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「舟を編む」本を読み映画を見てドラマも見た(4月22日/日)

10回にわたって放送されたドラマ「舟を編む」が最終回を迎えた。
三浦しをんの原作本が本屋大賞に選ばれた頃に読んで、2年ぐらいたって映画化されたとき、映画館まで見に行った。そしてその10年後、テレビドラマ化されるというので、楽しみにしていた。

この12年の間に、紙の本から電子化が進み、最終回では「コロナ用語は辞書に必要か」という現在のテーマを取り上げていた。
時代背景は変わっていくけれども、辞書づくりに携わる人たちは情熱を燃やし続けながら、少しずつ意味が変化していく言葉を丁寧に扱っている。だから、私たちは安心して辞書を引き、言葉づかいの指針にしている。

日本語学者を演じた柴田恭兵さん、若い頃のチャラチャラした刑事の役どころのイメージだったので、学者の役ってどうなのと思ったけど、見ているうちに馴染んできて、心の熱い学者さんにしか見えなくなってきた。柴田さん、いい年の取り方をされているな。私が全然アップデートできてない。

第8話では、映画で馬締役を演じていた松田龍平が出演していた。粋なことしてくれますね!


うちの本棚にある「舟を編む」


冒頭の写真の「広辞苑」、よく引く。
「広辞苑」を編纂した新村出の旧邸で、いろいろな資料が展示されているという重山文庫が京都市にある。そのうち行ってみたいと思う。

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