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作品解説 描かれたハープ

絵の中に時々登場する楽器たち。
いつも目にしているからでしょうか。
なかでも、ハープ的な楽器を描きたくなります。
支柱、ネック、共鳴胴からなる三角のかたちは三日月のようです。
三角形のなかの空間と、たくさんの弦から物語が生まれます。
また、夫のつくるハープはあらゆる形のものがあります。
丸い形のものや長細いもの、ライア型など…

「花咲く弦」2018年 S6号
大きな曲線のハープ。奥にドイツの風景が広がっています。
「十弦の琴」S4号 2018年
装飾的なライア型のハープ。金箔を貼り、弦から花が生まれているイメージ。
「異国の窓辺」171㎝×108㎝ 2019年
ミャンマーのサウンガウというハープがモチーフ。背景はドイツの古城。
「天の花」F6号 2020年 個人蔵
天平時代の衣装をきた女性と箜篌。春の天女のイメージです。
オーロラの旅」M8号 2021年
夢で見た光景。ハープを奏でると進む空の船。
「彩果」F6号 2021年 絹本
バイオリンのような共鳴穴のハープ。
葡萄とステンドグラスのさわやかな空気感、そして猫。
女性の髪が弦にやわらかく触れる様子。
星メリーゴーランド」S3号 2021年
きらきら回るメリーゴーランド。奏でるハープ弾き。全体的に砂子を撒いています
天上音楽」14.5×10㎝ 2022年
ハガキサイズの小さな作品。天空の太陽と月。箜篌を奏でる天女。
太陽には夜光貝のかけらを貼りきらめきを出しています。
「ハープ魚」手のひらサイズ、桐箱入り
ミニミニ日本画。金のハープと魚、赤い花に出会う。


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