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【6カ国目】パラグアイ🇵🇾地球の反対側にあった日本人の歴史

こんにちは、なほです💐
東回りで1人世界一周中、ブエノスアイレスからけんと君・ゆうかちゃん夫婦と合流し、ここパラグアイのイグアス移住区へ来ました。

私たちがまず訪れたのは、イグアス移住区にある日本人宿、

📍ペンション園田 さんです。

このお宿、着いた当日になんと「ウェルカムおにぎり」というものを出してくださいます。

量もモリモリで嬉しい。


久しぶりに食べたお米が疲れた体に沁みわたって最高でした。
この日は久々の日本食に癒され、ぐっすり眠れました。

翌日。
ゆっっっくり起きた私たちは近くのおすすめされた日本食レストランへ。

📍あでらん亭

パラグアイで「いらっしゃいませ」の文字を見られるとは思わなかった!
美味しそうなおかず達!!!


35,000グアラニ(¥645)でお皿に乗るだけとり放題システム!最高・・・!

完全に欲張りすぎてアホのとり方した。


全部、本当に美味しくて完食!
幸せでした。

それから午後。
この宿を経営されている園田さんは日本から移民されてこの地にずっと住んでいる方で、私たちを移住史料館へ連れて行ってくださいました。

園田さんは当時の記憶を辿りながら移民の暮らしについて丁寧に説明してくれました。

当時の開拓の様子
当時使っていた道具


ここ移住史料館には、移民として来た方々の思いの詰まった展示品が数多くありました。
説明文を読むと、思わず胸が苦しくなるようなものがたくさん・・・

移住の際、このドラム缶に身の回りのものを入れて運び、その後は五右衛門風呂や物入れとして使われたとのこと。

日本からはるか遠い地、地球の裏側のパラグアイで、私の知らない日本人の苦労の歴史があることを知りました。

生きるために故郷を離れ、言葉も通じぬ異国の地で働くというのはどういうことか。
どのような思いで日々を過ごしたのか。

第二次世界大戦の際にはパラグアイと日本は敵対関係となり、移住して数年、ようやく開拓して得た日本人の土地は全て没収されたと聞きました。
国同士の争いに翻弄され、一生懸命働いて開拓した土地を一瞬にして奪われた時はどれだけ辛く悔しかっただろうか。

私なんかには想像すら尽きません。

ただ、
ここで先人達が日本人としての誇りを忘れずひたむきに働いたからこそ、この地で日本人や日本の文化が愛されイグアス移住区が築かれたんだと知り、同じ日本人として胸が熱くなりました。

この地の日本人の歴史をこれまで全く知らなかった私。

ここ、移住史料館に来れて本当によかったです。

園田さん、ありがとうございました。



その夜私たちは夜ご飯を食べに出ました🚶

わくわく


久々のラーメンを注文し胸を躍らせていると、女性のお客さんから「あなた達日本人?」と声をかけられました。
なんと隣の部屋でイグアス移住区に住む日本人の方々が飲み会をしており、ご一緒させてもらうことに!

このビーフン最高だった😊

50-60代くらいのちょうど私たちの親と同じ世代の方々で、旅行者の私たちにとても温かく接してくれました。
そしてたくさんのご飯やお酒もおご馳走していただきました!

ラーメン美味しい!
この唐揚げが優勝でした!


ここで、男性の方に何か質問はある?と聞かれたので「日本に帰りたいと思ったことはありませんか?」と伺いました。

ずっと思っていた疑問。
ここパラグアイとは違い、日本には何でもある。
道は整備され街はここより遥かに発展している。
イグアス移住区に住む日本人の方々は、”日本に帰りたくても帰れないのではないか”
そう思っていました。

でも、そんな疑問に対しみなさん同じことを口にするのが

「ここ(パラグアイ)がいいから、ここにいる」

でした。

イグアス移住区の日本人の多くは、大人になってから日本に1度出稼ぎに出るようですが、みなさんここが好きで帰って来てしまうのだとか。

きっと私は心のどこかで、
「帰りたいけど帰れないんだ」という答えを待っていたみたいです。
ここより日本のほうが住みやすいのにな、と私は思ったから。

それがとっても失礼だったと後から気付かされました。

ここにいる皆さんはパラグアイの”何もない”ところが好きなんだと答えます。

この、みなさんが言う

"何もない幸せ"

については、これからもう少しパラグアイで過ごす中で私にもわかっていくのでした。

次回も、私がここパラグアイで私が感じたことを拙い文章で綴らせていただきます。

ここまで読んでくださってありがとうございました💐

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