見出し画像

新しいスタッフが超優秀な件

どうも、アフリカ系男子のナイケルです。


先日、新しいスタッフを募集して苦戦したお話を書きました。

あれからさらに募集をして面接をし、なんとかいい感じの社員を採用することができたのです。


必須予定だった運転免許はないですが、その代わりにドローン操縦経験のあるベナン人男性です!


これは本当に希少で、どのくらい珍しいかといえば、台風がきていたのにJR武蔵野線が一切送れなかったときくらいです(関東以外の人多分わかりません)


しかも本当にドローンが好きなようで、僕が忙しくして仕事を渡せないときも、ひとりでドローンの説明書読んだり、シュミレーターで練習したりしています。


正直、まだまだドローン元年もくる前の国であるベナンで、ドローンが大好きな現地の人を見つけてしかも採用できるなんて思ってもいなかった。


今月は、彼と僕と、以前からいる女性スタッフ、そしてインターンのあべまさき君の4人体制でドローン事業は回していきます。


しかもしかも、いきなり仕事が入りまして、それは以前にタイミングよくまさかの大型契約が決まったベナンの桑田佳祐並みに有名な歌手との60公演以上の空撮案件。

左から2番目の方です。


新体制で行ってきましたよ。

一度操縦もしたことがあって、ほとんど文句なし。

コンサートは21時開始予定で、18時入りしまして、アフリカンタイムで遅れまくり、24時スタート(笑)

終わったのが午前3時半くらいです。

いつドローン撮影チャンスがくるか分からないので、常にスタンバイしつつ、撮影も電池が持つ限りずっとやり続けますから、テクニックはもちろんスタミナも要求されるこのお仕事。

愚痴もいわず、めっちゃ頑張って働いてくれました。


何より嬉しかったのが、

「僕はこの会社を西アフリカで3年以内にドローンナンバー1の会社にすること。そのためにはまずベナンで圧倒的に結果を残したい。」

という話をしたところ、

「だから僕のことを雇ってくれたんだろ?もちろんだし、まだおれは仕事のやり方も完璧じゃないから、ダメな時はちゃんと注意してほしい。」

このような返事がきました。


ベナンのドローン産業はまだまだ始まってないといっても過言ではなく、日本で言えば、10年くらい前に「時代はYouTubeだ!」といっていたようなもんです。早すぎるくらいのタイミング。

だからこそHIKAKINさんじゃないですが、いま始めて色々と失敗をしまくりながらも、顧客を作り、産業を育て、組織を整えておくことで、数年後に爆発するであろうドローン時代に万全の状態で臨みたいわけです。


最低ラインとして、まずは今のスタッフとかかっている経費分を余裕で稼げるような戦略を実行しないといけません。インターンのあべ君が今月で帰ってしまうので、かなり要な月になります。

あべ君がいなければ、ドローン事業を会社化するところにすらいけていなかったかもしれません。


定期購読者様の方へは、もう少し色々ぶっちゃけたお話をしようと思います。



嫌われる覚悟

ここから先は

824字
この記事のみ ¥ 100

人生賭けてアフリカで活動中ですが、ご飯を食べないと死んでしまいますので、いただいたサポートは僕の燃料として大切に使わせていただきます。