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実はこれもキャッチコピー

きのうは「3.11」とよばれるようになった日だったので、ラヴィットは特別編成のオープニングのみ(「ラヴィット、スタートです」といわい日)だった。いろんな人たちが応援していたのだが、最後にサンボマスターがやってきて数曲演奏した。そして『できっこないをやらなくちゃ』を歌って、すばらしいスペシャルライブを締めた。
この『できっこないをやらなくちゃ』は実は広告用のキャッチコピーということは意外と知られていないかもしれない。その証拠といえるかはわからないが、歌詞にはこのことばは出てこない。このキャッチコピーを書いたのはTCC(東京コピーライターズクラブ)会長の谷山さん。コピーライターの中には作詞をする人もいるけれど、谷山さんは歌詞は書けない言う。自分でおっしゃってるので本当のところはわからないが、書かないらしい。能力というのは本当にふしぎなものだ。ぼくなんかは歌詞にはないとわかっていながら、いちばんすきな歌詞は「できっこないをやらなくちゃ」といいたいほど、すきなことばだけれどもね。いつの時代でも大切にしたいことばだと思う。ちなみに本当の歌詞の中では「君なら出来ないことだって 出来るんだ 本当さ 嘘じゃないよ」の「嘘じゃないよ」の部分。大人が子どもと話すときに目線をさげているような映像が浮かんで、力強さの中にほほえましさが入っていてすきだ。
ラヴィットの中ではスーツでチアリーディングをする、チアリーマンがウルフルズの『ええねん』で踊っていたのもよかった。チアリーマンの選曲がいい!一時期はワイドショーは自分のかんがえかたを試したりするのにいい。といっていたぼくも、コロナ禍のワイドショー疲れからラヴィットに流れた。やっぱりたのしいものをみたいよ。楽しくなけりゃテレビじゃないじゃんっていってた局は、どうしちゃったんだろうな。みんながみんないっていたかはわからないけど、子どもの頃から言い合っていた「1つのチャンネルしかみられなかったら、どこ選ぶ?」に入らなくなっちゃったよ。楽しいで、ぬりかえろ!もキャッチコピーとしてはすきだけどもね。実がともなわなけりゃコピーもよわくなっちゃうよ。

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