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車中泊を活かした都市型ライフスタイルのススメ(前編)

この記事の結論を3行でまとめると?

東京なら、自動車に寝泊まりしながら、コワーキングスペースに通ったり、コンビニを冷蔵庫にして、24時間営業のジムでシャワーと運動をしながら、お仕事できるのですが…それなりに人を選びつつも楽しいですよ!というお話です。

いろいろサボっていたので改めて自己紹介

昔から私の電気自動車(EV)と、地方の市街化調整区域外の土地活用のネタを読んでくださっていたみなさま、ご無沙汰しております。なかめです。

VALU という仮想通貨を活用した個人の価値を可視化するサービスで私のこと知ってる方は日々お世話になっております。

そして、このタイトルにひかれて初めて訪れてくださった方!いろいろと脱線気味で、かつ、気まぐれにしか更新されない恐れがありますが、なかなかよそでは体験できないネタを仕入れておりますので、気長に付き合ってくださると幸いです。

最近こんな生活をされている方を知る機会が

Facebook の友人の投稿で、永田町でバンを駐車場に停めて暮らしてる方がいると聞き、ググってみたところ、あらオシャレ!そして、ベンツトランスポーターが超イカす池田さんを発見!(雑な紹介で恐縮です)

「クルマ以上、家未満。都市型バンライフがかなえる、新しい暮らし」(前編)
『ほぼ寝るためだけに埼玉の実家に住んで、東京の仕事先と通勤電車で往復するのも苦痛だし、でも都心でベッドだけの部屋を借りるためだけに10万円支払うのもナンセンスだし。札幌の家賃は一軒家で2万円だったので、今更東京で狭い部屋に高い家賃を払うことに「逆都落ち」感がありました。』
「クルマ以上、家未満。都市型バンライフがかなえる、新しい暮らし」(後編)
『独り身になって、あらためて自分には本当に限られたパーソナルなスペースといくつかのモノだけ持っていればよい、ということがわかったんです。他は全部シェアでいい。むしろシェアすることでより良いモノを使える。ジェットバスやサウナを所有するって大変じゃないですか? だから全部持とうとしなくてよいんです。』

この引用部分にすごぶる共感しまくりで、かつ私が昔やっていたような、車での都心ライフをよりスタイリッシュに実践されてるのを眺めつつ、自分の場合、こんなことしてました、というまとめを書きたくなった次第です。

シェアハウス生活は充実してたけど・・・

私の場合、2011年からシェアハウス生活をはじめて、いろんなシェアハウスを転々としながら、それなりに快適に過ごしながら、コスパを求めるとQOLが下がるし、快適さを求めると無駄が多いし、どこも帯に短し、たすきに長し、みたいなモヤモヤ感がずっとありました。

でもって、車中泊生活を始める2014年夏の1年前ぐらいから、NYから東京にきてマンションを買ってリノベしてた外国人とシェア生活をしてたんです。

ここは60平米弱ぐらいのちょっと小さめのマンションで、そこを寝室スペースをおもっきし削ってキッチンとリビングをドーン!みたいなワイルド感あふれるリノベをしていて、実際住んでみると、排水が詰まったり結構大変だったのですけどw、写真左の私の壁の向こうにある寝室スペースは、約2畳ぐらい、ダブルベッドのマットレスを置いたら何も置く場所がない広さでした。

とはいえ、自分的にはかなり快適に過ごせて、自分のライフスタイルに合う住居として一つの理想かな、と感じてました。家賃も85000円ぐらいで代々木公園から徒歩5分の立地としては格安でしたしね。

2012年頃に描いていた住居を機能で分ける構想

自分のライフスタイルに合う物件に出会えないことへの欲求不満をさかのぼると、この部屋に住ん出た頃からさらに2年前、2012年頃に、渋谷の奥渋エリア(東急ハンズ渋谷店からさらに代々木公園方向に進んだあたり)に、1日単位でカウンター7席のこじんまりとした店の店長ができる「ひみつキッチン」という店舗を運営してた(その後閉店)時を思い出します。

その時思っていたのが「毎日手料理を作るわけでもないし、居住空間に大きなキッチンを持つのはコストが高いけど、ワンルームの狭小キッチンでは料理はしたくない。うちみたいなレンタルキッチンをいろんな場所でシェアすれば、店として営業しなくても、その場にいる人と食材シェアして食事の時間に交流ができたら毎日ハッピーでは?」みたいなこと。

そして、キッチン問題以外にも、都心で部屋を借りると無駄な設備が一式セットになってる上に、昼は空気を住まわせてるのに、高い固定費を払うことが無駄だなーと思っていて、ひみつキッチンのようなダイニングを主体に交流できる場所、ゲームや映画、読書を楽しめるリビングルーム、寝るだけのベッドしかない部屋、みたいに生活空間を機能で分けて、その日の気分で組合せて、必要な時間だけ共有しながら利用できれば楽しいのなぁ、なんてことを考えていました。

特に、自分は衣食住で言うと住に求めることがとても少なくて、お店のベンチで寝泊まりしてたりしても全然OKなぐらい。そして、当時はそうしたニーズに適う場がないのも不満だったのを覚えています。最近は都内でもオシャレエリアに相場より安めの狭小物件などが増えてきましたよね。

家主とのライフスタイルのすれ違い

さて、前述の部屋に話を戻すと、この部屋に1年ぐらい住み続ける中で、家主の仕事がなかなか安定せずw、でも自宅でパーティー三昧で、ある日突然、AirBnBで自分のベッドスペースを貸し始めたりする生活と、自分の寝室で海外ドラマやアニメ鑑賞に没頭したい私との間で少しずつ言い争いが増えて、そろそろこの暮らしも限界かなーと悩んだりしていました。

そうだ、車で生活しよう!

そんな時期に、父方の祖母がなくなり、父も亡くなっていたために、突然500万ぐらい遺産がころがりこんできました。100マンぐらいベンチャーに投資してくれ、という詐欺話に騙されたりしてしまうのですがw、当時勤めていた外資系のIT会社も退職して、生活も少しミニマルにしたいけど、また次のシェハウスを探して居心地をリセットするのも…と迷っていた時に、数年前に日産自動車で電気自動車のお客様相談室に勤務していた時に考えていたプランを思い出したんです。

それは、日産の100%電気自動車「リーフ」の後部座席をベッドに改造してる人が当時からちらほらいらして、案外寝心地悪くなさそうだからキャンピングカー買わなくても、車生活できそうだよなーということ。

さらに中古であれば、当時手が届く価格であること、さらにBOSEのサラウンドスピーカーのオプション設定があったことなどで、月5万円の部屋に5年住んで300万使うなら、300万の車で生活すれば移動も自由だし、イケるのではと検討しはじめます。

そして、タイミング良く250万のBOSEスピーカーオプション付きの中古のリーフを見つけて、ほぼ即決で購入、ルームシェアしてた部屋も出て、深く考えずに行き当たりばったりで車上生活を始めたのでした。

中編につづく

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