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先頭を切って。胃袋の話

☆☆☆
内臓王国内臓プリンスの
フッチー王子は
整体歴23年、今までの施術人数延べ約3万人。
その経験を活かし、内臓達の声を世にお伝えしています。

初めての方は
「内臓王国内臓プリンスフッチー王子って、だれ?」をお読みください。

☆☆☆

先日、所用で名古屋に行きました。
所用というのは、推しのコンサートのためです。
(もったいぶらなくていいのに。。。)

私は、普段から自分の内臓とお話しながら生きています。
特に胃袋と話しています。
もちろん、心の中で。
たまに、あまりにも美味しい食べ物を食べると外でもびっくりしすぎて
胃袋の心の声が
「んまっ😳❤️」
と、でてしまいます。

最近は、私の推しがツアー中で日本を回っているので、私も推しと同じスケジュールで日本を回っています。
私は、推しを
私の胃袋は、ご当地の食べ物を
追いかけて、味わって、感動して
満足しています。
まるで、私の中に
「食べ物だけを愛している別人格」が存在しているかのよう。

胃袋と話していると言うと
「???」
って、感じだと思いますが、実は、みなさんも
胃袋と会話している時はあると思います。
例えば、
「無性に◯◯が食べたい」とか。
その◯◯には、色々な意味が詰まっています。
「無性に辛いものが食べたい」だと
疲れている・ストレスが溜まっていて発散したい・マグネシウム不足の合図・肝臓でのデトックスを求めているなど。

今回の名古屋での私の場合だと
「うなぎ食べたい」
と、胃袋。
これは、たぶんスタミナをつけたい(推しのコンサート直前だから)
そして、
「名古屋に来たんだから、おいちーもの食べて帰る!!!コンサートだけじゃつまんない!胃袋もいい思いしたい!!!」
と、言う胃袋の思いだと思う。

それで、今日のランチに私の胃袋が選んだのは
名古屋県の金山駅から徒歩2分の
「三福」(さんぷく)さん。
実は、前日の夜に私は推しのコンサートのチケットを発券するために夜、外を歩いていた時のこと。
この三福さんの数十メートル前から
あまーくて、香ばしい香りが
この梅雨時期の独特な風に乗って漂ってきた。
まさにうなぎのあの細長くヒョロリとした形のような香りの煙にのって。

胃袋
「ん????
ん?
んん!!!
こ、これは、うなぎの匂いやないか!!!
サイコー!明日は、絶対うなぎ食べる!
サイコー!こんな近くに美味しそうな鰻屋さんがあるなんて!
これで、名古屋のご馳走は、決まりや!
明日のランチは、ここに決まりやな」

私の胃袋は、鼻が利く。
うちの胃袋に限ってただの鰻屋に反応する訳がない。
きっと、この三福さんは、絶対美味しいんだわ!
だって、こんなに私の胃袋が反応しているんだもの。

案の定、お店の前は5.6人の人が待っており
行き帰り様子を見てみたが、その人達は、ずっと待っていた。
きっと美味しいんだ。(にまりby胃袋)

私は、というか私の胃袋は
早速携帯で三福さんの情報をチェックして
明日はやってる!
営業時間は11時半から(うん!行ける!by胃袋)

私は、推しのことを
私の胃袋は、うなぎのメニューを
考えながら寝た。

同時に別々の事を考えているのなんて不思議!
って、客観的に思うが
両方とも私の「大好き」が詰まっているのだ。
つまり、両方とも私にとっては、大切な存在なのだ。
内容は、違えど私は、2つの「大好き」を考えられて幸せだ。
内臓と仲良くなるとこんないいことありますよ。

そして、決戦の日!
私は推しのコンサートの日
私の胃袋は、昨晩から目をつけていた鰻屋の日

雨の中
鰻屋の前
昨日より濃い色の煙で香ばしい香りを排気口から
モクモク、ゴジラの吐く炎のように出していた。
扉を開けると、人でぎっしり詰まった店内。
お店のお姉さんが
「あと30分お待ちいただきます」と。
その時、私は、雨も降っているし、ずっと外で傘さしながら30分も待っているのは、キツイな。
このお店とは縁がなかったのかな。
かえろう。。。(かな。)
と、思っていたところ
胃袋が私の声帯をつかって

「待ちます!」

え(・∀・)
ま、待つの?

「うん!せっかくここまで来たんだから、コンサートだけ観て帰るなんて絶対やだ!!!
ここのうなぎ食べて帰る!!!
だって、もううな丼の並、食べるって決めてるもん!
大丈夫だもん!30分より先に案内されるもん!
大丈夫だもん!
食べて帰るもん」→胃袋、心の声。
と、私のイメージで言うと胃袋が私を抑えて
先頭切って

「待ちます!!!」(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

と、目をランランとさせて言っているように
感じた。

私の後ろに待っていた人は、
「それならまた今度にするわ」
と、帰っていった。

まぁ、しょうがない。胃袋がそこまで粘るなら絶対美味しいんだわ😋
でも雨の中、30分かぁ。。。
と、傘をさしながらしばし待つ事なんと
10分弱。

先程のおねーさんが
「どーぞー」と案内してくれた。

その瞬間、胃袋が
「やっぱりね( ̄∀ ̄)
だって、11時半開店で、さっきが12時。
12時過ぎには、11時半に入った人が1人くらいは出てくるわよ。さっき店内見たら、席数結構あったもの。やっぱりね、あたしの予想通りだわ。
あたしも飲食店でバイトしてたことあるから分かるのよ。正直、待ち時間なんて分からないのよ
。うふ。」
と、いつも以上に饒舌な胃袋。
機嫌がいいのだろう。

こちらの三福(さんぷく)さん
名物は
「ひつまぶし」だそう。

私の胃袋は、なぜかうな丼の並にしてたけど、胃袋にも色々胃袋的計算があるそう。
(夜のご飯の頃合やコンサート前の食事の分量など)
ひつまぶしは、次来た時に、
必ず
食べるそうだ。

私の胃袋は、本当に実現しそうだ。
それが数年後だとしても必ず
この三福さんに戻ってくるだろう。

I’ll be back.( ̄∀ ̄)

と、花輪くん(ちびまる子ちゃん)
なみの前髪のたなびかせ具合で
カッコつけて言ってそう。

あんた、前髪あったの?(。・ω・。)

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