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ばいばいタスマニア島

朝見ている人はおはようございます。
お昼に見ている人はこんにちは。
夜見ている人はおやすみなさい。

こんばんは、ナカジマミ(@nakajimami34)です。

2月25日に両親と別れたあとブリスベンの語学学校時代の友達BTがタスマニアにやってきまして色々やっていました。

そんなこんなで26日から昨日まで過ごしたタスマニア最後の日々を振り返っておきます。


ウェルカムトゥーーーータジーーー

両親と別れた翌日26日にBTはやってきまして朝から空港まで車で迎えにいきました。

10分以内に駐車場を出ないと7ドルかかってしまうので早くピックアップしようと思い彼女に電話をかけると「トイレにいる」とのことでした。

試しにトイレを覗いてみると「化粧してるじゃねーーーか!!!」声に出てしまった。

彼女は語学学校時代に一番仲の良かった日本人の友達で先日シドニーで観光案内してもらった韓国人の友達と3人で仲良くしていました。

私より3つ上なのですがいつも大阪出身の軽快なノリで話しやすくて一切遠慮しなくてよくて言いたいこと言えるいい友達です。ブリスベンのときは色々相談に乗ってもらいました。

もともとタスマニアを知ったのも彼女が学校でずっとタスマニアに行きたいと言っていたのがきっかけでした。

そんな彼女は2ndを取得するために卒業後はやや悪い噂の流れるQLD某地域でずっとファームをしていてこの度めでたく日数を満たしたので念願のタスマニアへとやってきたのです。

早く眉毛書きなさい!!とせかして急いで車に荷物を乗せて駐車場を出ました。なんとか無料圏内でした。ふぅ…

もうノリがこれまで車に乗せてきたKちゃんとも両親ともまるっきり違くていきなり窓全開にして「やってきたぜタスマニアーーー!!!!Foooooooo!!!!!」と窓から手出して叫び出す始末。

窓から手を出すなー!!と注意するやいなや「ねえ!音楽かけていい!?!?」「ボリューム小さい!上げちゃえ!」ともうやりたい放題。車から振り下ろしてえ…

とりあえずSorellという街にあるColesに晩御飯の食材を調達しに連れて行きました。

しかし彼女、料理が大の得意で食材をみると「これ!安い!これも安い!これはいつもより高い!ねえ今日親子丼にしようよ!!お肉は量り売りのほうが安く買えるよ!」などともう大阪パワー全開であれが安いこれは高いの情報から今晩の献立からお得情報までいろんな情報が一気に流れ込んでくる。そして早足

Kちゃんは沖縄出身かつ決め事が苦手なのか色々と時間がかかるのですが、もうすごい大阪の女すごい。速い。全てがスピーディー。

ちなみにバイクを運転しているとついつい速度を出しちゃうそうです。

スーパーを出ると、酒!と言ってボトルショップに駆け込んでいきました。
彼女、お酒が大好きで危機管理能力が低いのかQLDファーム時代には色々あったそうです。タスマニアの自然に矯正されろ

ボトルショップでは箱入りの赤ワイン(うまく説明できないけどとにかく量が多いやつ)を買っていました。驚愕

あっという間に買い出しが終わって同じバッパーを予約してもらっていたのでお宿へ帰還。

そのあと少し港を案内したり、バッパー近くのレストランでお昼を食べたりしてホバートを楽しんでいました。
とても気に入ったようで来て良かったとはしゃいでいました。

混雑を避けるために早めにシャワーを浴びたあと「私お米炊いとくね!」と言ってキッチンに消えて行き、突然サッとセロリでつくったおつまみを出してきてポリポリ食べながらパソコンをいじっていると「ご飯できたよ!」と言っていつも間にか親子丼を完成させていてくれました。

つよい…うれしい…

シェアハウス時代はお米が炊けず毎日ほぼパスタだったので手作りの日本食が沁みること沁みること…おいしい…

あと料理上手な人が作ったご飯の安心感たるやいなや半端ないですね。
生焼けの肉がいかに危険かを熟知している(しつこい)

最高な気分で食事を終え、作ってもらったので洗い物は私がしました。
そして「明日はフレシネ国立公園に行かない?というか行こう」と誘いました。

部屋に戻ると日本人親子の母と娘がチェックインしていてすかさずBTは話しかけにいっていました。

この人、日本人でも外国人でもすぐに話しかけにいくのですごいです。

日本人親子のお母さんの方は娘を心配して日本から色々な荷物を届けに遥々タスマニアへきていたようでした。娘さんのほうはちょっと口が悪くて傍から聞いておいおいお母さんにその言葉遣いは…となりました。お母さんの方はちょっと天然で扱いが難しそうではありましたが

ちなみにここのバッパーかなり居心地良かったのですが枕がふっくらすぎてめちゃくちゃ寝違えました。

あとやっすい二段ベッドのためガッチャンガッチャン揺れる

わたくし2日連続で物を落としてしまいバッパーでの生活のし辛さが身にしみました。

1日目はパンツで2日目は歯ブラシケースを落としました。歯ブラシケースに至っては下の人が寝静まっているときにやってしまって明らかにゴソゴソしていたのでこれ気が付いてるぞ…!と焦りました。

勝手に侵入するわけにもいかないので放置しておいたら翌日ベッドの上に置いてくれていました。もちろんソーリーソーリー言いました。


最後の国立公園、フレシネへ

BTがきて2日目のこの日は前々から行っておきたかったフレイシネット国立公園へ行きました。

地元の人は「フレシネ(ット)」と呼んでいるみたいです。たぶんも発音しているんでしょうけど聞こえないです

ついでにBTへのタスマニア魅力紹介を兼ねていました。

つなみにこの日の朝は彼女が生姜のおかゆを作ってくれました。おいしい…おいしいがすぎる…

お昼用にシーチキンマヨおにぎりも作っていきました。さいこーー!

片道3時間超えの道のりでしたがわたくしここは歴戦のタスマニアンドライバー、余裕しゃくしゃくで進んでまいります。

行きがけにビジターセンターへ寄ってピンバッジと前回行ったクレイドルマウンテンで買うか悩んだレンジャーの格好をしたテディベアを買ってしまいました。もちろん荷物になるので自宅に送ります。

フレシネでの目的はもちろんワイングラスベイ! Look outふもとの駐車場で車を停めていざトレッキング開始!

BTさん、フィジカルがすごくて登るペースが半端ない。話を聞くとファーム時代に歩合制の仕事が舞い込んできたときには女子トップだったそうです。男子にすごい人が居て1位にはなれなかったと言っていました。いや全体で2位かよ

さすが名所なのでルートがかなり良く整備されていてとても歩きやすかったです。
この日は強風の予報だったのですが山登りで温まった体にはかえって気持ちよかったです。

私たちが登れば登るほど天気が良くなっていき、頂上に着く頃には絶景が広がっていました。うーんすごい!

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このときたまたま晴れてお昼を食べて駐車場へ帰る頃には曇っていました。

絶景とともにおにぎりを食べてめちゃくちゃ最高な気分でした。

ホバートから結構距離があったので帰りは早めにでて景色のいいところで休憩しんがら帰ることにしました。

途中海からかなり近い街に寄りましたが曇っていたのでイマイチ。ひたすらに海藻特有の海の匂いがしていました。

もともとタスマニアで車を買うつもりのなかったBT、しかしこの日私との国立公園ドライブを通して車なしじゃかなり生活が不便になることや行きたい時間に行きたい場所に行ける素晴らしさに気がついたのか「私この車買うわ!」と言い出しました。絶賛売り出し中で問い合わせ0だったのでうれし〜〜

ぐんぐん車を走らせ無事帰還。この日の晩、赤ワインとオレンジジュースを割った飲み物を勧められて飲んだところ、美味しかったのですが疲れもあって猛烈に眠くなってしまい夕食に何を食べたのかもイマイチ覚えていません。

野菜のスープを食べた記憶がありますがメインがなんだか覚えていません。

お腹いっぱい食べ過ぎてこの日の晩胃痛で目が覚めました。

そしてあいかわらず日本人親子は10人部屋で親子ゲンカしていました。外でやれ


バイバイ愛車

この日は各手続きデーと決めて早速BTの免許証を作りにサービスタスマニアへと行きました。

彼女、日本に帰らずに2nd突入するつもりなので国際免許証を作ってきていなかったのでした。

タスマニアの住所証明ある?と言われた(無い)ので銀行へ駆け込んだり、あと数日で移動するのに「2週間後に登録した住所(バッパー)に免許証送るからね〜」と言われたり色々ありましたがとりあえずタスマニアで車を運転する権利は得ることができました。

バッパーで一休みしていると他の日本人の方が話しかけてきたのでお互いこれまでの旅路について話し合っていました。

ちょっと話し込みすぎてしまったなと思いながらもバッパーを後にし、車の名義変更の手続きのために車に乗り込もうとしたら違反駐車の罰金用紙が貼られていました。42ドル

高い情報交換料になってしまった。ちなみにカウントされてる時間的に話し込み過ぎずさっさと車に乗っていれば違反金は取られずに済んでいました。まあ気にしないさ

免許の手続きはシティの役場で済ませたものの車の名義変更は別の役場ですることにしました。なんでかというと以前ちょっと栄えている役場で車の名義変更をしようとしたところ断られてしまった苦い経験があるからなのです。

わたくしが用意した役場はSorell!!お気に入りです。片田舎にある適度に栄えた街です。

帰りにRichmondへ寄れる場所にあるので彼女の車の運転の練習を兼ねてSorellまで向かいました。

普通名義変更するときって少なくとも免許くらいは提出する必要があるのですがSorellは違う。Sorellの役場は名義変更用の紙ペラ1枚だけで変更手数料を払って手続き終了でした。やべえ…

ちなみに私が変更したときにWWOOFホストのおばあちゃんに「なんでここだったら変更できたの?」と聞いたら「田舎だから」と返されました。とんでもねえ

そのあとはBTに車の運転を交代しRichmondへと向かいました。

彼女、バイクの免許はマニュアルで大型まで持ってるのに車はオートマ限定の超絶ペーパードライバーのようで「バックのときにハンドルを回す方向がわからない」と言い出して、は??!!!となりました。

若干の恐怖を感じつつもなんとかRichmondへ到着。
周辺を観光したりしました。ここのポストオフィスで違反金の支払いをしたところ受付のお姉さんに「高いお土産になったわね!!!!」と言われました。お上手!!!!!!

そしてBTさん、練習だから帰りのシティまで運転したいと言い出しました。すでに車の権利は彼女に移っているので承諾しました。

もうねこの帰りの運転が怖くて怖くて涙が出そうになった。どうやら2つのことを同時にやるのが苦手なようでハンドルを握ってアクセルを踏む以外のこと(例えば運転しながら窓を開けるとか)をするとすぐにハンドルガタガタ車グラグラ。

あとカーブを曲がるのが苦手なようでシティに向かう途中のブリッジで一部道幅の狭いカーブがあるのですがそこでもハンドルガタガタ車グラグラ。こわすぎる!

あともうブレーキの踏み方が運転下手な奴の踏み方そのもので(クンッって止まるやつ)フットブレーキ踏むタイミングも速度落とすタイミングも全て崩壊していてこの先が心配でなりません。

なんでも言いたい放題なのでひたすら運転の下手さを煽っていました(嫌な奴)

この日の晩はオムライスを作るとのことで私も手伝いました。

BTの食材の切り方がめちゃくちゃ上手くて褒めたらこれが忙しいジャパレスでキッチンハンドしてた奴の力じゃ!と言っていました(ブリスベン時代に人気店のジャパレスでバイトしていて死ぬほど忙しかったらしい)

おいしくオムライスを食べてその日の晩はさっさと寝たのですが夜起きていたBTが夜食で残ったチキンライスを食べようとしたところ知らないフランス人男性に「それいい匂いだね」と言われ食べさせたらめちゃくちゃおいしそうに全部食べてしまったそうです。笑った


さいごのサラマンカ

翌日のこの日は土曜日だったので恒例のサラマンカマーケットへ一緒に行きました。

昨日話しかけてきた違反金ボーイも行きたがっていたので一緒に行きました。

とにかく毎回ここは人がすごいです。違反金ボーイは見るものの大半に「値段高っ」と言っていて私は将来こういうこと口に出しちゃう人とは結婚したくないな〜と将来のことを考えていました。こういう人って大抵はクリエイティブ作品の価値も理解できずモノだけ見て高っ!とかいう人ですよね。

私は先週の両親との旅行で2人が荷物が増えることを嫌がってお土産をあまり買っていなかったので母へオウム柄のエコバッグを買いました。

一通りマーケットを見た後は疲れ果ててバッパーへ帰りました。
少し休憩をしたのちに生活用品の買い出し兼運転の練習をしに「Rosny」へと向かいました。

ちなみに私はこの街で免許の名義変更を断られています。

ここでは父にオーストラリアの動物柄のアロハシャツを買いました。レジの店員さんにシャツの柄になっているキウイを指さされ「これはオーストラリアの動物じゃなくてニュージーランドの生き物だよ」と言われました。

なので「このシャツはお父さんへのお土産なんだ!」と言うと「渡す時にちゃんとキウイのヒストリーを説明しなくちゃ!」と言われました。

帰国したら説明してあげようと思います。

その後はRosny近くの港で座って話したりしてシティへ戻りました。この日は土曜日だったので交通量も少なく涙が出そうなほどの恐怖は感じなかったです。

そして晩には語学学校時代にクラスメートだったお友達も合流して3人でマレーシア料理を食べに行きました。

彼は昨年末にすでにタスマニア入りしていてびっくりするほどの田舎でベリーのピッカーをしているそうです。

ベリーボーイも交えての久々の再会に話が盛り上がって盛り上がって楽しい時間を過ごせました。
色々話し込んでしまい解散したのも11時ごろになって夜のホバートの街は若者たちの遊園地と化していました。

わたしはシャワーと歯磨きをしないと眠れないのでシャワーを浴びたのちにリビングで歯磨きしながら日課である鋼の錬金術師をネトフリで観ていたら深夜のくせになにやらキッチンで馬鹿騒ぎしている集団が。

お顔立ちの良さそうなウェイウェイ系のボーイズの中に1人アジア人…いやあれは日本人だ(自分のアンテナがそう言ってる)が混じっているではないか。

事前に日本人女性と異国の殿方がこちらのバッパーで交際しているという風の噂は仕入れていたのであのボーイスのうちの1人と彼女が付き合ってるのねふーんと思いながらも鋼の錬金術師は1期後半の面白い展開に差し掛かっていました(ちなみにハガレン初視聴)

するとなにやら酔っ払いウェイウェイ集団が出口(私が座っているほうに)向かってくるじゃないですかー

嫌な予感は的中でダル絡みされ非常に不愉快でした。
また絡まれるのも面倒なのでトイレの洗面台でスピッツ聴きながら歯を磨いていると日本人の女性がトイレから出てきて私が日本人か確認したのちに謝ってきました。

面倒だしさっさと歯磨いて寝たかったのでアァハイと言って再びイヤホンしました。というかダル絡みしてきたときには一緒になってキャハキャハ笑ってたくせに後々になって謝ってくるのはセコくないか?

だったら謝ってこない方がよっぽど良かったのですがまあ別にあと数日でこのバッパーともお別れなのでこの出来事は一瞬で忘れました。


パッキンパッキン

ホバート滞在最後の日曜のこの日はパッキングデー。

朝ごはんを用意しているとそこには昨日の日本人の彼女が

私のことを見つけると再び謝ってきたのですがなんでそんなに真面目で純朴そうな性格なのにウェイウェイ系の男と付き合ってるんだよ!と謎の疑問が浮かんできました。

もう顔も覚えてしまったので彼女を観察していると彼氏のためにランチを用意して彼氏はご飯を食べるとさっさと他の仲間と食べたお皿をそのままにして去ってしまい、1人ポツンと残った彼女がそのままにされたお皿を片付けていました。

おい!!!!それでいいのか日本人女子!!!!!そんなことするから日本人の女の子はなんでもやってくれていいぜFoooo!みたいな謎のクソ需要が生まれるんだよ!!

今の時代はあなたが作ったら彼氏がお皿を片付けるの!!!!あなたがなんでもやるんじゃないの!!!!!あたしが作ったらお前が片す!これがネクストジェネレーション!!!!!

というか詳しいことはよく知らんから偉そうなことなにも言えないけど客観的に見たら遊ばれてるようにしか見えなくて胸が苦しいわ!どこで出会ったの!?なにを言われたの!?どんな甘い言葉を言われて好きになっちゃったの?!!?というかバッパー内で暮らしてるカップルはいつどこで恋人たちの時間を過ごすの!?!?(素朴な疑問)

ビザ切れるじゃん!そしたらどうするの!?一夏の思い出的な感じで割り切るの!?2日に渡って謝ってくるような真面目なあなたがそんな風に考えるような人ではないと思うのだけれど!!!

といろいろと大した経験もない30手前のおせっかいおばさんは考えましたがよう知らん人の恋模様に首を突っ込む勇気も偉そうに遊ばれてるようにしか見えないからやめとけなんて言える勇気もなくそっとバッパーを去ることにしました。

うーん色々難しい。色々ありますね。

そういえば一緒に働いていたチャイナのお姉さんは「日本人の女の子はなんでもやるんでしょ?中国、特に都心部は男性も家事や料理を手伝うのが一般的アルヨ」なんて言っていました。
そういえば台湾旅行したときの台湾ガールのお兄さんも超絶紳士だったしブリスベンでバーベキューしたときも韓国人男性が率先して色々やってくれたりと今まで海外経験皆無だった私はおぉ…!!!こんな施されていいのか!?と感動しました。

日本人女子、もう色々やらんでいい…むしろお前がやれよ的な感じで強く生きてこ


色々書きましたがこの日はホバートを少し散歩&お買い物してさっさとバッパーに帰ってパッキングおよびその準備をしました。

BTは北のほうへ移動するので運転が心配な私はスピリットオブタスマニアというメルボルンとタスマニアを繋ぐ船に乗ってメルボルンへ渡ることにしました。

こちらの船はデボンポートというタスマニア第3の都市で北にあるので彼女と途中まで一緒に行くことにしたのです。

この日の晩は再びBTが夕飯を作ってくれて、そぼろ丼を食べました。これが久しぶりの味すぎて本当においしかった。

一家に1人BTがほしい


いざデボンポートへ

月曜日のこの日はデボンポートへ向けて出発です。

適当に最後のパッキングを終えて不要な調味料はフリーコーナーに置いて車に乗ってレッツゴー

彼女はRossへ行ってみたいと言っていたのでそこまでの運転は彼女に任せることにしました。

大好きな1号線の景色を最後に助手席から眺めることができてよかったです。ちなみにBTは気をぬくと車が左に寄ってしまい何度も車線のはみ出しを警告する音が鳴って怖かったです。いつか死ぬ

なんだかんだ3回目のRossはまだ行ったことのなかった橋を見ながらベーカリーで買ったパイを食べました。

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ほんとのどかで風が気持ちよくて観光客みんなおじいさんおばあさんで大好きな島だな〜と思いました。

Rossからは私が運転を交代しました。こんなにも自分の運転で安心できるとは思わなかった。これが私とボロボロトヨタカローラとの最後のドライブ。

白煙上げたりしたけど1度も故障せず色々なところへ連れて行ってくれてありがとう。この車のおかげでタスマニアというタスマニアを存分に楽しむことができました。

もうこの年代の車を所有することは一生ないと思いますが貴重な経験ができてよかったです。残る問題は任意保険を解約しないといけないのですがこれが電話からしか受け付けてなくて最強に憂鬱なのです。死

デボンポートではとりあえず私をランドリーに降ろしてもらいBTは宿泊先のバッパーへ荷物を置きに行きました。

ランドリー、いままで見た中でダントツ値段が高くてびっくりでした。足元見やがって…

あとウォッシング1回5ドルだったのですが1ドル硬貨が無く2ドル硬貨を3枚入れたらおつりが出てこなくて泣きました。

乾燥機もケチって15分だけにしたら一部分濡れてて最悪でした。入れたコインの金額で動く時間を設定すな。

ランドリーが終わったあとはBTに拾ってもらう予定の場所まで大荷物抱えて歩いていました。これが意外と遠くてしんどかった。

すると前に車が一台止まっておばさまが出てくると「うしろから見てたけど大変そうね!!目的地まで送ってくけど乗る?!」と言ってくれました。

お言葉に甘えさせていただき乗せてもらいました。おばさまはメルボルン出身だそうで私がスピリットオブタスマニアでメルボルン行くんだ〜というと乗り場までは誰かが送ってくれるんだよね!?!?!?!?と確認してきて改めてタスマニアの人々の優しさに触れることができました。多謝

無事にBTに拾ってもらい港まで送ってもらいました。

最後の別れのときに彼女には「これは本当に大切なことなんだけれど、事故だけは気をつけて」と何回も言っておきました。

ちなみに荷物全て持ち込めると思っていたら大きすぎるリュックは預けてね〜と言われお泊りセットを散り散りにしまった私はしばらく手荷物所でガサゴソしていました。

船が出るときには外に出て最後の景色を眺めていたのですが遠くに両親と行ったクレイドルマウンテンが見えてデボンポートの街も素晴らしくて夕日が綺麗で桟橋から手を振ってくれる人がちらほらいて、あぁここで半年間生活できてよかったなあ…とむちゃくちゃに感傷に浸りました。船でのその後の地獄は別として船を選んでよかったです。

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遠くにうっすら見えるクレイドルマウンテン。いろんな思い出が込み上げてきてほんと泣きそうになった

ゲロ吐きそう。飛行機にすりゃよかった

いやはやスピリットオブタスマニア、綺麗だしベッド付きの4人部屋にしたので寝床もシャワーもトイレもあるしいいですなあ!

部屋に入ると誰もいなかったので出航する前にそそくさとシャワーを浴びました。その選択は大正解だった

ちなみに先日再会したベリーボーイも行きにこちらの船で来たらしいのですが「夜に星を見たくて夜便にしたけど船酔いでそれどころじゃなかった」と語っていました。
その時は子供じゃないんだからハハ…と思っていました(ちなみにわたしが取ったのも夜便)

ちなみに荷物騒ぎでうっかり貴重な食料(パン)を預け入れていまったので食料は手持ちのチョコしかないわたし。

空腹だと船酔いしやすいのでお腹を満たすためにサンドイッチとスナックを買いました。これで10ドルくらい。た、たかーーい!!!!

だらだら食べて星々でも観察して歯磨いて寝るかなーと立ち上がってウロチョロすると、なんか船の揺れやばくないか!?!?

というか外に出ようと思ってドア開けたらあり得ん暴風で外にでるどころの騒ぎじゃない!!!星見てる場合じゃねえ!

いや待て少し船内を歩いただけですごく気持ち悪い。でも歯磨かないと…
と思い人の少ないトイレでじっくり歯を磨いて部屋に戻ろうとするものの船酔いでぎもぢわるい…

どうにかこうにか部屋に戻って横になったけれど船の揺れを全身で感じる…感じるぞ…そして気持ち悪い!!!吐きそう!!!!

この時船を選択したことを死ぬほど後悔しました。

あとから部屋にやってきたホバート出身の女の子が完全ネイティブの子で心配してレセプションで酔い止めもらえるらしいと言ってくれましたが
多分そこに行くまでの間に吐く。

女の子のパパもやばい酔ってるらしくその子もちょっと酔っていたみたいで
「横になると少し楽になるわねー」と言っていました。

その後私のことなど興味を持って色々聞いてくれましたが、もうまじでそれどころじゃない会話してるとどんどん気持ち悪くなってくるし全然英語思い浮かばない!吐く!ゲロを吐いてしまう!

彼女も眠りについてくれたので意識を集中させて眠ることだけを考えました。

「船酔い 対処法」検索 とかやりたかったのですがそもそも電波がねえ!!ここには揺れしかない!!吐いてまう!

なんとか眠れて夜中の2時ごろに目を覚ましましたが吐き気はだいぶ治まっていました。水を飲んで再び眠ることができて寝ているうちに無事メルボルンへ到着。

いやー船。だいぶ辛かった。豪華客船だったら揺れないんすかね?あたしゃ無理だわ

室内で素敵な出会いもあったのですが船酔いでそれどころじゃなく名前もわからないままお別れとなってしまいました。またいつかどこかで


そんなこんなで3月3日の朝8時前にメルボルンへほっぽりだされてしまい、その辺で船で食べられなかったパンを食べたあとにバッパーへ向かいました。

とくにメルボルンで見たいものもなく写真の編集や絵でも描いて過ごそうかなーといった感じです。名所的なものは見ておこうかと思います。

これからは帰国までひとり旅の予定なのでこのnoteも更新頻度を増やしていきたいと意気込んでます!がんばるぞい!

学習のほうもですね、ちゃんとやりますので期待していてください。期待にこたえます。次回からは今週の学習状況を活気づけます!たぶん


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