動く。
そして、「はい、○○円です」と、ここはビジネス口調に戻る。

こういう光景はよくあるけど、いま私の目の前の人は、お客さんもレジ係さんも、男性。初めて出合った場面だったけど、まったく違和感ない。男性同士のおしゃべりも微笑ましく、ずっと見ていたいようないい雰囲気だった。何なら、会話の内容をもっと聞きたかったなぁなんて思った。

多分30代ぐらいのパパさん。私が30代のときには、夫が買い物に行くなんてこと、よっぽどのことがない限り、なかった。私が夫に頼むこともなかった。私が行かなければいけないと思い込んでいた。
ああ、あのとき、そんな思いに縛られずに、もっと気持ちを楽にして暮らせばよかったなあ。
まあ、今からでも遅くないか。

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