見出し画像

作品解説 乙女たち

ボッティチェリのヴィーナスや、上村松園の美人画に憧れていました。
髪や肌の美しさ、優しい雰囲気、柔らかな表情を描きたいと思っています。
良く「自画像ですか?」と言われますが、まさかまさかです。
自分の中の理想の女性像をモデルさんの力も借りて表現しているつもりです。

最近では、紙よりも絹に描くことに挑戦しています。
より繊細な女性の美を目指していきたいです。

風のささめき」 25.5×25.5㎝ 2021年 絹本
透明感のあるモデルさんの雰囲気を花の帽子で表現しました。
「風の調べ」42㎝×123㎝ 2021年 絹本
大正ロマンのような雰囲気で描いた作品。襦袢が気に入っています。


「時灯り」2022年 42×123㎝ 絹本
万葉の時代のイメージ。絹の透け感と衣の透け感を生かした作品。


「金環」S3号 絹本 2023年
日本髪風の女性。金の輪がつらなるイメージ。


池畔の祈り」 48×51㎝ 絹本 2022年
宗教的なイメージの作品。仏やマリア像のような…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?