【綿町ダイアリー】#511 5月12日、カフェの朝
5月12日。
1週間ぶりにカフェを開ける。
パラパラと小雨が降る朝。
6:30に出社。
8時の開店までまだだいぶ時間があるので
本でも読もうと思ったがカフェを開ける事にした。
少しの気まぐれで早くに開けてみたら
次から次へとお客様が来られる。
ウォーキング途中の若い女性、
小さなお子様連れのお父さん、
派手なスポーツバイクのご夫婦、
皆さんテイクアウト。
本格的に雨が降り出す前に活動してるようだ。
少ししてキャリアな感じの女性がご来店。
横浜からだと言う。
明石で用事があるけど時間があるので
それまで姫路城だけふらっと観にきたらしい。
品の良い人で、話が弾む。
薄曇りの日曜の朝。
穏やかなギターサウンドとアールグレイ。
その女性が出ていかれたあとも
心地の良い空気が余韻のように残っている。
こんなステキな人と時間を共にできるのは
カフェマスターの特権だなぁと思うのである。
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