2021年4月に沖縄アリーナがオープンしました。Bリーグの琉球ゴールデンキングスのホームアリーナとして使われます。このアリーナはすごいところもたくさんあるので紹介させていただきます。

このアリーナがすごいところは、スポーツをみるために作られているということです。日本のスポーツ施設は観戦というより、スポーツをやるために作られていることが多かったです。しかし、このアリーナはスポーツをやるためはもちろん観戦を特に意識したアリーナになっています。そう言える根拠の一つして、アリーナのサイズをそこまで大きくしなかったということです。NBAのアリーナは1万人規模で入るアリーナがありますが、問題点として会場が広く選手が小さく見えてしまうということです。せっかく試合を観に来たのに選手が小さいとがっかりしてしまいますよね。試合じゃなくても、例えばコンサートでアイドルが小さかったらがっかりしますよね。そういうことを改善するために、スポーツで使う場合は8000人収容にしたそうです。この8000という数字は、スポーツを観戦するために最適な数字を探したところ算出された数字だそうです。

スポーツを観戦するためのサイズ感の設定の話を聞いたときはすごくびっくりしました。てっきりもう少し大きくするのかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。僕は素人なので最初に見た目で度肝を抜かれてしまいました。見た人はわかると思いますが、日本じゃないみたいですよね？ここはNBAのアリーナなのかな？と思うぐらいのクオリティです。こういう会場でバスケが見られると思うと胸が躍ります。

これからこのような会場が日本で続々と建設されていくそうです。これからの5年間で、佐賀、千葉、兵庫、長崎、愛知でアリーナが竣工予定だそうです。すごいハイペースです。このアリーナはバスケットボールのためだけに使われるわけではないですが、このペースでアリーナができてくると日本のバスケの盛り上がりはとんでもないことになりそうです。