『タイパがいい』

『「恋愛リアリティーショー」は結果だけ知りたい』

コスパに比べてタイパという概念には
個人的解釈では賛同

近くのスーパーで買うよりもコスパのいいスーパーが遠くにあって、

1時間かけてその遠くのスーパーで買い物をして
「近くのスーパーより890円もお得でした」って
笑顔の人をTVか何かで観た記憶。

だったらその1時間を1000円で買いますよって企業が世の中にはたくさんいる。

もちろんアルバイトをやる事でのデメリット（シフト、拘束時間、人間関係）もあるので
一概には言えないが。

家でやることが無くて、運動も兼ねていると言われればグゥの音もでない。

話はそれたが、コスパよりもタイパを意識することは賛同している

しかし、それは点の話ではないのか？
それで浮いた時間でこんな事をしています、が
セットにならないと本末転倒？とまではいかなくとも、意味をなしているのかわからない。

いや、そもそも忙しい現代人。
やることが多すぎるからタイパ意識するのは必然なのではないか？

いや、そもそも本当に忙しいのか？

社畜社会人がYouTubeで本の要約を見て、話題の新書の要点を10分で得ることはタイムパフォーマンスがいいだろう。

でも、若者に話題のタイパは得てして、
浮いた時間でSNSを見たり、ネトフリで話題の恋愛リアリティーショーを2倍速で見て結果をしる「作業」をしているだけではないのか？

偏見が過ぎた。

もしかしたら、エントリーシートESに2時間かかっていた時間を1時間で済ませられれば
残りの1時間を推し活に使え、心の栄養補給をしているのだろう。

大変失礼なことを考えていた。

「推せる人がいないなんて不幸な人生ですね」って言われてポカンとするように、
あちらも「タイパがどうこう言ってその時間で何をしているのか？」とか問うてくるおじさんにポカンとしているんだろうな