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作品解説 いつかの風景

旅行に行ったとき、帰省したとき。
日常の景色、車窓からの風景。空模様。
心に残るさまざまな風景の印象のかけら。
鮮明なものもあれば、ぼーっとした雰囲気だけのものもある。
それらがいつしか組み合わさった時に、絵で表現したくなります。

「渡り」 SSM号 2017年 個人蔵
昔から見ている京都の山。たくさんの青と緑に鳳凰の幻影を描きました。
「森森」F6号 2023年加筆
南ドイツに行ったときに、夕暮れから夜にかけてお城の付近を散策した印象。
深い森の吸い込まれそうな雰囲気を表現しました。
夜間飛行 SM号 2017年
横浜っぽい夜景。群青に金泥でぽちぽち灯る光を描いた作品。
「夜行列車」F4号 2022年
夕暮れから夜に向かうふしぎな時間。近所の丘公園から見える景色からイメージした作品。


「通い路」S0号 2023年
月が美しく、雲に反射している様子。神秘的な雲の通い路を描きました。
「無何有の郷」F10 絹本 2024年
両親の暮らす京都京北の印象を描きました。花々と動物たち、北山杉、星空。

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